トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2021/11/05 12:56
「TRV-88SER」の上位モデル

トライオード、電子ボリューム採用の真空管プリメインアンプ「EVOLUTION」

編集部:伴 修二郎
トライオードは、真空管アンプとしては初という電子ボリューム採用のプリメインアンプ「EVOLUTION」を12月中旬より発売する。価格は528,000円(税込)。なお、取り扱いは同社が認定する「トライオードプレミアムショップ」のみ、インターネット上での販売は行われない。

「EVOLUTION」

同社の人気モデル「TRV-88SER」の上位機種と位置づけられる「EVOLUTION」。基本回路形式はKT88のAB級プッシュプルで、定格出力は40W+40W(8Ω)。真空管はKT88×4本、12AU7×2本、12AX7×2本を使用している。

近年アナログボリュームの生産が減少していることを受けて、本モデルでは新たに、真空管アンプとして初となる電子ボリュームを採用。アナログボリュームの音質に引けを取らない高音質デバイスを厳選し、「今後の真空管アンプの先駆けとなるような仕様を実現した」とアピールする。

またこれまでの真空管アンプの電源操作は、本体に備えた電源スイッチから行われていたが、このたびリモコンからの電源ON/OFFが可能とすることで、操作性も向上したと説明
する。付属リモコンには高級感あるアルミ削り出し素材を採用し、電源操作のほか、音量調節/ミュート/ダイレクト選択の入力切替なども行える。

アルミ削り出しの専用リモコンを付属

シャーシ天面にはバイアスメーターとバイアス調整ボリュームを搭載。これにより、メーターを確認しながらのバイアス調整が可能だ。また、入力セレクターとボリュームをバイパスした動作となる「MAIN IN入力」にも対応し、パワーアンプとしても使用できる。MAIN IN入力はリアパネルに備えたスイッチで切り替えられる。

外観は、好評を得ているという同社の「MUSASHI」を踏襲した構成とし、ピアノブラック仕上げが施される。また、フロント部には視認性に優れた大型ディスプレイを搭載し、ボリューム位置や入力セレクターポジションが一目で分かりやすい仕様になっている。

入力端子はLINE×4系統、MAIN IN×1系統。感度とインピーダンスは、LINE入力が320mV/100kΩ、MAIN IN入力が670mV/100kΩ。

周波数特性は17Hz - 63kHz(-2dB)、SN比は93dB、消費電力は310W。外形寸法は440W×210H×330Dmm、質量は30kg。付属品には上述のリモコンのほか、真空管ボンネツトと電源ケーブル「TR-PS2」を同梱する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新

WEB