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公開日 2018/11/22 09:50
ESS製旗艦DAC搭載など機能強化しつつ199gの軽量さも実現
コウォン、新旗艦ハイレゾDAP「PLENUE L」。シリーズ初の4.4mmバランス端子採用
編集部:小野佳希
テクタイトは、COWON(コウォン)ブランドによるハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーの新たなフラグシップモデル「PLENUE L」を12月12日に発売する。オープン価格だが258,000円前後での実売が予想される。
2016年発売の「PLENUE S」(関連ニュース)に代わる新たなフラグシップモデルで、DACチップをESS Technology社の最上位DACチップ “SABRE PRO” 「ES9038PRO」にしたほか、PLENUEシリーズとして初めて4.4mmバランス端子を搭載するなどしている。秋のヘッドホン祭2018で参考展示していた製品が正式発表された格好だ。
DXD(352.8/384kHz)とDSD256(11.2MHz)のネイティブ再生に対応。そのほか384kHz/32bitのFLAC/ALAC/AIFF/APE、WAV、MP3、OGGファイルなどの再生に対応する。
PLENUE Sからの変更点としては、前述のDACチップや4.4mmバランス端子搭載のほか、バランス出力も3.0Vrmsから4.05Vrmsに。内蔵メモリ容量も128GBから256GBへと増えた。外部記録媒体は256GBまでのmicroSDカードに対応している。
また、バッテリー性能も最大8時間再生から8時間30分へと向上しているほか、数々の機能強化を果たしながらも199gという軽量さも実現。加えて、付属ケースもDignis社製レザーケースへとグレードアップさせている。
さらに、4月発売の「PLENUE 2 Mark II」から搭載した「Aiオーディオ」機能を本機にも投入。ユーザーの使用習慣(パターン)などを学習して、ボリュームやイコライジングを自動調整する。各曲ごとの音の大きさのバラツキを自動的にノーマルライズするなどといったボリューム自動調整機能、音源によるジェットエフェクト自動設定、ユーザーの使用記録/習慣から判断して好みの曲を優先的にシャッフル再生することなどが可能だ。
384kHz/32bit音源のために最適化したというデジタルパス回路を独自開発し、オリジナル方式のCPLD(Complex Programmable Logic Device)を搭載。これによってBUS単位やGROUP単位のデジタル信号処理を最適化し、ノイズ抑制を図るなどしている。
また、LDO(Ultra-Low Noise Low DropOut Regulator)電源回路も搭載。これによって非常に低いレベルのノイズと高いPSRR(Power Supply Rejection Ratio)性能を実現したという。
オペアンプにはTI製SoundPlusを採用。最大4.05Vrmsのバランス出力を実現し、高インピーダンスのハイエンドヘッドホンでもヘッドホンアンプなしで駆動することができるとしている。
さらに、コンデンサーや抵抗などのアナログ部品にも最高級のものを使用していると同社は説明。光出力に対応することで、様々な外部アンプ機器と接続しても使用できるようにしている。イヤホンモードに設定したあとにボリュームを最大に上げると、イヤホンオーディオ出力をラインアウトとして使用可能。
デザインは、金管楽器からインスピレーションを受けたという “Brass Wind Inspired Design” を採用。鋭さを排除してクラシック楽器の柔らかさと深さを表現したアナログ的デザインにしたという。本体色は “Brass Gold” と呼称している。
なお、外観の光沢は1台につき最低1時間以上の時間がかかるというマイクロ研磨作業によって、1台ずつ職人の手を経て製作。背面は強化ガラスにPLENUEシンボルをパターン画像処理したあとに浮き彫り加工を施している。
そのほか、独自のサウンドコントロール機能「JetEffect7」も引き続き搭載。10バンドEQフィルター、位相補正機能を有するBBE+、Chorus/Reverbなどを調節することができる。
SN比は128dBで、THD+Nは0.0004%、ステレオクロストークが-144dB。
2016年発売の「PLENUE S」(関連ニュース)に代わる新たなフラグシップモデルで、DACチップをESS Technology社の最上位DACチップ “SABRE PRO” 「ES9038PRO」にしたほか、PLENUEシリーズとして初めて4.4mmバランス端子を搭載するなどしている。秋のヘッドホン祭2018で参考展示していた製品が正式発表された格好だ。
DXD(352.8/384kHz)とDSD256(11.2MHz)のネイティブ再生に対応。そのほか384kHz/32bitのFLAC/ALAC/AIFF/APE、WAV、MP3、OGGファイルなどの再生に対応する。
PLENUE Sからの変更点としては、前述のDACチップや4.4mmバランス端子搭載のほか、バランス出力も3.0Vrmsから4.05Vrmsに。内蔵メモリ容量も128GBから256GBへと増えた。外部記録媒体は256GBまでのmicroSDカードに対応している。
また、バッテリー性能も最大8時間再生から8時間30分へと向上しているほか、数々の機能強化を果たしながらも199gという軽量さも実現。加えて、付属ケースもDignis社製レザーケースへとグレードアップさせている。
さらに、4月発売の「PLENUE 2 Mark II」から搭載した「Aiオーディオ」機能を本機にも投入。ユーザーの使用習慣(パターン)などを学習して、ボリュームやイコライジングを自動調整する。各曲ごとの音の大きさのバラツキを自動的にノーマルライズするなどといったボリューム自動調整機能、音源によるジェットエフェクト自動設定、ユーザーの使用記録/習慣から判断して好みの曲を優先的にシャッフル再生することなどが可能だ。
384kHz/32bit音源のために最適化したというデジタルパス回路を独自開発し、オリジナル方式のCPLD(Complex Programmable Logic Device)を搭載。これによってBUS単位やGROUP単位のデジタル信号処理を最適化し、ノイズ抑制を図るなどしている。
また、LDO(Ultra-Low Noise Low DropOut Regulator)電源回路も搭載。これによって非常に低いレベルのノイズと高いPSRR(Power Supply Rejection Ratio)性能を実現したという。
オペアンプにはTI製SoundPlusを採用。最大4.05Vrmsのバランス出力を実現し、高インピーダンスのハイエンドヘッドホンでもヘッドホンアンプなしで駆動することができるとしている。
さらに、コンデンサーや抵抗などのアナログ部品にも最高級のものを使用していると同社は説明。光出力に対応することで、様々な外部アンプ機器と接続しても使用できるようにしている。イヤホンモードに設定したあとにボリュームを最大に上げると、イヤホンオーディオ出力をラインアウトとして使用可能。
デザインは、金管楽器からインスピレーションを受けたという “Brass Wind Inspired Design” を採用。鋭さを排除してクラシック楽器の柔らかさと深さを表現したアナログ的デザインにしたという。本体色は “Brass Gold” と呼称している。
なお、外観の光沢は1台につき最低1時間以上の時間がかかるというマイクロ研磨作業によって、1台ずつ職人の手を経て製作。背面は強化ガラスにPLENUEシンボルをパターン画像処理したあとに浮き彫り加工を施している。
そのほか、独自のサウンドコントロール機能「JetEffect7」も引き続き搭載。10バンドEQフィルター、位相補正機能を有するBBE+、Chorus/Reverbなどを調節することができる。
SN比は128dBで、THD+Nは0.0004%、ステレオクロストークが-144dB。
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