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公開日 2018/10/16 11:56
「CEATEC Japan 2018」にて映像表示デモ
ソシオネクストから世界初、HDMI 2.1対応の8K映像処理チップ「HV5シリーズ」
編集部:川田菜月
(株)ソシオネクストは、世界初となるHDMI 2.1規格の送受信に対応した8K映像処理・表示制御用チップ「HV5シリーズ」を発表。映像機器メーカー向けに2019年3月より順次販売を開始する。
HDMI 2.1は最大帯域が従来のHDMI 2.0の約2.7倍となる48Gbpsまで高速化された規格。8Kをはじめとした大容量のコンテンツを高画質・高音質かつ低遅延で伝送できる。
HV5シリーズは、HDMI 2.1に対応した送受信機能を搭載する映像処理用チップ。同社は、8Kインターフェース変換チップ「SC1H05AC01」、および8KTV用映像処理チップ「SC1H05AT1」の2種類について、本日10月16日から千葉・幕張メッセにて開催される「CEATEC Japan 2018」にて、実機による映像表示のデモンストレーションを実施している(プレス向け事前公開のレポートはこちら)。
SC1H05ACシリーズはHDMI 2.1 Tx機能により8K映像の送信を可能にするインターフェース変換チップで、いずれも出力はHDMI 2.1、入力は「SC1H05AC01」がHDMI 2.0入力×4、「SC1H05AC02」がV-by-One HS 4 Lane×4に対応する。これにより、従来は8K映像のパネル出力にはHDMI 2.0対応の4K映像用ケーブルを4本使用する必要があったが、一本のケーブルで接続可能となるとのこと。
「SC1H05AT1」は8K対応テレビ向けに最適化した映像処理チップで、日本国内で本放送が開始される4K/8K放送システムへの対応に加え、外部入力による8K映像の表示処理機能により8Kコンテンツの再生にも対応する。
HDMI 2.0/2.1のほか、V-by-One規格の入出力にも対応。入力はHDMI 2.1/HDCP 2.3×1、V-By-One HS 4 Lane×5、出力はV-By-One HS 8 Lane×8に対応。映像処理機能には8Kアップスケーラー、超解像処理(8K PLUS)、HDR、MEMC フレームレート変換、ローカルディミング制御を内蔵。これらの技術により、フルHDや4Kで制作された映像コンテンツも、8Kパネルに最適な画質で再現できるという。メモリはDDR4-2400/2667MHz 32bit×3chを備える。
HV5シリーズは、入出力フォーマットや映像処理機能の組み合わせによって、各種製品をラインナップしていく予定と。また同社は今後、このHV5シリーズを中心に構築する各種映像システムを提案、テレビ製品やパブリックサイネージ、医療分野での利用など超高精細映像の特性を最大限に活かしたコンテンツとその再生・表示機器のグローバルな普及を目指すとしている。
HDMI 2.1は最大帯域が従来のHDMI 2.0の約2.7倍となる48Gbpsまで高速化された規格。8Kをはじめとした大容量のコンテンツを高画質・高音質かつ低遅延で伝送できる。
HV5シリーズは、HDMI 2.1に対応した送受信機能を搭載する映像処理用チップ。同社は、8Kインターフェース変換チップ「SC1H05AC01」、および8KTV用映像処理チップ「SC1H05AT1」の2種類について、本日10月16日から千葉・幕張メッセにて開催される「CEATEC Japan 2018」にて、実機による映像表示のデモンストレーションを実施している(プレス向け事前公開のレポートはこちら)。
SC1H05ACシリーズはHDMI 2.1 Tx機能により8K映像の送信を可能にするインターフェース変換チップで、いずれも出力はHDMI 2.1、入力は「SC1H05AC01」がHDMI 2.0入力×4、「SC1H05AC02」がV-by-One HS 4 Lane×4に対応する。これにより、従来は8K映像のパネル出力にはHDMI 2.0対応の4K映像用ケーブルを4本使用する必要があったが、一本のケーブルで接続可能となるとのこと。
「SC1H05AT1」は8K対応テレビ向けに最適化した映像処理チップで、日本国内で本放送が開始される4K/8K放送システムへの対応に加え、外部入力による8K映像の表示処理機能により8Kコンテンツの再生にも対応する。
HDMI 2.0/2.1のほか、V-by-One規格の入出力にも対応。入力はHDMI 2.1/HDCP 2.3×1、V-By-One HS 4 Lane×5、出力はV-By-One HS 8 Lane×8に対応。映像処理機能には8Kアップスケーラー、超解像処理(8K PLUS)、HDR、MEMC フレームレート変換、ローカルディミング制御を内蔵。これらの技術により、フルHDや4Kで制作された映像コンテンツも、8Kパネルに最適な画質で再現できるという。メモリはDDR4-2400/2667MHz 32bit×3chを備える。
HV5シリーズは、入出力フォーマットや映像処理機能の組み合わせによって、各種製品をラインナップしていく予定と。また同社は今後、このHV5シリーズを中心に構築する各種映像システムを提案、テレビ製品やパブリックサイネージ、医療分野での利用など超高精細映像の特性を最大限に活かしたコンテンツとその再生・表示機器のグローバルな普及を目指すとしている。