公開日 2019/07/26 10:49
世界初のコンセプトルーム
KEF、旗艦スピーカーや13.2chサラウンド常設の視聴ルーム「KEF Music Laboratory」を東京・有明にオープン
編集部:小澤貴信
KEF JAPANは、フラグシップスピーカー「MUON」や9.2.4chカスタムインストレーションホームシアターの試聴環境を備えたコンセプトルーム「KEF Music Laboratory」を東京・有明にオープンする。
2017年に東京・有楽町にオープンさせた「KEF Music Gallery」がライフスタイル提案型ショップだったのに対して、今回オープンするKEF Music Laboratoryは、2チャンネルオーディオ/サラウンドシアターの両方で最高峰の試聴環境をそろえた“デモンストレーションルーム”となる。なお、有楽町のKEF Music Galleryは香港に次ぐ世界で2店舗目だったが、このKEF Music Laboratoryは世界初になるという。
7月26日、KEF Music Laboratoryのプレオープニング・セレモニーが開催。KEF JAPANの代表取締役社長であるグレイス・ロー氏が挨拶。また、KEF本社でアコースティックエンジニアを務め、本視聴室の監修も行ったジャック・オクリー・ブラウン氏が自らデモを行った。また、テープカットにはKEFを要するGPグループの会長 ビクター・ロウ氏、KEF JAPANのゼネラルマネージャー 石田克樹氏も参加した。
KEF Music Laboratoryは、広さが約20畳(約32平米)。2chステレオ用には、ペア2,100万円のフラグシップモデル「MUON」が常設される。エレクトロニクス群はアキュフェーズで揃えられ、プリがC-3850、パワーアンプがA-250(2台)、SACDプレーヤーがDP-750となっている。
サラウンドシステムについては、KEFのカスタムインストール向け埋め込み型スピーカーによる9.2.4chシステム(フロント/センター:CI5160REF-THX×3、サラウンド:CI3160RL-THX×4、サラウンドバック:CI5160RL-THX×2、シーリングスピーカー:CI200RR-THX×4、サブウーファー:CI3160RLb×2)がインストールされている。
AVプリはヤマハのCX-A5100、パワーアンプは全chにHEGEL製のものが用いられている。また、シアター用に4Kプロジェクターと130インチ・サウンドスクリーンも常設される。
本施設での試聴については、完全予約制となる。予約方法などについては追ってアナウンスされる。なお、このデモンストレーションルームは、エンドユーザーへの提案の場としてだけでなく、メディア向け発表会や新製品試聴会、販売店スタッフ向けトレーニングなど様々な用途で活用していく予定だという。
デモンストレーションでは、Muonによるステレオ再生、埋め込み型スピーカーによる映画/音楽ソフトのサラウンド再生のデモが行われた。ジャック・オクリー・ブラウン氏は、視聴室の音響監修のポイントのひとつとして「低域のコントロール」を挙げた。具体的には、布の覆われた部屋の壁全面の内側に、吸音材と反射板を交互に配置して、吸音と反射の両方を徹底的に追い込んだとのことだった。
2017年に東京・有楽町にオープンさせた「KEF Music Gallery」がライフスタイル提案型ショップだったのに対して、今回オープンするKEF Music Laboratoryは、2チャンネルオーディオ/サラウンドシアターの両方で最高峰の試聴環境をそろえた“デモンストレーションルーム”となる。なお、有楽町のKEF Music Galleryは香港に次ぐ世界で2店舗目だったが、このKEF Music Laboratoryは世界初になるという。
7月26日、KEF Music Laboratoryのプレオープニング・セレモニーが開催。KEF JAPANの代表取締役社長であるグレイス・ロー氏が挨拶。また、KEF本社でアコースティックエンジニアを務め、本視聴室の監修も行ったジャック・オクリー・ブラウン氏が自らデモを行った。また、テープカットにはKEFを要するGPグループの会長 ビクター・ロウ氏、KEF JAPANのゼネラルマネージャー 石田克樹氏も参加した。
KEF Music Laboratoryは、広さが約20畳(約32平米)。2chステレオ用には、ペア2,100万円のフラグシップモデル「MUON」が常設される。エレクトロニクス群はアキュフェーズで揃えられ、プリがC-3850、パワーアンプがA-250(2台)、SACDプレーヤーがDP-750となっている。
サラウンドシステムについては、KEFのカスタムインストール向け埋め込み型スピーカーによる9.2.4chシステム(フロント/センター:CI5160REF-THX×3、サラウンド:CI3160RL-THX×4、サラウンドバック:CI5160RL-THX×2、シーリングスピーカー:CI200RR-THX×4、サブウーファー:CI3160RLb×2)がインストールされている。
AVプリはヤマハのCX-A5100、パワーアンプは全chにHEGEL製のものが用いられている。また、シアター用に4Kプロジェクターと130インチ・サウンドスクリーンも常設される。
本施設での試聴については、完全予約制となる。予約方法などについては追ってアナウンスされる。なお、このデモンストレーションルームは、エンドユーザーへの提案の場としてだけでなく、メディア向け発表会や新製品試聴会、販売店スタッフ向けトレーニングなど様々な用途で活用していく予定だという。
デモンストレーションでは、Muonによるステレオ再生、埋め込み型スピーカーによる映画/音楽ソフトのサラウンド再生のデモが行われた。ジャック・オクリー・ブラウン氏は、視聴室の音響監修のポイントのひとつとして「低域のコントロール」を挙げた。具体的には、布の覆われた部屋の壁全面の内側に、吸音材と反射板を交互に配置して、吸音と反射の両方を徹底的に追い込んだとのことだった。
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