公開日 2018/03/14 19:46
ディスプレイの消灯に対応
RME、独自のIEM用出力端子を備えたDAコンバーター兼ヘッドホンアンプ「ADI-2 DAC」
編集部:伊藤 麻衣
(株)シンタックスジャパンは、同社が取り扱うRMEのDAコンバーター兼ヘッドホンアンプ「ADI-2 DAC」を4月26日より発売する。価格はオープンだが、150,000円前後での実売が予想される。
ADI-2 DACは、2016年発売のAD/DAコンバーター「ADI-2 Pro」(関連ニュース)をベースに、新開発のIEM出力端子や付属リモコンを追加。11.2MHz DSDや768kHz/32bit PCM対応と、バランス駆動対応を継承し、ASIOネイティブもサポートする。
音声処理はDSPベースで行われ、高いジッター除去能力を持つ独自のクロック技術「SteadyClock III」をさらにアップデートした、新開発の「SteadyClock FS」を搭載。電源は外部電源アダプターで供給を行う。
「SteadyClock FS」は、アナログPLL回路のアップデートを行ない、DDSとPLLの両方に低位相雑音水晶発振器を参照させることでセルフ・ジッターの抑制効果を向上。仕様はピコ秒を超えるフェムト秒(Femto Second)の領域に達しており、それが「SteadyClock FS」という名前の由来になっているとのこと。
アナログ出力は、本体背面にXLRバランスとRCAアンバランスを装備。接続するスピーカーやアンプなどに応じて最適なレベル信号を送出するための高品質電子スイッチを内蔵し、0 - 18dB(6dB単位)まで4段階で切替可能。また、出力レベルに応じて基準レベルが自動で切り替わるAuto Ref Levモードも備える。
フロント・パネルには、Extreme Power出力(6.3mm標準)端子と、新開発のIEM出力(3.5mmミニ)端子を装備。Extreme Power出力では、ハイ・インピーダンス・ヘッドホンも余裕を持ってドライブできる。IEM出力は、IEMに最適化された出力端子で、出力レベルをExtreme Power出力より10dB下げ、出力インピーダンスはほぼ0Ω、THDはRME史上もっとも低いレベルを実現。据置モデルながら高感度でロー・インピーダンスなインイヤー・モニターを使用できるとする。
入力端子には、USB端子、SPDIFコアキシャル、ADAT/SPDIFオプティカルを各1系統ずつ備える。
クラス・コンプライアント・モード(CCモード)により、MacやiOSとの接続において専用ドライバーは不要。Windowsについては、同社の専用ASIOドライバーを提供している。
本機は、付属のリモコンで電源のオン/オフ、音量の調整、入力選択(光/同軸/USB)、ミュートのオン/オフが可能。ボタンは使用頻度が高い機能のみを厳選しており、直感的な操作を実現したとする。また、カスタマイズ可能なボタンを4つ備え、20種類の機能や設定から好みのものを割り当てられる。
ディスプレイ部分は、画面の明るさや色合いの変更が可能で、背景色を黒に変更する「Darkモード」に加え、LEDを全て自動消灯する「AutoDarkモード」を搭載する。
そのほかの機能では、768kHz対応の5バンド・パラメトリックEQを搭載。機器による音質の差を整えたり、スピーカーやルームのキャリブレーション、またLR個別のEQ調整ができるDual EQにより、聴覚障害による左右音声のアンバランスの補正にも活躍するという。
外形寸法は215W×52H×150Dmmで、質量は1.0kg。
ADI-2 DACは、2016年発売のAD/DAコンバーター「ADI-2 Pro」(関連ニュース)をベースに、新開発のIEM出力端子や付属リモコンを追加。11.2MHz DSDや768kHz/32bit PCM対応と、バランス駆動対応を継承し、ASIOネイティブもサポートする。
音声処理はDSPベースで行われ、高いジッター除去能力を持つ独自のクロック技術「SteadyClock III」をさらにアップデートした、新開発の「SteadyClock FS」を搭載。電源は外部電源アダプターで供給を行う。
「SteadyClock FS」は、アナログPLL回路のアップデートを行ない、DDSとPLLの両方に低位相雑音水晶発振器を参照させることでセルフ・ジッターの抑制効果を向上。仕様はピコ秒を超えるフェムト秒(Femto Second)の領域に達しており、それが「SteadyClock FS」という名前の由来になっているとのこと。
アナログ出力は、本体背面にXLRバランスとRCAアンバランスを装備。接続するスピーカーやアンプなどに応じて最適なレベル信号を送出するための高品質電子スイッチを内蔵し、0 - 18dB(6dB単位)まで4段階で切替可能。また、出力レベルに応じて基準レベルが自動で切り替わるAuto Ref Levモードも備える。
フロント・パネルには、Extreme Power出力(6.3mm標準)端子と、新開発のIEM出力(3.5mmミニ)端子を装備。Extreme Power出力では、ハイ・インピーダンス・ヘッドホンも余裕を持ってドライブできる。IEM出力は、IEMに最適化された出力端子で、出力レベルをExtreme Power出力より10dB下げ、出力インピーダンスはほぼ0Ω、THDはRME史上もっとも低いレベルを実現。据置モデルながら高感度でロー・インピーダンスなインイヤー・モニターを使用できるとする。
入力端子には、USB端子、SPDIFコアキシャル、ADAT/SPDIFオプティカルを各1系統ずつ備える。
クラス・コンプライアント・モード(CCモード)により、MacやiOSとの接続において専用ドライバーは不要。Windowsについては、同社の専用ASIOドライバーを提供している。
本機は、付属のリモコンで電源のオン/オフ、音量の調整、入力選択(光/同軸/USB)、ミュートのオン/オフが可能。ボタンは使用頻度が高い機能のみを厳選しており、直感的な操作を実現したとする。また、カスタマイズ可能なボタンを4つ備え、20種類の機能や設定から好みのものを割り当てられる。
ディスプレイ部分は、画面の明るさや色合いの変更が可能で、背景色を黒に変更する「Darkモード」に加え、LEDを全て自動消灯する「AutoDarkモード」を搭載する。
そのほかの機能では、768kHz対応の5バンド・パラメトリックEQを搭載。機器による音質の差を整えたり、スピーカーやルームのキャリブレーション、またLR個別のEQ調整ができるDual EQにより、聴覚障害による左右音声のアンバランスの補正にも活躍するという。
外形寸法は215W×52H×150Dmmで、質量は1.0kg。