トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2018/08/20 17:03
日本の電源環境にも適応する100V仕様に

KUZMA、同社最小アナログプレーヤー第三世代モデル「STABI S COMPLETE SYSTEM III」

編集部:川田菜月
シーエスフィールドは、同社が取り扱うKUZMA(クズマ)ブランドのアナログプレーヤー「STABI S COMPLETE SYSTEM III」を8月21日から発売する。価格はモーター電源直結タイプが¥698,000(税抜)、パワーサプライタイプが¥980,000(税抜)。

「STABI S COMPLETE SYSTEM III」

無垢の直径50mmのブラス・ロッド2本で構成された、同社の小型アナログプレーヤー「STABI S」シリーズ(関連ニュース)の第三世代モデル。モーター電源直結タイプは発注時に50Hzまたは60Hzを指定する必要がある。

STABI S COMPLETE SYSTEM IIIでは、プラッターを従来の20mmから30mm厚として増量し、内部構造も変更して重量バランスを改善することで、回転精度およびダンピング効果を向上させたという。

パワーサプライもより高精度なものにバージョンアップ。本機より日本の電源環境にも適応する100V仕様とし、より安定した電源の確保が可能とのこと。フロントパネルには設定ボタンがあり、速度(0/33/45回転)の変更と微調整が可能。

パワーサプライもより高精度にバージョンアップ。アクリル製カバーなども付属する

トーンアームはリニューアルした新型「STOGI S」を搭載。無垢のアルミニウムブロックを使用した堅いヘッドシェルに、真鍮無垢を土台とした一点支持回転軸設計で、様々な振動を抑え安定性を保つとしている。今回よりフォノケーブル脱着が可能となり、オプションの純正ケーブル以外(5ピンDIN端子仕様のもの)も使用可能となる。

ターンテーブル全体は付属の高密度合板プレートで支えられる。プラッターとトーンアームを保護するアクリル製カバーも付属する。カートリッジとフォノケーブルは別途必要。

また、同社独自の4点軸受けトーンアーム「4POINT 9(関連ニュース)」を組み合わせた、アドバンス・バージョンも用意。こちらはパワーサプライタイプのみの展開で、価格は¥1,480,000(税抜)となる。

その他オプションとして、純正シルバー合金フォノケーブルをSTOGI S用(長さ1.5m/¥220,000・税抜)、4POINT 9用(長さ1.5m/¥320,000・税抜)、フィンガーリフト(¥4,000・税抜)が用意される。

ターンテーブルの外形寸法は400W×140H×300Dmm、本体質量は13.0kg(プラッターが4.8kg、Tベースが5.5kg)。消費電力は20W。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新

WEB