公開日 2021/03/12 10:00
11年ぶりフルモデルチェンジ
スタックス、真空管ドライバー・ユニット「SRM-500T」。電源の効率化で音質強化
編集部:小野佳希
(有)スタックスは、ミドルクラス真空管ドライバー・ユニットを11年ぶりにフルモデルチェンジ。新モデル「SRM-500T」を3月22日に発売する。価格は132,000円(税込)。
2010年に発売した「SRM-006tS」の後継となり、一昨年に登場した「SRM-700」シリーズのナンバリングの流れを汲むモデル。初段にSTAXカスタムメイドのローノイズDUAL FET、出力段に真空管を採用。STAXが長年培ってきた真空管式ドライバー回路設計を踏襲しながら、電源の効率化を進めることで、さらなる音質向上を実現したとアピールしている。
具体的には、従来の高電圧回路用に加え、新たに低圧回路用の巻線を設けた新設計の電源トランスを採用。この低圧巻線を採用することによって電源の効率が良くなり、SRM-006tSなど従来の真空管式ドライバー・ユニットに比べて、省電力化と音質の向上を果たしたという。
またSRM-006tSに比べて剛性をアップした新シャーシを採用。非磁性アルミを多用したハイブリッド構造とし、振動などの物理的な外来ノイズの影響のさらなる抑制を図っている。
入力系統はRCAとXLRの排他使用入力。STAX製品に共通するカスタムメイド二重軸4連ボリュームやRCA入力のパラレルアウト機能も従来機種同様に搭載している。また、信号回路にカップリングコンデンサを一切使用しない完全DCアンプ構成も引き続き採用している。
同社では、「真空管回路の持つクリアでスルーレートの高いサウンドと温かみと広がりのある再現はそのままに、中低域の厚みをブラッシュアップ。アドバンスド・ラムダシリーズ(SR-L300/SR-L500 MK2/SR-L700 MK2)との組み合わせに新たな選択肢が登場した」とアピールしている。
真空管は6FQ7/6CG7を使用。 周波数帯域はDC〜90KHz(SR-L500 MK2 1台使用時)で、増幅度は60dB、高調波歪み率は0.01%以下(1kHz/100Vr.m.s.出力時)。入力インピーダンスは50kΩ(RCA)、50kΩ×2(XLR)で、最大出力電圧は300Vr.m.s.(1KHz)、バイアス電圧はDC580V。外形寸法は195W×102H×376Dmm(ツマミなど突起物含む)で、質量が3.4kg。
2010年に発売した「SRM-006tS」の後継となり、一昨年に登場した「SRM-700」シリーズのナンバリングの流れを汲むモデル。初段にSTAXカスタムメイドのローノイズDUAL FET、出力段に真空管を採用。STAXが長年培ってきた真空管式ドライバー回路設計を踏襲しながら、電源の効率化を進めることで、さらなる音質向上を実現したとアピールしている。
具体的には、従来の高電圧回路用に加え、新たに低圧回路用の巻線を設けた新設計の電源トランスを採用。この低圧巻線を採用することによって電源の効率が良くなり、SRM-006tSなど従来の真空管式ドライバー・ユニットに比べて、省電力化と音質の向上を果たしたという。
またSRM-006tSに比べて剛性をアップした新シャーシを採用。非磁性アルミを多用したハイブリッド構造とし、振動などの物理的な外来ノイズの影響のさらなる抑制を図っている。
入力系統はRCAとXLRの排他使用入力。STAX製品に共通するカスタムメイド二重軸4連ボリュームやRCA入力のパラレルアウト機能も従来機種同様に搭載している。また、信号回路にカップリングコンデンサを一切使用しない完全DCアンプ構成も引き続き採用している。
同社では、「真空管回路の持つクリアでスルーレートの高いサウンドと温かみと広がりのある再現はそのままに、中低域の厚みをブラッシュアップ。アドバンスド・ラムダシリーズ(SR-L300/SR-L500 MK2/SR-L700 MK2)との組み合わせに新たな選択肢が登場した」とアピールしている。
真空管は6FQ7/6CG7を使用。 周波数帯域はDC〜90KHz(SR-L500 MK2 1台使用時)で、増幅度は60dB、高調波歪み率は0.01%以下(1kHz/100Vr.m.s.出力時)。入力インピーダンスは50kΩ(RCA)、50kΩ×2(XLR)で、最大出力電圧は300Vr.m.s.(1KHz)、バイアス電圧はDC580V。外形寸法は195W×102H×376Dmm(ツマミなど突起物含む)で、質量が3.4kg。
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