船井電機は、ヤマダ電機グループにて独占販売を行っているFUNAIブランドより、録画予約無しで1週間分の番組を自動録画するHDDレコーダー「FHR-HM2040」を6月5日（土）より順次全国のヤマダホールディングスグループ店舗や、ヤマダウェブコムにて発売する。価格は60,500円（税込）。

録画予約不要で、1日最大23時間、地デジ6チャンネルの番組を1週間分（長時間画質設定時）自動で「まるごと録画」するHDDレコーダー。地上波デジタルチューナーを6基搭載、HDD容量は2TBとするほか、最大6TBまでの外付けHDDによる拡張に対応する。なお、4Kチューナー、BSデジタル／110度CSチューナーは搭載していない。

同日発売の4K有機ELテレビ「8040シリーズ」に付属する全録用HDDと同一のものとなっており、「今お持ちのテレビを“まるごと録画テレビ”に変える」というコンセプトのもと単独製品化される格好。

録画された番組の視聴については、番組表形式の「まるごと録画一覧」から容易にアクセスが可能となっているほか、ユーザーの好みの番組を自動で分類し、まとめて再生する「おすすめ再生」機能を備える。おすすめ再生機能使用時に番組終了まで再生した場合は、自動的に次の番組を再生。連続ドラマなどのシリーズ番組を一気に観るときに便利なものになっていると同社はアピールする。

録画モードは「高画質」「中画質」「低画質」「長時間画質」の4つのモードを用意。また、まるごと録画された番組は、まるごと録画用領域の容量が満たされると古い番組から自動的に消去されるが、別途番組保存を行うことでお気に入りの番組を残すことが可能だ。

インターフェースとして、HDMI出力を1系統、外付けHDD用のUSBポートを2系統搭載。外形寸法は285W×59H×215Dmm（突起部含む）質量は約1.5kg。付属品として、リモコン、単4形乾電池（2本：リモコン動作確認用）、ACアダプター、電源コード、同軸ケーブル（地上デジタル放送専用）、簡易版取扱説明書を備える。