ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2018/01/12 11:55
LDAC搭載。スマホ連携もより使いやすく
ケンウッド、“彩速ナビ”のフラグシップ「MDV-Z905/W」。11.2MHz DSDに対応、ドラレコ連携も強化
編集部:押野 由宇
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、AVナビゲーションシステム“彩速ナビ”の新フラグシップモデル「MDV-Z905W」(200mmワイドモデル)と「MDV-Z905」を、2月中旬より発売する。価格はオープンだが、共に130,000円前後での実売が予想される。
■車を “走るリスニングルーム” へと変える
MDV-Z905/Wは、彩速ナビの最上位モデル「TYPE Z」シリーズの最新モデルで、なおかつ同社「TYPE M」の上位シリーズにあたる、ケンウッドのフラグシップモデルという位置づけとなる。
TYPE Zシリーズに代表される彩速ナビは、音質にこだわったAVナビゲーションシステムとして知られるが、MDV-Z905/Wではさらにハイレゾ音源への対応を強化。DSD 11.2MHzやPCM 192kHz/24bitに加え、高音質コーデックLDACにも対応を果たした。
独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」も踏襲。非ハイレゾのデジタルデータも、DSP処理により192kHz/32bitにアップコンバートし、AKM製32bitプレミアムDACにより再生する。その音質については「さらなるチューニングを施しています」と、本日より開催されている東京オートサロン2018会場にて、同社オートモーティブ分野商品企画部の渋谷 英治氏は説明する。
「日本有数のスタジオであるビクタースタジオでのノウハウを活かし、マスタークオリティを再現できる唯一のモデルです。ある程度の音量を確保したスピーカー再生が楽しめるのがカーオーディオの魅力だと思います。MDV-Z905/Wは、車を走るリスニングルームに変えることができます」(渋谷氏)。
同社では高画質なドライブレコーダーにも力を入れているが、その連携も強化を図った。MDV-Z905/Wとナビ連携型ドライブレコーダー「DRV-N530」(フロント用)と「DRV-R530」(リア用)を組み合わせることで、フロント/リアの同時録画が可能。前後のドライブレコーダーで録画した映像を切り替えて再生できる「シンクロ再生」を行うことができる。
また、目的地に近づくと音楽再生などのボリュームを自動的にダウンする「ゴールオートボリューム」機能や、高速道路の走行時に逆走状態を感知して危険運転の注意を換気する「逆走時の警告案内」機能、スマートフォンとケーブル接続したまま電源をオフにすると警告を行う「スマートフォン置き忘れ警告」機能などを搭載している。
ナビ機能も強化。3軸のジャイロと3軸の加速度センサーを持つ「6軸慣性センサー」を搭載し、傾いた路面でも高精度での測位を実現。山岳路や立体駐車場などでの自車位置制度を向上させた。
スマート連携では、iPhoneの機能がナビからコントロールできる「Apple CarPlay」、Android端末の操作が可能な「Android Auto」に両対応。さらにスマートフォン用の定額制音楽配信アプリ「SMART USEN」に対応し、ナビ画面から1,000を超える音楽専用チャンネルの選択やアルバムアートなどの標示が可能となっている。
■“音質オリエンテッド”なディスプレイオーディオシステム
同じくケンウッドブランドより、カーAVユニットの新製品として「DPV-7000」が発売となる。発売時期は2月中旬を予定しており、価格はオープンだが80,000円前後での実売が予想される。
DPV-7000は、DSD 11.2MHzやPCM 192kHz/24bit再生に対応し、BluetoothではLDAC/SBC/AACのコーデックに対応。「TYPE Z」と同様にK2 TECHNOLOGYおよびAKM製32bitプレミアムDACを搭載する。
渋谷氏は「フルスペックハイレゾへの対応はディスプレイオーディオとして初であり、音質オリエンテッドなモデルとして開発された。ディスプレイオーディオはAVナビゲーションシステムの下位と捉えられているが、それを覆すモデル」と自信を見せた。
Apple CarPlayとAndroid Auto、SMART USENへの対応などスマートフォンとの連携についても「TYPE Z」と同等に強化。ナビ連携型ドライブレコーダーとの連携も可能となっている。
■車を “走るリスニングルーム” へと変える
MDV-Z905/Wは、彩速ナビの最上位モデル「TYPE Z」シリーズの最新モデルで、なおかつ同社「TYPE M」の上位シリーズにあたる、ケンウッドのフラグシップモデルという位置づけとなる。
TYPE Zシリーズに代表される彩速ナビは、音質にこだわったAVナビゲーションシステムとして知られるが、MDV-Z905/Wではさらにハイレゾ音源への対応を強化。DSD 11.2MHzやPCM 192kHz/24bitに加え、高音質コーデックLDACにも対応を果たした。
独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」も踏襲。非ハイレゾのデジタルデータも、DSP処理により192kHz/32bitにアップコンバートし、AKM製32bitプレミアムDACにより再生する。その音質については「さらなるチューニングを施しています」と、本日より開催されている東京オートサロン2018会場にて、同社オートモーティブ分野商品企画部の渋谷 英治氏は説明する。
「日本有数のスタジオであるビクタースタジオでのノウハウを活かし、マスタークオリティを再現できる唯一のモデルです。ある程度の音量を確保したスピーカー再生が楽しめるのがカーオーディオの魅力だと思います。MDV-Z905/Wは、車を走るリスニングルームに変えることができます」(渋谷氏)。
同社では高画質なドライブレコーダーにも力を入れているが、その連携も強化を図った。MDV-Z905/Wとナビ連携型ドライブレコーダー「DRV-N530」(フロント用)と「DRV-R530」(リア用)を組み合わせることで、フロント/リアの同時録画が可能。前後のドライブレコーダーで録画した映像を切り替えて再生できる「シンクロ再生」を行うことができる。
また、目的地に近づくと音楽再生などのボリュームを自動的にダウンする「ゴールオートボリューム」機能や、高速道路の走行時に逆走状態を感知して危険運転の注意を換気する「逆走時の警告案内」機能、スマートフォンとケーブル接続したまま電源をオフにすると警告を行う「スマートフォン置き忘れ警告」機能などを搭載している。
ナビ機能も強化。3軸のジャイロと3軸の加速度センサーを持つ「6軸慣性センサー」を搭載し、傾いた路面でも高精度での測位を実現。山岳路や立体駐車場などでの自車位置制度を向上させた。
スマート連携では、iPhoneの機能がナビからコントロールできる「Apple CarPlay」、Android端末の操作が可能な「Android Auto」に両対応。さらにスマートフォン用の定額制音楽配信アプリ「SMART USEN」に対応し、ナビ画面から1,000を超える音楽専用チャンネルの選択やアルバムアートなどの標示が可能となっている。
■“音質オリエンテッド”なディスプレイオーディオシステム
同じくケンウッドブランドより、カーAVユニットの新製品として「DPV-7000」が発売となる。発売時期は2月中旬を予定しており、価格はオープンだが80,000円前後での実売が予想される。
DPV-7000は、DSD 11.2MHzやPCM 192kHz/24bit再生に対応し、BluetoothではLDAC/SBC/AACのコーデックに対応。「TYPE Z」と同様にK2 TECHNOLOGYおよびAKM製32bitプレミアムDACを搭載する。
渋谷氏は「フルスペックハイレゾへの対応はディスプレイオーディオとして初であり、音質オリエンテッドなモデルとして開発された。ディスプレイオーディオはAVナビゲーションシステムの下位と捉えられているが、それを覆すモデル」と自信を見せた。
Apple CarPlayとAndroid Auto、SMART USENへの対応などスマートフォンとの連携についても「TYPE Z」と同等に強化。ナビ連携型ドライブレコーダーとの連携も可能となっている。