公開日 2023/06/21 13:57
今年後半にはDAコンバーターも登場予定
シーラス・ロジック、プロオーディオ向け高性能・低消費電力ADコンバーター「CS5308P」など発表
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
シーラス・ロジックは、プロフェッショナルオーディオ向けのAD/DAコンバーター製品を発表。アーキテクチャを一新し、高性能と低消費電力を実現したとのことで、メーカー設計者による製品のカスタマイズも可能な製品となっている。
まずはADコンバーター「CS5302P」「CS5304P」「CS5308P」の3モデルが市場投入されたのち、今年後半にDAコンバーターが出荷開始となる。ADコンバーターは最大768kHz/32bitまでのサンプリングレートと、差動アナログ入力に対応。5次マルチビット・シグマデルタ変調器を使用し、デジタルフィルタとデシメーション回路を搭載している。
「CS5302P」はステレオ、「CS5304P」は4チャンネル、「CS5308P」は8チャンネルに対応する。「CS5308P」はデジタルミキサーやUSBオーディオインターフェイス、ホームオーディオ、AVレシーバーなどのオーディオ機器から、シンセサイザーやDJミキサー/アンプなどの楽器、ビデオレコーダー、車載用途にも活用できる。
またハイブリッド・ゲイン制御を実現。マイクロホンのフロントエンド・ゲイン設計を再定義することで、ポップノイズを低減するとともに、システム設計の簡素化を実現するという。また、アナログ・ゲイン段とデジタル・ゲイン段を1つのデバイスに搭載することで、段間のゲイン処理を整合させ、システムの複雑さを低減することができるとしている。
ダナミックレンジは「CS5302P」が126dB、「CS5304P」「CS5308P」が123dBで、THD+Nはいずれも-110dB以下。消費電力についても、25mW/ch内で卓越した性能を提供するとアピールしている。
シーラス・ロジックのコーデックおよび標準製品担当ディレクターのEddie Sinnott氏は、「最新のアーキテクチャを採用したプロオーディオ製品ファミリは、楽器本来の音を最も忠実に再現し、リスナーの耳に届けます。これこそ私たちが意味する真の透明感です」とコメントしている。
まずはADコンバーター「CS5302P」「CS5304P」「CS5308P」の3モデルが市場投入されたのち、今年後半にDAコンバーターが出荷開始となる。ADコンバーターは最大768kHz/32bitまでのサンプリングレートと、差動アナログ入力に対応。5次マルチビット・シグマデルタ変調器を使用し、デジタルフィルタとデシメーション回路を搭載している。
「CS5302P」はステレオ、「CS5304P」は4チャンネル、「CS5308P」は8チャンネルに対応する。「CS5308P」はデジタルミキサーやUSBオーディオインターフェイス、ホームオーディオ、AVレシーバーなどのオーディオ機器から、シンセサイザーやDJミキサー/アンプなどの楽器、ビデオレコーダー、車載用途にも活用できる。
またハイブリッド・ゲイン制御を実現。マイクロホンのフロントエンド・ゲイン設計を再定義することで、ポップノイズを低減するとともに、システム設計の簡素化を実現するという。また、アナログ・ゲイン段とデジタル・ゲイン段を1つのデバイスに搭載することで、段間のゲイン処理を整合させ、システムの複雑さを低減することができるとしている。
ダナミックレンジは「CS5302P」が126dB、「CS5304P」「CS5308P」が123dBで、THD+Nはいずれも-110dB以下。消費電力についても、25mW/ch内で卓越した性能を提供するとアピールしている。
シーラス・ロジックのコーデックおよび標準製品担当ディレクターのEddie Sinnott氏は、「最新のアーキテクチャを採用したプロオーディオ製品ファミリは、楽器本来の音を最も忠実に再現し、リスナーの耳に届けます。これこそ私たちが意味する真の透明感です」とコメントしている。
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