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公開日 2021/01/20 18:57
アーティストへの還元額増
JASRAC、著作権管理手数料を引き下げ。2021年3月分配期に限り
編集部:小野佳希
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、 著作物使用料等を権利者に分配する際に控除する管理手数料の実施料率を、 2021年3月分配期に限って引き下げる。
対象となる使用料の区分は、 「演奏等」「放送等」「有線放送等」「業務用通信カラオケ」「インタラクティブ配信」。例えば、 「演奏等」区分における「大規模演奏会等」では通常15%の手数料をとっているが、 2021年3月分配期はこれを10%に引き下げ、作詞者や作曲者など権利者への還元額を増やす。
JASRACでは、 経常収益が経常費用を上回った場合は、 収支差額金として翌年度に権利者へ分配している。決算前においても、収支差額金となることが確実に見込まれる部分については、できる限り早く権利者に還元するべく動いている。
2020年度(2020年4月〜2021年3月)については、 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け経常収益の減少が見込まれたため、 経常費用の削減に努めることで、年度内最後の分配期となる2021年3月分配期に適用する実施料率を引き下げることにしたという。
対象となる使用料の区分は、 「演奏等」「放送等」「有線放送等」「業務用通信カラオケ」「インタラクティブ配信」。例えば、 「演奏等」区分における「大規模演奏会等」では通常15%の手数料をとっているが、 2021年3月分配期はこれを10%に引き下げ、作詞者や作曲者など権利者への還元額を増やす。
JASRACでは、 経常収益が経常費用を上回った場合は、 収支差額金として翌年度に権利者へ分配している。決算前においても、収支差額金となることが確実に見込まれる部分については、できる限り早く権利者に還元するべく動いている。
2020年度(2020年4月〜2021年3月)については、 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け経常収益の減少が見込まれたため、 経常費用の削減に努めることで、年度内最後の分配期となる2021年3月分配期に適用する実施料率を引き下げることにしたという。
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