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公開日 2021/01/18 16:17
CES 2021にて発表

オンキヨー・パイオニア、HDMI 2.1対応の新AVアンプ10機種を海外発表。今夏国内販売も予定

編集部:松永達矢
米11 Trading Companyは、北米にて展開予定のオンキヨー、パイオニア ELITE、インテグラ各ブランドのAVレシーバー新製品を「CES 2021」にて発表した。日本国内においても、一部商品が国内仕様にローカライズされる形で2021年夏頃の発売が予定されている。

今回新製品発表のあった3社

11 Trading Companyとは、オンキヨーホームエンターテイメントの米国正規代理店VOXX International Corporationの子会社。オンキヨーからは「TX-NR5100」「TX-NR6100」「TX-NR7100」「TX-RZ50」、パイオニア ELITEからは「VSX-LX105」「VSX-LX305」「VSX-LX505」、インテグラからは「DRX-2.4」「DRX-3.4」「DRX-5.4」の計10機種の北米展開が発表された。

上記モデルはすべて双方向のBluetooth無線技術を搭載するほか、HDMI 2.1の規格に対応。くわえて、実装されるすべてのHDMI端子にてHDR10+をカバーしている。

また、2020年9月10日に発表されたスウェーデンのDirac Research社とDirac Liveのライセンス契約締結に伴い、新たな音場補正機能として「Dirac Live」を搭載(TX-NR6100、 TX-NR5100、 VSX-LX105、 DRX-2.4を除く)。ドルビーアトモスやDTS:Xなどの多チャンネル再生が普及している中で、より簡単に理想的な視聴環境の構築を実現できるとしている。

なお、今回発表された機種のうち、オンキヨー「TX-RZ50」「TX-NR6100」、パイオニア ELITE「VSX-LX305」、インテグラ「DRX-3.4」をベースとした製品を2021年夏に日本でも発売する予定としており、正式な発売時期、価格、仕様等については後日詳細が決定次第アナウンスを行う予定とのことだ。


・9.2chネットワークAVアンプ
オンキヨー
TX-RZ50

「TX-RZ50」

リア端子6系統においてHDMI 2.1対応(3端子:8k/60Hz、3端子:4K/120Hz)し、THX Select認証を取得した最大パワー215Wのディスクリートアンプを搭載。「Dynamic Audio Amplification」技術をさらに進化させ、各スピーカーの実力を存分に発揮させるとともに、音場補正には新たに「Dirac Live」を搭載することで、広いリビングでも最高のホームシアター空間を実現可能にしたというモデル。

・7.2chネットワークAVアンプ
オンキヨー
TX-NR6100

「TX-NR6100」

リア端子3系統においてHDMI 2.1対応(8K/60Hz対応)し、さらに全てのHDMI端子にてHDR10+対応。THX Select認証を取得した最大パワー175Wのディスクリートアンプを搭載し、コンテンツの詳細までを表現することを目指し音質を改善したとする。また、ワイヤレス機能を進化させ、ネットワーク回路はクアッドコアのSoCを採用し、高速演算処理による安定した再生やMIMO (2x2)のWi-Fi接続を実現。Bluetooth送信機能はaptX HDコーデックにも対応し、低遅延または高音質でのワイヤレス視聴が可能。クラス最高の充実した最新機能を搭載したモデルだとしている。

・9.2chネットワークAVアンプ
パイオニア ELITE
VSX-LX305

「VSX-LX305」

リア端子6系統でHDMI 2.1に対応(3端子:8k/60Hz、 3端子:4K/120Hz)。DSP技術を進化させるとともに、音場補正には新規採用した「Dirac Live」と市場評価の高い「Advanced MCACC」の両者を搭載した。さらに9chアンプにて「Dolby Atmos」「DTS:X」および「IMAX Enhanced」に対応する。

・カスタムインストーラー向け9.2chネットワークAVアンプ
インテグラ
DRX-3.4

「DRX-3.4」

ウェブブラウザを使ってAVアンプの設定が可能な「Web Setup」や、HDMIの不具合が出た際にどこが原因か診断できる「HDMI診断機能」、「Dirac Live」は製品からマイクが届かないところでもパソコンとオプションマイクを使用しての音場補正が可能とした、インテグレーション作業を大幅に効率化させたモデル。リア端子6系統においてHDMI 2.1に対応する(3端子:8k/60Hz、3端子:4K/120Hz)。

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