トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2021/05/17 22:31
ドルビーアトモスの空間オーディオも

Apple Musicがハイレゾ/ロスレス対応、追加料金なしで6月から

編集部:杉山康介
Appleは、同社が運営する音楽ストリーミングサービス「Apple Music」にて、空間オーディオとロスレスクオリティの音源を6月より配信することを発表した。

Apple Musicが空間オーディオ/ロスレスに対応

配信される空間オーディオはドルビーアトモスフォーマットのもので、発売時に数千のトラックが利用可能になり、定期的に追加されるという。ロスレス音源はカタログ全体となる7,500万曲以上で利用できるようになる。同社によれば、これらの音源はApple Musicユーザーであれば「追加料金なしで来月より使用可能」とのことだ。

ロスレス音源については、ALAC(Apple Lossless Audio Codec)を採用。再生は最新バージョンのApple Musicの「設定」から「音楽」>「オーディオ品質」を選択することでオンにできる。セルラー、Wi-Fi、ダウンロードなどさまざまな接続に応じた解像度が選択できるとのことで、44.1kHz/16bitのCDクオリティから、48kHz/24bitをAppleデバイスでネイティブ再生できるとする。最大192kHz/24bitまでの音源を提供する予定という。

空間オーディオは、J Balvin、Gustavo Dudamel、Ariana Grande、Maroon 5、Kacey Musgraves、TheWeekndなどのアーティストが提供。H1またはW1チップを搭載したAirPodsやBeatsのイヤホン/ヘッドホン、最新のiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーで空間オーディオが再生可能だとする。Apple Musicには新しい空間オーディオ音源を絶えず追加し、プレイリストの特別なセットをキュレーションするほか、空間オーディオ音源と判別できるように詳細ページにバッジを付けるとしている。

また 空間オーディオの音源数を増やすために、Apple Musicとドルビーは協力して、ミュージシャン、プロデューサー、ミックスエンジニアがドルビーアトモスで曲を簡単に作成できるよう、ドルビー対応スタジオの数を倍増させたり、教育プログラムの提供を行う。また、インディペンデントアーティストにリソースを提供するといった取り組みも実施する。


関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマハの最新ブックシェルフスピーカーで80年代ヒットナンバーを存分に楽しもう!NS-800A/NS-600Aの音の違いもチェック
2 「パリ2024オリンピック」の応援のお供に!地デジからBS 4K・8Kまで中継放送スケジュールを一挙公開
3 「多くの方にデノンの音を届けたい」、最上位アナログプレーヤー「DP-3000NE」開発者の声を聞く
4 デノン、旗艦プリメイン「PMA-3000NE」。差動1段アンプなど“究極のシンプル”を追求
5 老舗デノンが打ち出す「新しいHi-Fiのカタチ」。HDMI搭載小型プリメイン「DENON HOME AMP」を聴く
6 ソナス・ファベール、“至高” のフラグシップスピーカー「Suprema」。1億5400万円から
7 Amazon Music、「FUJI ROCK FESTIVAL ‘24」の配信タイムテーブルを公開
8 ラックスマン、USB DAC「DA-07X」。D-07Xからプレーヤー機能省きDAC単体機としてブラッシュアップ
9 SIMGOT、1DD/8BA/1ピエゾのドライバー基搭載トライブリッド型イヤホン「EM10」
10 PS5、3Dオーディオの個人最適化が可能に。リモートプレイのユーザーごと有効化など新ベータ配信
7/26 11:45 更新

WEB