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公開日 2018/06/26 16:47
スポーツや音楽ライブに
ドコモが世界初、360度8KのVRライブ映像配信・視聴システムを開発
編集部:風間雄介
(株)NTTドコモは、世界初となる、360度8KVRライブ映像配信・視聴システムを開発した。
本システムを利用することで、スポーツや音楽などライブイベントをリアルタイムに360度8K映像として撮影・配信することが可能となり、ヘッドマウントディスプレイでVRライブ映像を視聴できるようになる。
映像撮影用カメラは、円周方向外向きに配置した5台のカメラで撮影。4K映像5枚をリアルタイムにスティッチングしながら、360度8K映像をリアルタイムに作成する。このリアルタイムスティッチング装置はFPGAで構成される。ドコモによると、360度8K映像をスティッチングして生成するという高負荷演算を、FPGAに合わせた形でアルゴリズムに落とし込み、高密度実装したという。これにより30fpsというフレームレートを実現できた。
その後、同じくFPGAで構成したリアルタイムH.264エンコーダーで、8K映像をH.264にリアルタイムで圧縮。その映像を5Gで伝送する。この時に必要なスループットは80〜200Mbps程度という。
送られてきた映像は、GPUで構成されたリアルタイムパノラマ超エンジンエンコーダーで展開。複数方向タイルを生成する。ここで複数方向タイルに分割するのは、視聴方向だけの映像を再生することで再生にかかる処理負荷を下げるためだ。
さらにそこから、配信サーバーからVRヘッドセットへ5Gで映像伝送。この際には80Mbps程度のスループットがあれば良いという。これでようやく、ヘッドセットで360度8KVRライブを見ることができる。
ドコモでは「本システムをスポーツや音楽イベントに用いることで、まるでその場にいるような、非常に没入感の高いライブVR体験を楽しめる」と説明している。
なお本システムは、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参画している、1,500以上の企業・団体に提供している常設5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」に展示する予定。
本システムを利用することで、スポーツや音楽などライブイベントをリアルタイムに360度8K映像として撮影・配信することが可能となり、ヘッドマウントディスプレイでVRライブ映像を視聴できるようになる。
映像撮影用カメラは、円周方向外向きに配置した5台のカメラで撮影。4K映像5枚をリアルタイムにスティッチングしながら、360度8K映像をリアルタイムに作成する。このリアルタイムスティッチング装置はFPGAで構成される。ドコモによると、360度8K映像をスティッチングして生成するという高負荷演算を、FPGAに合わせた形でアルゴリズムに落とし込み、高密度実装したという。これにより30fpsというフレームレートを実現できた。
その後、同じくFPGAで構成したリアルタイムH.264エンコーダーで、8K映像をH.264にリアルタイムで圧縮。その映像を5Gで伝送する。この時に必要なスループットは80〜200Mbps程度という。
送られてきた映像は、GPUで構成されたリアルタイムパノラマ超エンジンエンコーダーで展開。複数方向タイルを生成する。ここで複数方向タイルに分割するのは、視聴方向だけの映像を再生することで再生にかかる処理負荷を下げるためだ。
さらにそこから、配信サーバーからVRヘッドセットへ5Gで映像伝送。この際には80Mbps程度のスループットがあれば良いという。これでようやく、ヘッドセットで360度8KVRライブを見ることができる。
ドコモでは「本システムをスポーツや音楽イベントに用いることで、まるでその場にいるような、非常に没入感の高いライブVR体験を楽しめる」と説明している。
なお本システムは、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参画している、1,500以上の企業・団体に提供している常設5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」に展示する予定。