トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/04/13 06:30
中古販売業者も大混乱

AirPodsをメルカリやヤフオクで売るとき、忘れるとマズい「ひも付け解除」

Kiyoshi Tane
アップルの「AirPods Pro」と「AirPods Max」は、2021年10月から「探す」ネットワークに対応した。また、その後発売された「AirPods(第3世代)」も、同じく「探す」ネットワークをサポートしている。

おかげで置き忘れ通知も可能となり、iPhoneの「探す」アプリから大まかな位置が分かるようになったが、その一方で中古販売業者などにとって頭が痛い問題が起きているという。メルカリやヤフオクなど、個人間取引においても注意しておきたいポイントなので、紹介しよう。

AirPods Pro/AirPods Max/AirPods(第3世代)は「探す」ネットワークに対応している

米Insiderの記事によると、ウォルマートやその再生業者は、この問題のために「わずか数週間の間に、3万台以上の影響を受けたAirPodsを溜め込む」ことを余儀なくされたと伝えている。

これは、AirPodsとiCloudの「探す」ネットワークが深く統合されていることが関係している。要するに、返品または下取りされたAirPodsは、以前のユーザーがApple IDのひも付けを解除することが困難なのだ。

ひもづけが解除されていないと、再生業者がAirPodsをテストするとき、あるいは中古AirPodsを買ったユーザーが使うときに「探す」アプリから「AirPodsの不一致」という警告が表示されることになる。AirPodsが他のApple IDに紐付けられたままのため、こうした表示が起こる。

アップルの公式サポート文書にも、以前の持ち主にお願いして、以下の手順にそって、その人のiPhone、iPad、iPod touchとの接続を解除してもらってください」と書かれている。互いに顔も知らない不特定多数の間で、中古や再生品がやり取りされることは、あまり考慮していないようだ。

「探す」アプリから「このデバイスを削除」し、ひも付けを解除しておこう

一応はAirPodsを工場出荷時の状態にリセットする方法はあるが、AirPods(第3世代)やAirPods Proは前の持ち主にApple IDとの紐付けを削除してもらう必要があり、根本的な解決にはなっていない。

中古業者から「下取りできません」と連絡を受けたり、メルカリやヤフオク等の個人間売買においては、他人に迷惑をかける可能性もあるため、中古品を売る際は、必ずApple IDとの紐付けを解除しておきたい。

Source: Insider
via: 9to5Mac



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ビックカメラ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ECサイトでは11/15 22時より先行販売スタート
2 USB-Cで何ができる?!iPhoneユーザーなら知っておきたい「できること」総ざらい
3 可愛すぎる、でも本格派のCDプレーヤー。Shanling「EC Smart」で始めるデスクトップCDオーディオのススメ
4 【ミニレビュー】グランプリ受賞の実力、フルテックの電源ケーブル「Origin Power NCF(G)」
5 【速報】「オーディオ銘機賞2025」受賞モデルを一挙公開!「金賞」「特別大賞」ほか「ネットオーディオ大賞」も新設
6 <ヘッドフォン祭>DAP市場震撼? FIIOから超コスパ機「JM21」。ブランド初のフルサイズストリーマー「S15」も
7 「Nintendo Music」速攻レビュー。何が聴ける?使い勝手は?さっそく使ってみた
8 耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
9 「VAIO」をノジマが子会社化
10 初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”
11/12 10:19 更新

WEB