公開日 2018/01/13 14:27
47研は外部電源3筐体を持つCDプレーヤーを展示
<TOKYO AUDIO BASE>マークオーディオ創始者が最新スピーカーを解説、ゾノトーンと組み合わせてデモ
編集部:押野 由宇
「オーディオで音楽を愉しむ、オトナの秘密基地」をコンセプトとしたオーディオイベント「TOKYO AUDIO BASE 2018」が、1月13日・14日の2日間、東京・千代田区神田淡路町で開催されている。
本稿では、ゾノトーン/フィディリティムサウンド、四十七研究所/楫音舎、オーディオデザインのブース内容を紹介する。
■ゾノトーン/フィディリティムサウンド
ゾノトーンとフィデリティムサウンドは、共同でブースを出展。フィデリティムサウンドが取り扱うスピーカーメーカー、Markaudio(マークオーディオ)の製品に、ゾノトーンのケーブルを組み合わせての試聴が行えるようになっていた。
イベントには、マークオーディオの創始者としてユニット開発を行うマークフェンロン氏が登場。シングルサスペンションスピーカー「Alpair7MS」「Alpair11MS」について、開発エピソードや製品の紹介を行った。
マークフェンロン氏は同社スピーカーについて、「指向性の高いスピーカーは音の空洞を作ってしまうので、音を広い範囲に広げて鳴らすことが音楽再生において重要となる。常にリスニングポジションで聴くことができない場合でも、リビングのどこにいても同じように良い音が楽しめるように設計している」と説明した。
またゾノトーンのスピーカーケーブルとしては現在最新モデルにしてフラグシップとなる「7NSP-Shupreme X」が注目と人気を集めているが、マークフェンロン氏は超高純度7NクラスCuを4種素材をハイブリッドした「Royal Spirit SP-1」を特に評価しているという。来場者も、その幅広いラインナップの聴き比べを楽しんでいた。
■四十七研究所/楫音舎
四十七研究所は、新製品となるDAC内蔵CDプレーヤー「IZUMI」を用いたCD再生と、同社ロングセラーモデルのターンテーブル「Koma」およびトーンアーム「Tsurube」によるアナログシステムでのデモを実施。
IZUMIは外部電源1つを装備したステレオDAC内蔵タイプ「model 4741S」(¥540,000/税抜)と、DACをL/R独立してそれぞれに外部電源を用意、合計3つの外部電源で駆動する「model 4741G」(¥660,000/税抜)の2バージョンをラインナップ。同社は「DACの電源にこだわることでの音質的な効果は大きい」と、同製品の構成について説明した。
また、今後の製品展開としてはトーンアームの開発を行っているという。まだその発売時期や価格については未定だが、トラッキングエラーとインサイドフォースというトーンアームの音質に関係する課題に取り組んだ製品になるとのこと。
またアナログシステムには、楫音舎が展開するPLATANUSブランドのMCカートリッジ「2.0S」を装着。2016年に多くのカートリッジ制作に携わってきた助廣哲也氏により立ち上げられた、新鋭の国産ブランドのサウンドに、来場者はじっくりと耳を傾けていた。
■オーディオデザイン
オーディオデザインのブースでは、同社のUSB-DAC「DCDAC-200」に、プリアンプ「DCP-240」とパワーアンプ「DCPW-240」およびプリメインアンプ「DCPMA-100」を組み合わせたシステムを用意。CDプレーヤーのほか、パソコンと、パイオニアの「Stellanova」を利用したハイレゾ再生もデモされた。
DCPW-240は出力270W+270W(XLR)に歪率0.0007%(@200W)、S/N134dBを実現したステレオパワーアンプ。下部にトランスと電解コンデンサーを配置し、上部に信号回路をレイアウトした2階建て構造を採用するなど、同社のアンプ開発におけるノウハウを全て投入したという。
スピーカーにはディナウディオ「Confidence C4」およびエラック「BS-312」を用意し、その駆動力をもって迫力あるサウンドを楽しむことができた。
本稿では、ゾノトーン/フィディリティムサウンド、四十七研究所/楫音舎、オーディオデザインのブース内容を紹介する。
■ゾノトーン/フィディリティムサウンド
ゾノトーンとフィデリティムサウンドは、共同でブースを出展。フィデリティムサウンドが取り扱うスピーカーメーカー、Markaudio(マークオーディオ)の製品に、ゾノトーンのケーブルを組み合わせての試聴が行えるようになっていた。
イベントには、マークオーディオの創始者としてユニット開発を行うマークフェンロン氏が登場。シングルサスペンションスピーカー「Alpair7MS」「Alpair11MS」について、開発エピソードや製品の紹介を行った。
マークフェンロン氏は同社スピーカーについて、「指向性の高いスピーカーは音の空洞を作ってしまうので、音を広い範囲に広げて鳴らすことが音楽再生において重要となる。常にリスニングポジションで聴くことができない場合でも、リビングのどこにいても同じように良い音が楽しめるように設計している」と説明した。
またゾノトーンのスピーカーケーブルとしては現在最新モデルにしてフラグシップとなる「7NSP-Shupreme X」が注目と人気を集めているが、マークフェンロン氏は超高純度7NクラスCuを4種素材をハイブリッドした「Royal Spirit SP-1」を特に評価しているという。来場者も、その幅広いラインナップの聴き比べを楽しんでいた。
■四十七研究所/楫音舎
四十七研究所は、新製品となるDAC内蔵CDプレーヤー「IZUMI」を用いたCD再生と、同社ロングセラーモデルのターンテーブル「Koma」およびトーンアーム「Tsurube」によるアナログシステムでのデモを実施。
IZUMIは外部電源1つを装備したステレオDAC内蔵タイプ「model 4741S」(¥540,000/税抜)と、DACをL/R独立してそれぞれに外部電源を用意、合計3つの外部電源で駆動する「model 4741G」(¥660,000/税抜)の2バージョンをラインナップ。同社は「DACの電源にこだわることでの音質的な効果は大きい」と、同製品の構成について説明した。
また、今後の製品展開としてはトーンアームの開発を行っているという。まだその発売時期や価格については未定だが、トラッキングエラーとインサイドフォースというトーンアームの音質に関係する課題に取り組んだ製品になるとのこと。
またアナログシステムには、楫音舎が展開するPLATANUSブランドのMCカートリッジ「2.0S」を装着。2016年に多くのカートリッジ制作に携わってきた助廣哲也氏により立ち上げられた、新鋭の国産ブランドのサウンドに、来場者はじっくりと耳を傾けていた。
■オーディオデザイン
オーディオデザインのブースでは、同社のUSB-DAC「DCDAC-200」に、プリアンプ「DCP-240」とパワーアンプ「DCPW-240」およびプリメインアンプ「DCPMA-100」を組み合わせたシステムを用意。CDプレーヤーのほか、パソコンと、パイオニアの「Stellanova」を利用したハイレゾ再生もデモされた。
DCPW-240は出力270W+270W(XLR)に歪率0.0007%(@200W)、S/N134dBを実現したステレオパワーアンプ。下部にトランスと電解コンデンサーを配置し、上部に信号回路をレイアウトした2階建て構造を採用するなど、同社のアンプ開発におけるノウハウを全て投入したという。
スピーカーにはディナウディオ「Confidence C4」およびエラック「BS-312」を用意し、その駆動力をもって迫力あるサウンドを楽しむことができた。