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公開日 2020/02/04 19:47
日本橋三越にビックカメラが2月7日オープン
家電店の新しいスタイルを提案する「ビックカメラ日本橋三越」、ここでしか出会いない商品も多数品揃え
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
■全商品ジャンルに精通した家電コンシェルジュ
三越伊勢丹が運営する日本橋三越本店 新館6階に、ビックカメラの新店舗「ビックカメラ 日本橋三越」が2月7日(金)にオープンする。従来の“家電店”のイメージを覆す、両社の強みを活かした新業態店舗が一足先に公開された。
「目指したのは一人一人のお客様に寄り添う新スタイルショップ」と力を込めるビックカメラ日本橋三越 店長・橋本賢太氏。日本橋三越本店の雰囲気に合わせ、全員がスーツを着用し、店内音響もジャズ調の音楽を流すなど、「三越の館にあわせた工夫を凝らした」と語る。橋本店長はじめとする約40名の全スタッフが「家電コンシェルジュ」として、原則一人ですべての商品を紹介することができる。「日本橋三越本店のお客様に対するおもてなしのため全員が研修も行っている」(三越伊勢丹 日本橋ライフデザイン営業部 ブランド担当付マネージャー・斉藤宏太氏)という。
フロアは、コンセプトを明確にした3つのゾーンで構成されるが、ビックカメラ 日本橋三越を象徴するのが、ビックカメラでは初のラウンジを配した「クオリティタイムゾーン」。「ご年配のお客様も多く、座って接客する場所が必要だと考えた。お客様がぐるぐる歩き回るのではなく、われわれが商品を持ってきて説明する」という従来にはない斬新なスタイルを採用する。
三世代4名、5名と多人数で来店されるお客様も少なくないため、何名も腰かけられるソファがゾーン内には多数配置されている。「お客様の家にある家電製品やインターネット環境に応じた最適な商品提案をじっくりと時間をかけてわかりやすく説明します」という家電コンシェルジュからの商品提案を、お客様はソファでくつろぎながら聞くことができる。
本ゾーンのもうひとつの特徴は、ビックカメラ 日本橋三越ならではの商品やサービスの数々。家電量販店における展示は初となるパナソニックの最上位ビューティ家電「パナソニックビューティプレミアム」や「オリンピックもあり、テレビの買い替えを検討されるお客様に今、一番いいものを紹介したい」と説明する8K有機ELテレビを展示、紹介する。
独特なスタイルで目を引くのは、超コンパクトながらパワフルなサウンドを奏でるスピーカー「DEVIALET」。三越伊勢丹のバイヤーからの紹介で取り扱いが実現したもので、小型の試聴室で体感することが可能だ。
カウンターは飲食が可能で、最新のキッチン家電の実力を試食、試飲して確かめられる。店舗独自のサービスとしてアピールするのは「ビックSUPERサービスプレミアム」。従来は商品の配送、設置までだったサービスを、「使い方をその場でお試しできた方がいいですから」と顔なじみの家電コンシェルジュが簡単な商品の説明や所有している商品との連携まで面倒を見てくれる。
店舗の入り口に展開するのは「ウェルカムゾーン」。2週間から3週間単位で入れ替え、旬の家電をクローズアップ。オープン当初はビックカメラ日本橋三越でしか扱っていない商品を結集した。柱周りに展開するのは「IoT家電」。スマホがリモコンになったり、家電の状態を確認できたり、帰宅前にエアコンを最適温度に暖められたり、“身近になった便利でよかった”を紹介する。
■ここでしか出会いない商品も
最新家電を提案する「ビックカメラゾーン」は、什器の色は従来のグレーではなく「白」に統一して清潔感ある売り場を演出。天井も従来のメッシュではなくボードが採用されている。エンドコーナーは奥まで見渡しやすく、各コーナーもPOPがないためすっきりとした印象を受ける。随所にタブレットが配置され、販売員や商品の紹介、商品選択のポイントをオリジナル動画で紹介する。ハイエンド商品を中心にした品揃えには、ヤーマンの百貨店専用モデルやエレクトロラックスの空気清浄機など“家電店初”の商品も多数揃えられる。
大きく売り場をとるのは「調理」「健康・ビューティ(美容)」家電のコーナー。ほぼすべての商品を試せることができ、もちろん、クオリティタイムゾーンでゆったりと体験することも可能だ。冷蔵庫や洗濯機はお客様からの問い合わせも多いという海外製の大型商品を増やし、ワインセラーも小型ではなく本格的なものを厳選する。
カメラコーナーもハイグレード商品中心の品揃え。最高額は600万円を超える「PHASE ONE」。テレビは有機ELが中心。PCは近隣のオフィスのビジネスマンを意識して、かゆい所にも手が届く関連商品も取り揃えた。スマートフォン売り場では、個々のキャリアではなく、社員(スマートフォンコンシェルジュ)が各キャリアを横断して説明ができる体制を整えているのが特徴。ガラケーのお客様も少なくなく、お客様に一番合った乗り換えや機種交換を提案する。
一年後の成功の目安を問われ、「三越のお客様にビックの担当者を指名して来ていただけるようになること」と答えた橋本店長。「当初は戸惑いもあった」とする両社の企業文化の違いも、斉藤氏との密なコミュニケーションでは現在は皆無に近いと語る。新業態“日本橋KADEN”の船出は2月7日(金)。
三越伊勢丹が運営する日本橋三越本店 新館6階に、ビックカメラの新店舗「ビックカメラ 日本橋三越」が2月7日(金)にオープンする。従来の“家電店”のイメージを覆す、両社の強みを活かした新業態店舗が一足先に公開された。
「目指したのは一人一人のお客様に寄り添う新スタイルショップ」と力を込めるビックカメラ日本橋三越 店長・橋本賢太氏。日本橋三越本店の雰囲気に合わせ、全員がスーツを着用し、店内音響もジャズ調の音楽を流すなど、「三越の館にあわせた工夫を凝らした」と語る。橋本店長はじめとする約40名の全スタッフが「家電コンシェルジュ」として、原則一人ですべての商品を紹介することができる。「日本橋三越本店のお客様に対するおもてなしのため全員が研修も行っている」(三越伊勢丹 日本橋ライフデザイン営業部 ブランド担当付マネージャー・斉藤宏太氏)という。
フロアは、コンセプトを明確にした3つのゾーンで構成されるが、ビックカメラ 日本橋三越を象徴するのが、ビックカメラでは初のラウンジを配した「クオリティタイムゾーン」。「ご年配のお客様も多く、座って接客する場所が必要だと考えた。お客様がぐるぐる歩き回るのではなく、われわれが商品を持ってきて説明する」という従来にはない斬新なスタイルを採用する。
三世代4名、5名と多人数で来店されるお客様も少なくないため、何名も腰かけられるソファがゾーン内には多数配置されている。「お客様の家にある家電製品やインターネット環境に応じた最適な商品提案をじっくりと時間をかけてわかりやすく説明します」という家電コンシェルジュからの商品提案を、お客様はソファでくつろぎながら聞くことができる。
本ゾーンのもうひとつの特徴は、ビックカメラ 日本橋三越ならではの商品やサービスの数々。家電量販店における展示は初となるパナソニックの最上位ビューティ家電「パナソニックビューティプレミアム」や「オリンピックもあり、テレビの買い替えを検討されるお客様に今、一番いいものを紹介したい」と説明する8K有機ELテレビを展示、紹介する。
独特なスタイルで目を引くのは、超コンパクトながらパワフルなサウンドを奏でるスピーカー「DEVIALET」。三越伊勢丹のバイヤーからの紹介で取り扱いが実現したもので、小型の試聴室で体感することが可能だ。
カウンターは飲食が可能で、最新のキッチン家電の実力を試食、試飲して確かめられる。店舗独自のサービスとしてアピールするのは「ビックSUPERサービスプレミアム」。従来は商品の配送、設置までだったサービスを、「使い方をその場でお試しできた方がいいですから」と顔なじみの家電コンシェルジュが簡単な商品の説明や所有している商品との連携まで面倒を見てくれる。
店舗の入り口に展開するのは「ウェルカムゾーン」。2週間から3週間単位で入れ替え、旬の家電をクローズアップ。オープン当初はビックカメラ日本橋三越でしか扱っていない商品を結集した。柱周りに展開するのは「IoT家電」。スマホがリモコンになったり、家電の状態を確認できたり、帰宅前にエアコンを最適温度に暖められたり、“身近になった便利でよかった”を紹介する。
■ここでしか出会いない商品も
最新家電を提案する「ビックカメラゾーン」は、什器の色は従来のグレーではなく「白」に統一して清潔感ある売り場を演出。天井も従来のメッシュではなくボードが採用されている。エンドコーナーは奥まで見渡しやすく、各コーナーもPOPがないためすっきりとした印象を受ける。随所にタブレットが配置され、販売員や商品の紹介、商品選択のポイントをオリジナル動画で紹介する。ハイエンド商品を中心にした品揃えには、ヤーマンの百貨店専用モデルやエレクトロラックスの空気清浄機など“家電店初”の商品も多数揃えられる。
大きく売り場をとるのは「調理」「健康・ビューティ(美容)」家電のコーナー。ほぼすべての商品を試せることができ、もちろん、クオリティタイムゾーンでゆったりと体験することも可能だ。冷蔵庫や洗濯機はお客様からの問い合わせも多いという海外製の大型商品を増やし、ワインセラーも小型ではなく本格的なものを厳選する。
カメラコーナーもハイグレード商品中心の品揃え。最高額は600万円を超える「PHASE ONE」。テレビは有機ELが中心。PCは近隣のオフィスのビジネスマンを意識して、かゆい所にも手が届く関連商品も取り揃えた。スマートフォン売り場では、個々のキャリアではなく、社員(スマートフォンコンシェルジュ)が各キャリアを横断して説明ができる体制を整えているのが特徴。ガラケーのお客様も少なくなく、お客様に一番合った乗り換えや機種交換を提案する。
一年後の成功の目安を問われ、「三越のお客様にビックの担当者を指名して来ていただけるようになること」と答えた橋本店長。「当初は戸惑いもあった」とする両社の企業文化の違いも、斉藤氏との密なコミュニケーションでは現在は皆無に近いと語る。新業態“日本橋KADEN”の船出は2月7日(金)。
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