公開日 2017/05/23 10:00
GFKで12ヶ月No.1の人気モデル
マランツ、4chアンプ搭載ネットワークCDレシーバー「M-CR611」にブラックモデルを追加
編集部:伊藤 麻衣
マランツは、4chデジタルアンプを搭載したハイレゾ対応ネットワークCDレシーバー「M-CR611」(関連ニュース)にブラックモデルを追加。6月上旬から発売する。価格は70,000円(税抜)。
M-CR611は、「M-CR610」(関連ニュース)の後継モデルとして2015年に登場。CD再生をはじめ、ハイレゾ対応のネットワーク再生、USBメモリー再生、Spotify、AirPlay、Bluetooth、FM/AMラジオなど様々なソースの再生に対応。DSD再生も可能となっている。
4chのフルバランス・デジタルアンプを搭載したことが大きな特徴で、バイアンプ駆動や2系統のスピーカー駆動にも対応。Wi-Fiも内蔵しており、同社のHi-Fi専用コントロールアプリ「Marantz Hi-Fi Remote」から操作が行える。ブラックの追加により、シルバーと併せての2色展開となる。
プレス向けの説明会では、マランツのマーケティング担当である高山健一氏が登場。M-CR611ブラックモデル誕生の経緯などを説明してくれた。
M-CR611は、GFKデータの市場シェア調査において2016年5月から2017年4月まで12ヶ月連続でナンバー1を獲得。「ここまでの好評をいただけたことは、正直予想外でした」と高山氏。
M-CR611がこれだけの支持を得た理由として、高山氏は「音にこだわったプレミアムなミニコンポであることに、興味を持っていただいているように感じます」と説明する。
実際、M-CR611はコンパクトで洗練されたデザインのミニコンポながら、同社のHi-Fiコンポーネントと同様に音質第一の設計が為されている。実用最大出力60W+60W(6Ω)のデジタルアンプを搭載。デジタルアンプの要所となるPWMプロセッサーには新型のローノイズスタンプを採用している。また、ゲートドライバーの電源部にはESR(等価直列抵抗)が極めて低いとされる伝導性ポリマーコンデンサーを用い、ノイズレベルの低減を図った。パワーアンプ部の電源には、ハイスピードと容量を両立したという専用のカスタムコンデンサーを搭載する。
サウンドチューニングも、Hi-Fiコンポーネントと同様のプロセスで実施されたとのこと。グラウンドラインを含むオーディオ回路を左右対称にレイアウトすることで、左右chの音質差を排除。左右chの電源ラインを独立させることで、セパレーションの向上を実現したとする。
また、基板上のグラウンドラインを最適化することでインピーダンスを下げ、パワーアンプのドライブ能力を最大限に引き出している。ローパスフィルター回路には、本機のためにチューニングされた専用設計の無酸素銅(OFC)線とマンガン亜鉛コアによるインダクター、上級Hi-Fiコンポーネントにも使用されている高音質フィルムコンデンサーを採用する。
サイズ292W×105H×305Dmmのコンパクトボディながら、“マランツサウンド”を実現した。
デザイン面では、M-CR611からフロントにイルミネーションを採用。これはマランツの上位Hi-Fiコンポーネントを意識したもので、イルミネーションが音質に影響を与えない配慮もされている。シンメトリーレイアウトや3ピースのフロントパネル、スターマークなど、マランツ伝統のデザインもしっかりと受け継いでいる。
「音質はHi-Fiモデルに引けを取らず、ルックスも高級感がある。ミニコンポとしては高級モデルですが、カジュアルに音楽を楽しみたいけれど音質は妥協したくないという方に評価していただいているようです」(高山氏)。
また、「今、ミニコンポには多機能性が求められるが、M-CR611には十分な多機能性に加え、オリジナルの独特な機能があります」と、本機のバイアンプ機能を改めてアピール。「M-CR611のバイアンプ機能の使用率は、ヨーロッパやアメリカと比べて、日本は非常に高い」という。
4chデジタルアンプの搭載により、バイワイヤリング対応スピーカーの低域用、高域用のスピーカーユニットをそれぞれ独立したアンプで駆動。これにより干渉を排除し、より原音に忠実な音楽再生を実現できるとする。さらに4chアンプを使って2組のスピーカーを同時に、または切り替えて鳴らすことも可能で、2つの部屋で音楽を楽しむこともできる。
最後に高山氏は、「M-CR611にカラーバリエーションを追加できるようになったのも、お客様の強いご愛顧があってのこと。シルバーモデルの発売当初からブラックもほしいという声が多かった。それにお答えできるようになったことが非常に嬉しいです」と語った。
M-CR611は、「M-CR610」(関連ニュース)の後継モデルとして2015年に登場。CD再生をはじめ、ハイレゾ対応のネットワーク再生、USBメモリー再生、Spotify、AirPlay、Bluetooth、FM/AMラジオなど様々なソースの再生に対応。DSD再生も可能となっている。
4chのフルバランス・デジタルアンプを搭載したことが大きな特徴で、バイアンプ駆動や2系統のスピーカー駆動にも対応。Wi-Fiも内蔵しており、同社のHi-Fi専用コントロールアプリ「Marantz Hi-Fi Remote」から操作が行える。ブラックの追加により、シルバーと併せての2色展開となる。
プレス向けの説明会では、マランツのマーケティング担当である高山健一氏が登場。M-CR611ブラックモデル誕生の経緯などを説明してくれた。
M-CR611は、GFKデータの市場シェア調査において2016年5月から2017年4月まで12ヶ月連続でナンバー1を獲得。「ここまでの好評をいただけたことは、正直予想外でした」と高山氏。
M-CR611がこれだけの支持を得た理由として、高山氏は「音にこだわったプレミアムなミニコンポであることに、興味を持っていただいているように感じます」と説明する。
実際、M-CR611はコンパクトで洗練されたデザインのミニコンポながら、同社のHi-Fiコンポーネントと同様に音質第一の設計が為されている。実用最大出力60W+60W(6Ω)のデジタルアンプを搭載。デジタルアンプの要所となるPWMプロセッサーには新型のローノイズスタンプを採用している。また、ゲートドライバーの電源部にはESR(等価直列抵抗)が極めて低いとされる伝導性ポリマーコンデンサーを用い、ノイズレベルの低減を図った。パワーアンプ部の電源には、ハイスピードと容量を両立したという専用のカスタムコンデンサーを搭載する。
サウンドチューニングも、Hi-Fiコンポーネントと同様のプロセスで実施されたとのこと。グラウンドラインを含むオーディオ回路を左右対称にレイアウトすることで、左右chの音質差を排除。左右chの電源ラインを独立させることで、セパレーションの向上を実現したとする。
また、基板上のグラウンドラインを最適化することでインピーダンスを下げ、パワーアンプのドライブ能力を最大限に引き出している。ローパスフィルター回路には、本機のためにチューニングされた専用設計の無酸素銅(OFC)線とマンガン亜鉛コアによるインダクター、上級Hi-Fiコンポーネントにも使用されている高音質フィルムコンデンサーを採用する。
サイズ292W×105H×305Dmmのコンパクトボディながら、“マランツサウンド”を実現した。
デザイン面では、M-CR611からフロントにイルミネーションを採用。これはマランツの上位Hi-Fiコンポーネントを意識したもので、イルミネーションが音質に影響を与えない配慮もされている。シンメトリーレイアウトや3ピースのフロントパネル、スターマークなど、マランツ伝統のデザインもしっかりと受け継いでいる。
「音質はHi-Fiモデルに引けを取らず、ルックスも高級感がある。ミニコンポとしては高級モデルですが、カジュアルに音楽を楽しみたいけれど音質は妥協したくないという方に評価していただいているようです」(高山氏)。
また、「今、ミニコンポには多機能性が求められるが、M-CR611には十分な多機能性に加え、オリジナルの独特な機能があります」と、本機のバイアンプ機能を改めてアピール。「M-CR611のバイアンプ機能の使用率は、ヨーロッパやアメリカと比べて、日本は非常に高い」という。
4chデジタルアンプの搭載により、バイワイヤリング対応スピーカーの低域用、高域用のスピーカーユニットをそれぞれ独立したアンプで駆動。これにより干渉を排除し、より原音に忠実な音楽再生を実現できるとする。さらに4chアンプを使って2組のスピーカーを同時に、または切り替えて鳴らすことも可能で、2つの部屋で音楽を楽しむこともできる。
最後に高山氏は、「M-CR611にカラーバリエーションを追加できるようになったのも、お客様の強いご愛顧があってのこと。シルバーモデルの発売当初からブラックもほしいという声が多かった。それにお答えできるようになったことが非常に嬉しいです」と語った。