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公開日 2022/04/13 11:33
記念モデルやイベントを展開
創業60周年のオーディオテクニカ、新ブランドメッセージ「もっと、アナログになっていく。」を発信
編集部:押野 由宇
オーディオテクニカは、2022年4月17日に創業60周年を迎えるにあたり、新たな企業ブランドメッセージ「もっと、アナログになっていく。」とともに、この一年を通して様々な取り組みを展開していくと発表した。
同社は1962年4月17日松下秀雄氏により設立。祖業の製品であるピックアップカートリッジは、音楽と芸術をこよなく愛し、特に音質にこだわったという松下氏のもと開発され、「高性能な音楽再生を手頃な価格で提供し、音楽鑑賞の楽しみを世界中にお届けしたい」という願いにより誕生したものだという。
その後、振動を電気信号に変えるトランスデューサー(変換器)メーカーとして、ヘッドホンやマイクロホンなど様々な音響製品の開発を行い、販売網も世界に拡大。ピックアップカートリッジの製造は、日本での手づくりにこだわり、アメリカやイギリス、フランスなどで、ターンテーブルのマーケットシェア1位を獲得している。また同社は世界中で数々の音楽祭やスポーツイベントをサポートする取り組みも行っている。
今回のブランドメッセージについて同社は、「私たちが大切にしてきている想いは、アナログであることこそが、最高水準のオーディオソリューションを提供できるすべての原点であり、また、時代を超えた人間中心の考え方であること。そして、次の100年を目指すに相応しい」と考え制定したと説明している。
60周年を記念した取り組みとして、記念モデルのリリースが明かされた。ヘッドホンやピックアップカートリッジなど、「いずれも周年の名にふさわしい、この機会でしか手に入れることができない」限定モデルだと紹介されている。さらに、アナログの良さを手軽に楽しめるターンテーブルの発売も予定しているという。それぞれ2022年秋から順次発表・販売を予定する。
また、ブランドメッセージ「もっと、アナログになっていく。」をもとに、「アナログ」を体験できる様々なコンテンツを用意するイベントを開催する。時期は2022年秋ごろ、場所は東京都内。イベントでは親子で音を知的に楽しめる”音育”コンテンツも実施予定だという。
そのほかにも、年間を通して「アナログ」をテーマとしたコンテンツや取り組みを展開するとしている。
以下に、同社代表取締役社長 松下和雄氏のコメントを掲出する。
当社は今年、創業60周年を迎えました。これまでの皆様方の温かいご支援ご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。
オーディオテクニカの60年は、「アナログ」の精密技術を核として、よりよい社会との接点を探りながら大きく広がりました。時代の変化とともに音楽の聴き方も変化してきていますが、私たちの製品づくりも、変化を見つめて変わらなければなりません。新しい時代にふさわしいイノベーションを起こし、音楽を愛するすべての人びとに感動と喜びを提供し続けること。それが今後も大切なオーディオテクニカの役割、守るべき使命ではないかと思います。
また、周年を迎えるにあたり、人の幸せについて思いを馳せました。私たちはどのように社会のお役に立てるのか。私たちは本当にお客様に喜んでいただける存在になれるのか。自身の存在価値を問いかけて参りました。思考を巡らせ出した答えが「もっと、アナログになっていく。」という企業メッセージです。私たちにとってのアナログは、人で在ることです。人と人との温かいつながりの大切さを未来へと伝えていく。「音」を通して、人がより心豊かな人生をおくるための一助となる。
そうすることで、未来をもっと美しく彩ることができると信じております。
同社は1962年4月17日松下秀雄氏により設立。祖業の製品であるピックアップカートリッジは、音楽と芸術をこよなく愛し、特に音質にこだわったという松下氏のもと開発され、「高性能な音楽再生を手頃な価格で提供し、音楽鑑賞の楽しみを世界中にお届けしたい」という願いにより誕生したものだという。
その後、振動を電気信号に変えるトランスデューサー(変換器)メーカーとして、ヘッドホンやマイクロホンなど様々な音響製品の開発を行い、販売網も世界に拡大。ピックアップカートリッジの製造は、日本での手づくりにこだわり、アメリカやイギリス、フランスなどで、ターンテーブルのマーケットシェア1位を獲得している。また同社は世界中で数々の音楽祭やスポーツイベントをサポートする取り組みも行っている。
今回のブランドメッセージについて同社は、「私たちが大切にしてきている想いは、アナログであることこそが、最高水準のオーディオソリューションを提供できるすべての原点であり、また、時代を超えた人間中心の考え方であること。そして、次の100年を目指すに相応しい」と考え制定したと説明している。
60周年を記念した取り組みとして、記念モデルのリリースが明かされた。ヘッドホンやピックアップカートリッジなど、「いずれも周年の名にふさわしい、この機会でしか手に入れることができない」限定モデルだと紹介されている。さらに、アナログの良さを手軽に楽しめるターンテーブルの発売も予定しているという。それぞれ2022年秋から順次発表・販売を予定する。
また、ブランドメッセージ「もっと、アナログになっていく。」をもとに、「アナログ」を体験できる様々なコンテンツを用意するイベントを開催する。時期は2022年秋ごろ、場所は東京都内。イベントでは親子で音を知的に楽しめる”音育”コンテンツも実施予定だという。
そのほかにも、年間を通して「アナログ」をテーマとしたコンテンツや取り組みを展開するとしている。
以下に、同社代表取締役社長 松下和雄氏のコメントを掲出する。
当社は今年、創業60周年を迎えました。これまでの皆様方の温かいご支援ご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。
オーディオテクニカの60年は、「アナログ」の精密技術を核として、よりよい社会との接点を探りながら大きく広がりました。時代の変化とともに音楽の聴き方も変化してきていますが、私たちの製品づくりも、変化を見つめて変わらなければなりません。新しい時代にふさわしいイノベーションを起こし、音楽を愛するすべての人びとに感動と喜びを提供し続けること。それが今後も大切なオーディオテクニカの役割、守るべき使命ではないかと思います。
また、周年を迎えるにあたり、人の幸せについて思いを馳せました。私たちはどのように社会のお役に立てるのか。私たちは本当にお客様に喜んでいただける存在になれるのか。自身の存在価値を問いかけて参りました。思考を巡らせ出した答えが「もっと、アナログになっていく。」という企業メッセージです。私たちにとってのアナログは、人で在ることです。人と人との温かいつながりの大切さを未来へと伝えていく。「音」を通して、人がより心豊かな人生をおくるための一助となる。
そうすることで、未来をもっと美しく彩ることができると信じております。
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