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公開日 2017/06/29 13:00
207はワイヤレス・サブウーファーとの2ピース構成

ヤマハ、世界初 “DTS Virtual:X”対応のサウンドバー「YAS-207」「YAS-107」

編集部:成藤正宣
ヤマハは、DTSのバーチャル3Dサラウンド技術“DTS Virtual:X”に世界初対応したサウンドバー「YAS-207」「YAS-107」を発売する。価格はオープンだが、予想実売価格はYAS-207が39,800円、YAS-107が22,800円(いずれも税抜)。

「YAS-207」

「YAS-107」

YAS-207はサウンドバー+ワイヤレス・サブウーファー、YAS-107はサウンドバーのみという構成。YAS-107はサウンドバー本体にサブウーファーを内蔵する。サウンドバーのデザインは後述するように両モデルで異なっている。

本体ボタンはタッチパネル方式(写真はYAS-107)

いずれもHDMI入力を1系統、HDMI/光デジタル/アナログ/サブウーファー出力を1基ずつ搭載。4K/60p、HDCP2.2、HDRなどフルスペックの4K映像に対応する。またBluetoothを内蔵し、SBC/AACコーデックによるワイヤレス再生が可能。

背面の端子類

新機能として、発売後の2017年夏中に予定されるファームウェアアップデートで、サウンドバーとしては世界初というDTS Virtual:Xに対応する(関連ニュース)。これにより、トップスピーカーやイネーブルドスピーカーを使わずに、バーチャルサラウンドで高さ方向を含むイマーシブオーディオを再現できるとしている。アップデートはマイクロUSB端子を経由して行う。

サウンドバーとして初めてDTS Virtual:Xに対応

YAS-207は4.6cmのウーファー4基、2.5cmのトゥイーターで構成されるセンターユニット(サウンドバー)と、16cmユニットを備えたワイヤレス・サブウーファーで構成されるモデル。センターユニット、サブウーファー部ともにファブリックカバーを採用したデザインとなっている。

「YAS-207」センターユニットの内部構造

ワイヤレスサブウーファーの内部構造

センターユニットは高さ6cm、奥行き10.8cmのサイズにまとめられ、天板にはレザー調の素材が使われる。実用最大出力は100W。外形寸法は930W×60H×108Dmm、質量2.7kgとなる。サブウーファーは筐体は木目調となっており、実用最大出力は100W。外形寸法が180W×437H×401Dmm。質量7.9kgとなる。

「YAS-207」のワイヤレスサブウーファーユニット

YAS-107は5.5cmフルレンジスピーカー2基、2.5cmトゥイーター2基、7.5cmサブウーファー2基を内蔵した、サブウーファーレス・モデル。布地のファブリックカバーを採用し、筐体のエッジに丸みを持たせ、高さを5.3cmに抑えた薄型のデザインとなっている。汎用金具により壁掛け設置にも対応する。筐体上部の操作ボタンはタッチセンサー式。実用最大出力は120W。外形寸法は 890W×53H×131Dmm、質量3.4kg。

「YAS-107」の内部構造

DTS Virtual :X以外には、5種類のバーチャルサラウンド、人の声の周波数帯域を増強してセリフやナレーションを聴き取りやすくする「クリアボイス」、低音増強技術「バスエクステンション」、圧縮音源の高音拡張と低音増強を行う「ミュージックエンハンサー」といった機能を搭載している。

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドYAMAHA
  • 型番YAS-207
  • 発売日2017年7月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格¥39,800前後)
【SPEC】●実用最大出力:200W(センターユニット100W、サブウーファー100W) ●入力端子:HDMI×1、光デジタル×1、アナログ×1 ●出力端子:HDMI×1、サブウーファー×1 ●消費電力:49W(センターユニット30W、サブウーファー19W) ●外形寸法:センターユニット930W×60H×108Dmm、サブウーファー180W×437H×401Dmm ●質量:センターユニット2.7kg、サブウーファー7.9kg
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドYAMAHA
  • 型番YAS-107
  • 発売日2017年7月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格¥22,800前後)
【SPEC】●実用最大出力:120W ●入力端子:HDMI×1、光デジタル×1、アナログ×1 ●出力端子:HDMI×1、サブウーファー×1 ●消費電力:27W ●外形寸法:890W×53H×131Dmm ●質量:3.4kg

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