トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2016/11/16 13:14
12月より順次発売予定

クリエイティブ、「Sound BlasterX KATANA」などゲーミング用スピーカー3モデル

編集部:押野 由宇
クリエイティブメディアは、同社が展開する「Sound BlasterX」ブランドの最新モデルとしてゲーミングスピーカー3モデルを発表。発売に先駆けて、メディアに向けた発表会が実施された。

●「Sound BlasterX KATANA」(12月中旬発売予定、30,800円前後)
●「Sound BlasterX Kratos S5」(2017年1月発売予定、14,800円前後)
●「Sound BlasterX Kratos S3」(12月上旬の発売予定、8,900円前後)
*価格は全てオープン、クリエイティブストア価格

「Sound BlasterX KATANA」


「Sound BlasterX Kratos S5」

「Sound BlasterX Kratos S3」

「Sound BlasterX」は、「Sound Blaster」ブランドに対して、よりゲーミングに特化した製品をラインナップするブランドとなる。

今回のスピーカーをリリースした背景として、同社セールスマーケティング部 部長の牧野秀文氏は「昨今ゲーム市場が活性化していることを受けて、”Sound BlasterX ”ではプロフェッショナルグレードの製品を展開している。すでにヘッドセットなどを揃えてきたが、今回スピーカーをリリースすることでゲーム環境におけるオーディオ関連のラインナップが整った」と述べた。

また、これまでのスピーカーとの違いとして同社セールスマーケティング部アシスタントマネージャーの樋原睦寛氏は、「過去のモデルはオーディオ的なスピーカーとしての性能に注力していたが、”Sound BlasterX”のモデルでは音響効果などのテクノロジーを投入し、よりゲームに最適化した環境を提供している」として、ゲーム用途での使用に高いメリットがあることを強くアピールした。

牧野秀文氏

樋原睦寛氏

「Sound BlasterX KATANA」

フラッグシップである「Sound BlasterX KATANA」は、5ドライバー&トリプルアンプデザインの2.1chスピーカーシステム。同社ではアンダーモニターオーディオシステムと呼ぶサウンドバー形状のスピーカーには2.5インチミッドレンジドライバーと1.3インチツイータードライバーが各2基搭載され、サブウーファーと合わせて5ドライバー構成となる。

「Sound BlasterX KATANA」を実際にパソコンにセットした様子

ドライバーはアンダーモニターオーディオシステムに4基、サブウーファーに1基の5ドライバー構成

またミッドレンジ、ツイーター、サブウーファーに各1基のアンプが搭載されており、DSPでコントロール。総合150Wの出力で、オーディオスペクトラムの各パートを正確に再現するという。

アンプがミッドレンジ、ツイーター、サブウーファーそれぞれに1基搭載しDSPで制御される

USB-DAC機能を搭載しており、96kHz/24bitまでのハイレゾフォーマット再生に対応する(Windows/Mac両対応)。またWindows用ソフトウェア「Sound Blaster Connect」とクリエイティブ製デバイスドライバーをインストールすることで、USBオーディオをバーチャル7.1chサウンドで再生することが可能となる。

この「Sound Blaster Connect」は、今回のモデルに合わせて開発されたソフトウェアとなり、特定のゲームやオーディオプロファイルに向けたプリセットがセッティングされている。音響設定、イコライザーが個々に設定できるほか、ヘッドセット接続時に活用できるボイスチェンジャー機能なども備えている。

「Sound Blaster Connect」の操作画面

また本機はマルチコアオーディオプロセッサー「SB-Axx1」を搭載。PCでプリセットされた音響効果を4つまで記録可能で、付属のリモコン操作によりPCレスでもゲームプレイ時に音響効果をかけることができる。

入力はPCからのUSB接続だけでなく、光TOSやBluetooth、USBフラッシュメモリー、3.5mmアナログ(マイク、ヘッドセット、AUX)などの接続が可能。Dolby Digitalのデコーダーを搭載しているので、光TOSのDolby Digital入力信号を2.1chで再生できる。また、Bluetooth伝送はSBCのほか、AACをサポートする。これにより、PCのみならずコンシューマー機やモバイル端末などのゲームを迫力あるサウンドで楽しめるとしている。

またアンダーモニターオーディオシステムには、1680万色のカラーで彩るプログラム制御可能なAurora Reactiveライティングシステムを搭載。色味や発光パターンを自身で設定できるため、「例えば特定のゲーム用のプリセットとしてイメージに沿ったライティングを設定することで、よりゲームの世界が楽しめる」といった使用ができるという。

Aurora Reactiveライティングシステムにより、様々なパターンの発光を行える

「Sound BlasterX Kratos S5」/「Sound BlasterX Kratos S3」

「Kratos」は2.1chのゲーミングスピーカーシステムで、「Sound BlasterX Kratos S5」はUSB接続対応(最大96kHz/24bit)、「Sound BlasterX Kratos S3」はアナログ接続対応のモデルとなる。

「Sound BlasterX Kratos S5」の設置イメージ

「Sound BlasterX Kratos S5」では、サテライトスピーカーに4インチドライバーを左右各1基搭載。サブウーファーには6.5インチドライバーを搭載し、カスタムチューンが施されたポートチューブ付きのダウンファイアリング方式を採用している。最大出力は120W。

「Sound BlasterX Kratos S5」のサブウーファーはドライバーを下方向に向けて設置するダウンファイアリング方式を採用

「Sound BlasterX KATANA」と同様に「Sound Blaster Connect」とクリエイティブ製デバイスドライバーのインストールでバーチャル7.1chサウンドを楽しめるほか、Aurora Reactiveライティングシステムを搭載(サテライトスピーカー)。

アナログ接続では3.5mmステレオミニとRCA端子を備えており、同系統の出力を持つゲーム機などとの接続が可能。またヘッドセット端子、マイク入力端子も搭載している。

「Sound BlasterX Kratos S3」は、サテライトスピーカーに2.75インチドライバーを左右各1基、サブウーファーには5.25インチドライバーを搭載。最大出力は92Wとなる。接続はアナログのみで、3.5mmステレオミニの入力端子とヘッドセット出力端子を搭載。

ボリュームノブを右サテライトスピーカーに備え、音量調整を行うことができる

なお「Sound BlasterX KATANA」に関しては販売店限定発売となり、クリエイティブメディア直販サイトのほか、一部販売店での展開が予定されている。取扱店情報は後日公開となる。

【問い合わせ先】
クリエイティブメディア
TEL/03-3256-5577

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新

WEB