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公開日 2020/03/31 06:30
オリンパス「OM-D E-M1 III」、鋭い立ち上がりで市場に活気
新型コロナウイルスが中国の部品工場を直撃。遅れる製品供給に不安広がる <販売店の声・売れ筋ランキング2月>
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。
■通販でSACDソフトやアクセサリー商品が動き始めた
期待していたオーディオフェアもコロナウイルスの関係で来場人数が前年の5割ダウンだそうです。来店客も日に日に少なくなり先行きが見えない状況です。店舗前の道路も交通量が減っていることは一目瞭然です。減る一方のレジャー需要に対し、通販ではSACDソフトやレコードクリーナーが徐々に売れ始めています。家に籠ってオーディオアクセサリーで遊んでくれるお客様が増えるといいなと思います。しばらくは放送業務用の仕事で大型店舗の取付や納品があるのですが、ホームシアター案件はしばらくありません。(第一無線)
■生産遅れによる販売機会損失は大きな痛手
新型コロナウイルスによる新型肺炎流行のため、客足がパタッと止まり、売上げが大幅に減少している。収束に向けた先行きの見通しは依然立っておらず、3月以降も引き続き売上減が続く可能性が大きいと言えるだろう。この影響で、製造の一部を担う中国製の部品が入手できないため、早くもオーディオ製品の生産に遅れが生じ始めている。マランツ「NR1200」もそのひとつ。在庫があれば右から左へと動いていた人気製品だけに、販売機会損失は大きな打撃に他ならない。(テレオン)
■商品入荷が困難な状況に
2月は例年、あまり売れ行きが良くない傾向にはありますが、新型コロナウイルスの影響で、商品の入荷そのものが困難な状況になりつつあります。各メーカーでは在庫不足を来しているようで、注文を出しても「1カ月待ち」「納期未定」といった状態がここしばらく続いています。イベントが相次いで中止になったり、株価も暴落したり、このまま一気に不景気になってしまわないかと気を揉んでしまいます。そのような中で、何かしらでも注文をいただけるのは大変ありがたいこと。頑張って参ります。(Tsubaki Audio)
■心配される在庫切れ
コロナウイルス騒動の最中、不思議と売上げはあまり悪くはないのですが、大変気がかりなのは、在庫切れの商品が多くなっていることです。エプソンやソニーの製品が特に目に付きます。(音や)
■キヤノン、オリンパスの新製品が好調な滑り出し
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、残念ながら2月27日からの開催が予定されていた「CP+2020」が中止となりました。止む得ないこととはいえ、オリンピックイヤーに発売が発表されたキヤノン「EOS-1D X Mark III」、ニコン「D6」のフラグシップなど、話題の製品が見れなくなったのは残念でなりません。
販売そのものに関しては、上記のキヤノン「EOS-1D X Mark III」やオリンパス「OM-D E-M1 III」の新製品がランクインして盛り上がりを見せています。高額レンズも販売が好調です。早期にウイルス問題が収束し、オリンピックに向け、販売に繋がることを祈るばかりです。(ヨドバシカメラ)
■趣味性の高いカメラの好調さにカメラファンの底上げを実感
春の新製品発売のシーズンということで、2月中に発売された各社の新製品が順当に売れ筋上位にランクインした。3年ぶりの新製品となったオリンパス「OM-D E-MI MarkIII」が好調で、フルサイズとは違った、コンパクトで高画質なカメラへのニーズが高まっていることを感じる。小さいセンサーという短所を、手振れ補正などの機能で巧みに補い、むしろ強みとしているあたりにオリンパスのしたたかさを感じるとともに、技術力の高さを裏打ちする結果となった。
また、新製品が発表、発売されたことにより、価格がグッと買い求めやすくなった1世代前の製品を買う動きも活発だ。悪く言えば、開発に伴う性能アップのスピードが鈍化しれいることの現れなのかもしれない。新製品の中から個人的に注目したいのは、大変好調に推移しているフジフイルム「X100V」。ただシャープに写るというわかり易い性能だけではなく、「魅力的な写真が撮れる」「撮っていて、使っていて楽しい」といった点が高く評価できる。批判を浴びたプロモーション動画はちょっと蛇足だったが、こうした趣味性の高いカメラの販売好調さに、日本のカメラファンの実力が底上げされたと実感できた。(フジヤカメラ)
■通販でSACDソフトやアクセサリー商品が動き始めた
期待していたオーディオフェアもコロナウイルスの関係で来場人数が前年の5割ダウンだそうです。来店客も日に日に少なくなり先行きが見えない状況です。店舗前の道路も交通量が減っていることは一目瞭然です。減る一方のレジャー需要に対し、通販ではSACDソフトやレコードクリーナーが徐々に売れ始めています。家に籠ってオーディオアクセサリーで遊んでくれるお客様が増えるといいなと思います。しばらくは放送業務用の仕事で大型店舗の取付や納品があるのですが、ホームシアター案件はしばらくありません。(第一無線)
■生産遅れによる販売機会損失は大きな痛手
新型コロナウイルスによる新型肺炎流行のため、客足がパタッと止まり、売上げが大幅に減少している。収束に向けた先行きの見通しは依然立っておらず、3月以降も引き続き売上減が続く可能性が大きいと言えるだろう。この影響で、製造の一部を担う中国製の部品が入手できないため、早くもオーディオ製品の生産に遅れが生じ始めている。マランツ「NR1200」もそのひとつ。在庫があれば右から左へと動いていた人気製品だけに、販売機会損失は大きな打撃に他ならない。(テレオン)
■商品入荷が困難な状況に
2月は例年、あまり売れ行きが良くない傾向にはありますが、新型コロナウイルスの影響で、商品の入荷そのものが困難な状況になりつつあります。各メーカーでは在庫不足を来しているようで、注文を出しても「1カ月待ち」「納期未定」といった状態がここしばらく続いています。イベントが相次いで中止になったり、株価も暴落したり、このまま一気に不景気になってしまわないかと気を揉んでしまいます。そのような中で、何かしらでも注文をいただけるのは大変ありがたいこと。頑張って参ります。(Tsubaki Audio)
■心配される在庫切れ
コロナウイルス騒動の最中、不思議と売上げはあまり悪くはないのですが、大変気がかりなのは、在庫切れの商品が多くなっていることです。エプソンやソニーの製品が特に目に付きます。(音や)
■キヤノン、オリンパスの新製品が好調な滑り出し
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、残念ながら2月27日からの開催が予定されていた「CP+2020」が中止となりました。止む得ないこととはいえ、オリンピックイヤーに発売が発表されたキヤノン「EOS-1D X Mark III」、ニコン「D6」のフラグシップなど、話題の製品が見れなくなったのは残念でなりません。
販売そのものに関しては、上記のキヤノン「EOS-1D X Mark III」やオリンパス「OM-D E-M1 III」の新製品がランクインして盛り上がりを見せています。高額レンズも販売が好調です。早期にウイルス問題が収束し、オリンピックに向け、販売に繋がることを祈るばかりです。(ヨドバシカメラ)
■趣味性の高いカメラの好調さにカメラファンの底上げを実感
春の新製品発売のシーズンということで、2月中に発売された各社の新製品が順当に売れ筋上位にランクインした。3年ぶりの新製品となったオリンパス「OM-D E-MI MarkIII」が好調で、フルサイズとは違った、コンパクトで高画質なカメラへのニーズが高まっていることを感じる。小さいセンサーという短所を、手振れ補正などの機能で巧みに補い、むしろ強みとしているあたりにオリンパスのしたたかさを感じるとともに、技術力の高さを裏打ちする結果となった。
また、新製品が発表、発売されたことにより、価格がグッと買い求めやすくなった1世代前の製品を買う動きも活発だ。悪く言えば、開発に伴う性能アップのスピードが鈍化しれいることの現れなのかもしれない。新製品の中から個人的に注目したいのは、大変好調に推移しているフジフイルム「X100V」。ただシャープに写るというわかり易い性能だけではなく、「魅力的な写真が撮れる」「撮っていて、使っていて楽しい」といった点が高く評価できる。批判を浴びたプロモーション動画はちょっと蛇足だったが、こうした趣味性の高いカメラの販売好調さに、日本のカメラファンの実力が底上げされたと実感できた。(フジヤカメラ)
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