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公開日 2017/02/18 19:01
WestoneはW80出展
<ポタ研>JVC新素材ドライバーイヤホン試作機/STAX最上位アンプ初夏に登場/SHUREやゼンハイザーも
編集部:風間雄介
フジヤエービックが主催するポータブルオーディオのイベント「ポータブルオーディオ研究会2017冬」(ポタ研)が、本日2月18日に東京・中野サンプラザ15階で開催されている。本記事では、ゼンハイザー、テックウインド、JVC KENWOOD、完実電気、クラリオンの出展内容をまとめて紹介する。
■ゼンハイザー
ゼンハイザーは定番モデルを並べる展示スタイル。なかでも力を注いでアピールしていたのはワイヤレスモデルで、ノイズキャンセリング+Bluetooth両対応の「PXC 550」や「MOMENTUM Wireless」「MOMENTUM On-Ear Wireless」、「URBANITE XL WIRELESS」などをフィーチャーしていた。
そのほかイヤホンでは、いまだ多くのファンを持つ超定番モデル「IE 800」や「IE 80」、そして近年のヒットモデル「MOMENTUM In-Ear」を展示。もちろん実際の音を確かめることができた。
■テックウインド
テックウインドは、Westoneブランド製品のアピールを行っていた。イベントの性質上、カスタムイヤホンのシェルやフェイスプレートなどを中心に置いていたが、ユニバーサルモデルでは最近発売されたトップエンドモデル「W80」が注目モデル。先日のNAMMで発表されたが、このW80をベースにしたカスタムIEMが春頃に発売される予定だ。
さらに、外音取り込み機能を備えた“AMBIENTシリーズ”「AM PRO 10」「AM PRO 20」「AM PRO 30」も紹介。これらのモデルもカスタムIEM版が登場する予定という。
■JVC KENWOOD
JVCケンウッドは、JVCブランド“CLASS S”ラインのWOOD、SIGNAといった人気ヘッドホンを出展。またカジュアルライン“N_W”からは、ソリッド名デザインのHA-SD7を置いていた。
そのほかヘッドホンアンプは、機能と音質の高さで定評のある「SU-AX01」をフィーチャー。市販の予定はないとのことだったが、本機の3.5mm端子×2から4.4mm端子に変換するアダプターも参考出展していた。
さらにイヤホンについても、新ドライバーを搭載したイヤホンのプロトタイプを展示。ドライバーの素材はまだ秘密とのことだが、「ウッドではない」という。ハウジングは3Dプリンターで作ったもので、まだ本当の試作機段階。素材もこれから検討していくという。こういったものが見られるのも、このイベントの醍醐味と言えるだろう。
また、USB端子に挿して音質向上を行うアクセサリーも出展。通常のUSB-A端子用のものと、microUSB端子用のものがあり、それぞれ内部に使用しているパーツが異なる3タイプを用意していた。いまのところ発売予定はないという。
■完実電気
完実電気ブースでは、まず毎回おなじみのSTAXブランドが主要製品を展示。今回は新製品はないとのことだが、5月〜6月頃に向けて最上位アンプの発売を予定しているという。組み合わせるヘッドホンは、これも最上位のSR-009が想定される。
アンプの詳細は教えてもらえなかったが、「中身を見ると、ぎっしり詰まっていて、いい音が出そうだな、と感じる。スカスカじゃない」というコメントを同社説明員から得ることができた。続報を待ちたい。
SHUREブランドは定番モデルをしっかりと並べる構成。SHUREは最上位モデル「KSE1500」をはじめ、確固たる人気モデルの地位を確立しているSE215、SE535 Special Edition、SE846などをじっくりと聴くことができた。
Fenderブランドも、すでに発売されている製品群を展示。「DXA1」「FXA2」「FXA5」「FXA6」「FXA7」の5機種をラインナップ。このうちDXA1とFXA2はダイナミック型で、FXA5は2BA型。FXA6とFXA7はダイナミック+BAのハイブリッド型だ。なお、Etymotic Researchは「ER4 XR」と「ER4 SR」の2機種をメインに展示していた。
英国のイヤーピースブランド Crystalline Audioの「Crystal Tips」も各タイプが置かれ、試すことができた。ただしこの製品、あまりの人気ぶりで、完実電気にはすでに在庫がないそう。次回入荷時期も未定とのことだ。欲しい方は各店舗の在庫を探してみよう。
オルトフォンは定番モデル「e-Q8」の限定モデル「e-Q8 Limited」を出展。すでに昨年11月から発売しているモデルで、音響系を新素材でチューニングし、特に低域を豊かにしたのが特徴だ。もちろんBAドライバーのボイスコイルには、標準モデルと同じく純銀線が使われている。価格は38,000円(税抜)。
■クラリオン
クラリオンブースは、フローティング・フラットドライバーを搭載したフルデジタルヘッドホン「ZH700FF」を展示。Dnoteによるデジタル伝送だけでなく、エッジやダンパーが不要な、独自のドライバーユニットも搭載した意欲作となっている。
■ゼンハイザー
ゼンハイザーは定番モデルを並べる展示スタイル。なかでも力を注いでアピールしていたのはワイヤレスモデルで、ノイズキャンセリング+Bluetooth両対応の「PXC 550」や「MOMENTUM Wireless」「MOMENTUM On-Ear Wireless」、「URBANITE XL WIRELESS」などをフィーチャーしていた。
そのほかイヤホンでは、いまだ多くのファンを持つ超定番モデル「IE 800」や「IE 80」、そして近年のヒットモデル「MOMENTUM In-Ear」を展示。もちろん実際の音を確かめることができた。
■テックウインド
テックウインドは、Westoneブランド製品のアピールを行っていた。イベントの性質上、カスタムイヤホンのシェルやフェイスプレートなどを中心に置いていたが、ユニバーサルモデルでは最近発売されたトップエンドモデル「W80」が注目モデル。先日のNAMMで発表されたが、このW80をベースにしたカスタムIEMが春頃に発売される予定だ。
さらに、外音取り込み機能を備えた“AMBIENTシリーズ”「AM PRO 10」「AM PRO 20」「AM PRO 30」も紹介。これらのモデルもカスタムIEM版が登場する予定という。
■JVC KENWOOD
JVCケンウッドは、JVCブランド“CLASS S”ラインのWOOD、SIGNAといった人気ヘッドホンを出展。またカジュアルライン“N_W”からは、ソリッド名デザインのHA-SD7を置いていた。
そのほかヘッドホンアンプは、機能と音質の高さで定評のある「SU-AX01」をフィーチャー。市販の予定はないとのことだったが、本機の3.5mm端子×2から4.4mm端子に変換するアダプターも参考出展していた。
さらにイヤホンについても、新ドライバーを搭載したイヤホンのプロトタイプを展示。ドライバーの素材はまだ秘密とのことだが、「ウッドではない」という。ハウジングは3Dプリンターで作ったもので、まだ本当の試作機段階。素材もこれから検討していくという。こういったものが見られるのも、このイベントの醍醐味と言えるだろう。
また、USB端子に挿して音質向上を行うアクセサリーも出展。通常のUSB-A端子用のものと、microUSB端子用のものがあり、それぞれ内部に使用しているパーツが異なる3タイプを用意していた。いまのところ発売予定はないという。
■完実電気
完実電気ブースでは、まず毎回おなじみのSTAXブランドが主要製品を展示。今回は新製品はないとのことだが、5月〜6月頃に向けて最上位アンプの発売を予定しているという。組み合わせるヘッドホンは、これも最上位のSR-009が想定される。
アンプの詳細は教えてもらえなかったが、「中身を見ると、ぎっしり詰まっていて、いい音が出そうだな、と感じる。スカスカじゃない」というコメントを同社説明員から得ることができた。続報を待ちたい。
SHUREブランドは定番モデルをしっかりと並べる構成。SHUREは最上位モデル「KSE1500」をはじめ、確固たる人気モデルの地位を確立しているSE215、SE535 Special Edition、SE846などをじっくりと聴くことができた。
Fenderブランドも、すでに発売されている製品群を展示。「DXA1」「FXA2」「FXA5」「FXA6」「FXA7」の5機種をラインナップ。このうちDXA1とFXA2はダイナミック型で、FXA5は2BA型。FXA6とFXA7はダイナミック+BAのハイブリッド型だ。なお、Etymotic Researchは「ER4 XR」と「ER4 SR」の2機種をメインに展示していた。
英国のイヤーピースブランド Crystalline Audioの「Crystal Tips」も各タイプが置かれ、試すことができた。ただしこの製品、あまりの人気ぶりで、完実電気にはすでに在庫がないそう。次回入荷時期も未定とのことだ。欲しい方は各店舗の在庫を探してみよう。
オルトフォンは定番モデル「e-Q8」の限定モデル「e-Q8 Limited」を出展。すでに昨年11月から発売しているモデルで、音響系を新素材でチューニングし、特に低域を豊かにしたのが特徴だ。もちろんBAドライバーのボイスコイルには、標準モデルと同じく純銀線が使われている。価格は38,000円(税抜)。
■クラリオン
クラリオンブースは、フローティング・フラットドライバーを搭載したフルデジタルヘッドホン「ZH700FF」を展示。Dnoteによるデジタル伝送だけでなく、エッジやダンパーが不要な、独自のドライバーユニットも搭載した意欲作となっている。