トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2017/09/29 17:05
ハイエンドスピーカーの新モデルも登場

<TIAS>TechDAS「Air Force」史上最もコンパクトな最新モデル/CH PrecisionやOCEAN WAYなどにも注目展示

編集部:押野 由宇
東京・有楽町で「2017 東京インターナショナルオーディオショウ」が開幕した。今年で35回めを迎える本イベントでは、本日9月29日〜10月1日までの3日間にわたり、国内外で190を超えるブランドのオーディオ製品が展示される。本稿では、ステラ、ゼファンのブースをレポートする。

多くの来場者で賑わうステラ/ゼファンのブース

ステラのブースでは、同社が取り扱うTechDASのアナログプレーヤー「Air Force」やVIVID Audio「GIYA G1 SPIRIT」スピーカーなどを組み合わせたハイエンドオーディオ・システムでの試聴が行われた。

目を引くVIVID Audio「GIYA G1 SPIRIT」

なかでもAir Forceシリーズについては、これから発売予定の新製品を参考出展。2018年春頃の発売を予定しているという「Air Force V」は、本体筐体部にモーターを内蔵し、従来モデルで最もコンパクトだった「Air Force III」よりさらに小型化を実現したモデル。価格は予価で980,000円(税抜)と、シリーズのエントリーに位置付けられる。

「Air Force V」

二重構造設計のアルミ合金製プラッターを搭載。Air Force IIIと同様に、トーンアームはショートとロング合わせて最大4本を装着できる。

また、同じく2018年春頃の発売予定として、Air Force TwoとAir Force IIIのグレードアップモデルとなる「Air Force Two Premium」(予価4,200,000円/税抜)と「Air Force III Premium」(予価2,400,000円/税抜)を展示。

「Air Force Two Premium」

「Air Force III Premium」

それぞれ従来比2倍のエアーコンデンサー容量を持つ強化電源を搭載。また、プラッターがアルミから超重量級砲金製に変更されており、その質量はAir Force Two Premium用が34kg、Air Force III Premium用が29kgとなる。

ほか、HIGH END 2017などで発表されたフラグシップモデル「Air Force Zero」のモーターとアッパープラッターも、「Air Force One Premium」と組み合わせるかたちで参考出品された(関連ニュース)。

「Air Force One Premium」に組み合わせられた「Air Force Zero」のモーターとアッパープラッター

同室でブースを展開するゼファンは、MARTENやOCEAN WAYなどのスピーカーを使用したシステムを構築した。

ゼファンブースはプレーヤーにSMEやCH Precisionを用意

CH Precisionの「1」シリーズは、CD/SACDユニットやモノラルDAC、ステレオ/モノラルパワーアンプや外部電源ユニットなど幅広いラインナップを誇る。なかでも新製品となる10MHzタイムリファレンスクロック「T1」などでは、内部に搭載するクロックモジュールなどを取り出した特別展示を行っていた。

CH Precision「T1」

「T1」に搭載されるクロックモジュールも展示

MARTENの3ウェイバスレフ型スピーカー「MINGUS QUINTET」は、10月発売予定の新製品。価格はピアノブラックフィニッシュが6,500,000円/ペア(税抜)、ピアノウォルナットフィニッシュが6,800,000円/ペア(税抜)。

MARTEN「MINGUS QUINTET」

ドライバーユニットはすべてAccuton製で、低域には7インチアルミニウム・ハニカムサンドイッチドームベースドライバーを3基、中域には5インチのセラミックミッドレンジドライバーを1基、高域には0.75インチのダイヤモンドトゥイーターを1基搭載。精密に制作されたドライバーは中心点が同一のため、時間と位相が100%同期されるとしている。

またOCEAN WAYからも、10月発売予定の新製品「MONTEREY」が用意された。価格は5,200,000円/ペア(税別)。ステレオアンプなら2台、モノラルアンプなら4台で駆動するバイアンプ専用の3ウェイ4スピーカーシステムで、専用のDSPアクティブクロスオーバーを付属する。

OCEAN WAY「MONTEREY」

ほか、10月1日より、ゼファンがSMEブランドの日本国内での取り扱いを開始。それに伴い、アナログプレーヤー「MODEL 15」や各トーンアームなどの従来モデルがブースに一斉展示された。

SME「MODEL 15」

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 月額3万円の最強ChatGPTに「電源で音質が変わるか」と聞いたら意外な展開に
2 ビックカメラ、「福箱」店頭販売は1/1 10時から。iPadやSwitch福箱も
3 LD、カセット、オープンリール……オーディオ買取専門店は「消えたメディア」をどこまで買い取ってくれる?
4 サラウンドって人生変わるほど楽しい! デノン「AVR-X1800H」でPolk/DALI/B&Wのシアターシステム聴いてみた
5 価格を忘れる高音質!Bluesoundの“超ハイコスパ”ストリーマー「NODE NANO」レビュー
6 QobuzもAmazonもこれ一台!コスパ抜群、機能も満点。ストリーマーの決定版「WiiM Ultra」を徹底ハンドリング
7 ゼンハイザーの人気イヤホン/ヘッドホンが最大約51%オフのホリデーセール。「IE 900」のイヤーピース同梱品などがお得に
8 【ミニレビュー】“初めてのオーディオボード” にも最適。アンダンテラルゴの小型ボード「Primo Board」
9 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
10 エミライ、FIIOやNoble Audio製品を特別価格で販売するアウトレットセール。数量限定で12/25まで
12/24 10:34 更新

WEB