トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2017/04/20 20:08
オーディオ/ビジュアル両面を強化

Adobe、「Premiere Pro」などメジャーアップデート。HDR/VR/4K対応強化、音響も向上

編集部:押野 由宇
Adobeは、「Adobe Creative Cloud」のビデオ製品について、メジャーアップデートを開始した。このアップデートは全米放送事業者協会による放送機器展NABの開幕に先駆けて実施されたもので、国内でもすでに利用可能となっている。

Adobe Creative Cloud

今回のアップデートにより、グラフィックス、タイトル制作、アニメーション、オーディオ編集、アセット共有の新機能に加え、HDRやVR、4Kといった最新の映像フォーマットへの対応を強化。さらに「Adobe Stock」との新たな連携、「Adobe Sensei」に基づく先進の人工知能(AI)機能を提供するとしている。

アップデートの対象となるCreative Cloudに含まれるビデオ製品としては、「Premiere Pro」や「After Effects」「Audition」などが挙げられる。

Premiere Proでは、オーディオのミキシングや音響の向上を可能とする「エッセンシャルサウンドパネル」、VRビデオ制作対応能力を拡張する「アンビソニックオーディオ」など、オーディオ関連機能が強化。加えて、「After Effects」で提供されていた「モーショングラフィックステンプレート」を搭載するほか、サードパーティ連携が向上される。

モーショングラフィックステンプレート

またAfter Effectsには、主にカメラの揺れにより生じるモーションブラー(ブレ)を軽減することで、これまで使えないとされていたような映像素材を使用可能にするという「カメラシェイクデブラー」を搭載した。

さらに「Adobe Photoshop CC」や「Adobe Illustrator CC」で作成された複数のパペットをアニメーション化できる「Character Animator (ベータ版)」や、共同作業ワークフローが新たに「Dynamic Link」と「Adobe Media Encoder」に対応する「チームプロジェクト(ベータ版)」といった機能が用意される。

チームプロジェクト(ベータ版)による共同作業が可能に

そのほか、Adobe Senseiに基づく機能として、Premiere ProとAuditionではシングルクリックでタイムライン全体のオーディオのラウドネスを自動的に標準化できるとしている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB