公開日 2020/11/14 17:53
iFi audio、SONOREの新製品も
<ARO>スフォルツァート、ネットワークボードを刷新した新ネットワークプレーヤー3機種登場
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
評論家・逆木 一氏によるオンラインオーディオショウ、Audio Renaissace Onlineがスタート。本日11月14日(土)と15日(日)の2日間、10時から20時まで、全32コマのYouTubeによるメーカー紹介動画が公開される。なお、この動画はリアルタイム公開終了後すべてアーカイブとして残されるので、後からでも試聴できる。
【スフォルツァート】
1コマ目は「スフォルツァート」が登場、ネットワークプレーヤーの新モデル3機種とネットワークアクセサリー1機種を発表した。既発売の「DSP-Vela」「DSP-Dorado」「DSP-Pavo」のアップデートモデル、それにテレガートナーのネットワークハブに搭載されるM12コネクタとSFPポートを接続できるメディアコンバーターが登場する。
「DSP-Vela」「DSP-Dorado」「DSP-Pavo」については、既発売のモデルから中のネットワークボードを一新。ネットワークボードはネットワーク通信や、FLACの解凍などを担うパーツで、いわばネットワークブレーヤーに内蔵されるPC。以前のモデルは10年前から使っていたボードということで、いわば「10年前のPCを買い換えたような状態」とのこと。
また、入力端子は通常のRJ-45ではなく、SFPポートのみを搭載(RJ-45は非搭載)。加えて、これまではオプションとして選択できたUSB type-Bが基本搭載されるようになる。
その結果、再生可能な最大サンプリング周波数がPCM 768kHz、DSDは22MHzまでに対応できるようになった。また動作も非常に軽快になったということで、実際に動画デモでも、楽曲のプレイリスト制作や再生などの動作が明確に早くなることが確認できる。音質面でも再生にも余裕が生まれた効果が現れているという。
また、「M12コネクタとSFPポートを接続できるメディアコンバーター」については、テレガートナーのネットワークハブ「M12 SWITCH GOLD」を使用しているユーザーに対し、スフォルツァートのSFPポート搭載のネットワークプレーヤーと接続するための製品。非常にニッチな製品であるが、テレガートナーのネットワークハブを利用しており、光ファイバーにも関心があるユーザーにとっては価値あるアイテムとなる。
【TOP WING Cybersound Group】
2コマ目にはTOP WING Cybersound Groupからの新製品発表会が行われた。イギリスのiFi Audioの新製品として、「micro iDSD Signature」が登場。これまでのmicro iDSDシリーズよりさらにDAC内蔵ヘッドホンアンプに特化した形となっており、4.4mmのバランスと6.3mmのヘッドホン出力を新たに追加。代わりにS/PDIFの入力などは省略されている。また内蔵バッテリーを強化し、レギュレーター回路を改善することで、ポータブル機器としてバッテリー駆動で大出力を実現できるようになっているという。
M2TECHからはヘッドホンアンプ「Marley MkII」と、M2TECH製品の専用強化電源「Van der Graaf MkII JP Edition」の2モデルが登場。M2TECHはデジタルに強いブランドという印象が強いが、実はアナログ技術にも長けており、同社の技術をコンパクトな筐体に収めたモデルとなっている。専用強化電源は4芯の専用ケーブルで本体と接続される。
SONOREからは、「Signature Rendu SE optical」というフラグシップモデルが登場。これは、opticalRendu、ultraRenduの上位機種という位置づけで、オーディオ専用NASから音源を読み出し、USB-DACに送り出すレンダラー機能に特化した製品となっている。サーバーとUSB-DACへの送り出しを分離することで、音質向上に寄与できるというアイテムの製品となる。
SONOREはかつて汎用OSを搭載したいわゆるミュージックサーバーのようなものを作っていたが、汎用OSではオーディオと関係ないソフトウェアが多数動作してしまい、その対策が非常に複雑になってしまうという問題があった。そのため、専用OS SonicOrbitorを開発を手がけるようになった。ソフトウェアをシンプルにすることで、小型な製品からSignature Rendu SE opticalというフラグシップクラスまで展開できるようになったという。
【DYNAUDIO JAPAN】
DYNAUDIO JAPANの番組では、DYNAUDIOのスピーカー、Confidence 50、Contour 30i、新色が登場したSpecial 40の3モデルの試聴を実施。DYNAUDIOはConfidenceで培ったユニットやキャビネット開発技術を下位モデルに落としていくという手法をとっている。それぞれの空気録音も番組で見られるようになっており、この3機種の共通した世界観も感じることができる。
また、ATOLLの全モデルがSignatureにアップデートされたこと、またMOONの40周年として特別カラーのモデルが国内でも展開されることなども発表された。
【スフォルツァート】
1コマ目は「スフォルツァート」が登場、ネットワークプレーヤーの新モデル3機種とネットワークアクセサリー1機種を発表した。既発売の「DSP-Vela」「DSP-Dorado」「DSP-Pavo」のアップデートモデル、それにテレガートナーのネットワークハブに搭載されるM12コネクタとSFPポートを接続できるメディアコンバーターが登場する。
「DSP-Vela」「DSP-Dorado」「DSP-Pavo」については、既発売のモデルから中のネットワークボードを一新。ネットワークボードはネットワーク通信や、FLACの解凍などを担うパーツで、いわばネットワークブレーヤーに内蔵されるPC。以前のモデルは10年前から使っていたボードということで、いわば「10年前のPCを買い換えたような状態」とのこと。
また、入力端子は通常のRJ-45ではなく、SFPポートのみを搭載(RJ-45は非搭載)。加えて、これまではオプションとして選択できたUSB type-Bが基本搭載されるようになる。
その結果、再生可能な最大サンプリング周波数がPCM 768kHz、DSDは22MHzまでに対応できるようになった。また動作も非常に軽快になったということで、実際に動画デモでも、楽曲のプレイリスト制作や再生などの動作が明確に早くなることが確認できる。音質面でも再生にも余裕が生まれた効果が現れているという。
また、「M12コネクタとSFPポートを接続できるメディアコンバーター」については、テレガートナーのネットワークハブ「M12 SWITCH GOLD」を使用しているユーザーに対し、スフォルツァートのSFPポート搭載のネットワークプレーヤーと接続するための製品。非常にニッチな製品であるが、テレガートナーのネットワークハブを利用しており、光ファイバーにも関心があるユーザーにとっては価値あるアイテムとなる。
【TOP WING Cybersound Group】
2コマ目にはTOP WING Cybersound Groupからの新製品発表会が行われた。イギリスのiFi Audioの新製品として、「micro iDSD Signature」が登場。これまでのmicro iDSDシリーズよりさらにDAC内蔵ヘッドホンアンプに特化した形となっており、4.4mmのバランスと6.3mmのヘッドホン出力を新たに追加。代わりにS/PDIFの入力などは省略されている。また内蔵バッテリーを強化し、レギュレーター回路を改善することで、ポータブル機器としてバッテリー駆動で大出力を実現できるようになっているという。
M2TECHからはヘッドホンアンプ「Marley MkII」と、M2TECH製品の専用強化電源「Van der Graaf MkII JP Edition」の2モデルが登場。M2TECHはデジタルに強いブランドという印象が強いが、実はアナログ技術にも長けており、同社の技術をコンパクトな筐体に収めたモデルとなっている。専用強化電源は4芯の専用ケーブルで本体と接続される。
SONOREからは、「Signature Rendu SE optical」というフラグシップモデルが登場。これは、opticalRendu、ultraRenduの上位機種という位置づけで、オーディオ専用NASから音源を読み出し、USB-DACに送り出すレンダラー機能に特化した製品となっている。サーバーとUSB-DACへの送り出しを分離することで、音質向上に寄与できるというアイテムの製品となる。
SONOREはかつて汎用OSを搭載したいわゆるミュージックサーバーのようなものを作っていたが、汎用OSではオーディオと関係ないソフトウェアが多数動作してしまい、その対策が非常に複雑になってしまうという問題があった。そのため、専用OS SonicOrbitorを開発を手がけるようになった。ソフトウェアをシンプルにすることで、小型な製品からSignature Rendu SE opticalというフラグシップクラスまで展開できるようになったという。
【DYNAUDIO JAPAN】
DYNAUDIO JAPANの番組では、DYNAUDIOのスピーカー、Confidence 50、Contour 30i、新色が登場したSpecial 40の3モデルの試聴を実施。DYNAUDIOはConfidenceで培ったユニットやキャビネット開発技術を下位モデルに落としていくという手法をとっている。それぞれの空気録音も番組で見られるようになっており、この3機種の共通した世界観も感じることができる。
また、ATOLLの全モデルがSignatureにアップデートされたこと、またMOONの40周年として特別カラーのモデルが国内でも展開されることなども発表された。