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公開日 2023/04/29 16:26
LUXURY&PRECISIONの最新DAC/アンプも
<ヘッドフォン祭>ソニーの開放型モニターヘッドホンに大行列/「intime翔」特別モデルが人気集める
編集部:押野 由宇
ポータブルオーディオの展示試聴イベント「春のヘッドフォン祭 2023」が、本日4月29日に東京・中野サンプラザで開催。中野サンプラザを会場としたイベントは今回が最後ということもあり、開場と同時に多くのオーディオファンが詰めかけていた。本稿では、intimeやソニーなどのブースの模様をレポートする。
intimeブースでは、イヤホン「intime翔」が300台を突破したことを記念した限定モデル「翔 Special Version」の最終プロト品を参考出展。本モデルを目当てに多くの来場者が並んだ。
6月の発売を目指して開発が進められる本モデルは、新開発の無鉛圧電セラミックスを用いた超高解像度トゥイーター「intime-K」を市販品として初採用したといい、ケーブル、内部部材、チューニングすべてをブラッシュアップ。「どこまでも透明で見通しのよい音色」とアピールする。なお、本モデルは数量限定だが、その数については「少ない」とのこと。
サイラスは、LUXURY&PRECISIONブランドの新モデルとして、ポータブルUSB DAC/アンプ「W4」を参考出展。5月〜6月の発売を予定しており、価格は70,000円前後(税込)を見込む。
ブランドが展開する「Wシリーズ」のフラグシップとなり、最大の特徴は自社開発のDACチップ「LP5108」を搭載する点にある。「デコード性能はフラグシップDACチップに、出力は主流のDAPに匹敵する」というスペックを謳い、そのサウンドは「ブランドに多いカッチリした傾向、その再現性の高さを保ちながら柔らかさも感じさせる、Wシリーズのグレードを上げたもの」だとしている。入力はUSB-Cで、出力は3.5mmおよび4.4mmバランスを搭載。操作はマルチファンクションボタンで行い、ディスプレイで状況が確認できる。
プリモはオープンエア型ヘッドホン「CD-3」を展示。1980年〜90年代の人気同名ヘッドホンを復刻させたモデルで、ドライバーユニットから自社開発し、「1980年代のサウンドのよさを引き出すチューニング」を施している。ブースではMMCX端子のリケーブル対応モデルを参考出展しており、「イベントでの反響を見て発売をどうするか検討するつもりでしたが、今日発売を決めました」と明かされた。
ソニーブースでは、発売を間近に控える同社初の開放型モニターヘッドホン「MDR-V1」がイベント初登場。ブースを大きく広げて試聴できるようにしていたが、それでも足りないほどに注目を集めていた。ブースには密閉型モニターヘッドホン「MDR-M1ST」や「MDR-CD900ST」も用意され、聴き比べも楽しめるようになっており、頷くようにしてサウンドを聴き込む様子も見られた。
カナルワークスは、5月12日発売の新モデル、カスタムIEM「CW-L78」「CW-L78PSTS」、セミカスタムIEM「CW-S78」、そして5月下旬発売予定のユニバーサルIEM「CW-U78」「CW-U78BT2」を中心にブースを展開。低域×2基、中域×2基、高域×4基のBAドライバーを搭載した3ウェイ/8ドライバー構成で、ユニバーサルモデルにはBluetooth接続対応ケーブルを付属したモデルも用意する。
アルファデシベルはスケルトンシェルの「FRAME」や耳の穴にすっぽり入り込むほど小型の「Miro mini」、BA×2/DD×1/EST×4のハイブリッド型「BLEST」など、同社カスタムIEMを展示。「高校生の初バイト代で購入できる」価格帯から展開する製品は、補聴器を扱う同社がユニットメーカーと連携することで価格を抑えて提供できているとのこと。ネイリストが手掛けたハウジングなど独自のラインナップで、幅広い人が手に取りやすいモデルを展開していた。
ゲートは同社が取り扱うBQEYZやNF AUDIO、3eeといったブランドの製品群を一斉展示。今回のイベントでは新製品は登場しなかったが、有線タイプのイヤホンが好調とのことで、次の展開にも期待できそうだ。
Analog Squared Paperのブースでは、最終開発中だという据え置き型の真空管ヘッドホンアンプが展示されていた。ポータブルアンプ「TU-05」の据え置き版といった位置づけのシングルエンド真空管アンプで、RCAおよび4.4mm入力、6.3mm/4.4mm/XLR出力を装備。5月中旬ごろに受注を開始、価格は30万円前後を予定しているとのこと。
ヘッドホンカバーを手掛けるmimimamoブースでは、製品展示とともに、恒例の「ヘッドホン対応表ご協力キャンペーン」を実施。対応表に記載されていないヘッドホンを持参して対応の確認、撮影をすると、機種ごとに先着1名で「mimimamo」カバーをプレゼントするというもの。長く続けられているキャンペーンだけあり、対応表のモデル数は既にかなり充実しているが、それでも「イベントごとに増えている、多いときは30台ほど増えた」とのこと。古いモデルは段々とハードルが高くなっているが、最新モデルが逆に狙い目になるそうだ。
ONZO/フジヤエービックは様々なポータブルオーディオ機器をレンタルする「お試しレンタル」サービスを展開しており、両社ブースではクーポンプレゼントキャンペーンをアピールしていた。これは通常、レンタルした製品を購入するとレンタル代と同額相当の購入時割引クーポンがもらえるが、それに加えて3,000円分のクーポンをプレゼントするというもの。期間は5月31日までとなっているので、気になる方はお試しレンタルのページを確認してほしい。
intimeブースでは、イヤホン「intime翔」が300台を突破したことを記念した限定モデル「翔 Special Version」の最終プロト品を参考出展。本モデルを目当てに多くの来場者が並んだ。
6月の発売を目指して開発が進められる本モデルは、新開発の無鉛圧電セラミックスを用いた超高解像度トゥイーター「intime-K」を市販品として初採用したといい、ケーブル、内部部材、チューニングすべてをブラッシュアップ。「どこまでも透明で見通しのよい音色」とアピールする。なお、本モデルは数量限定だが、その数については「少ない」とのこと。
サイラスは、LUXURY&PRECISIONブランドの新モデルとして、ポータブルUSB DAC/アンプ「W4」を参考出展。5月〜6月の発売を予定しており、価格は70,000円前後(税込)を見込む。
ブランドが展開する「Wシリーズ」のフラグシップとなり、最大の特徴は自社開発のDACチップ「LP5108」を搭載する点にある。「デコード性能はフラグシップDACチップに、出力は主流のDAPに匹敵する」というスペックを謳い、そのサウンドは「ブランドに多いカッチリした傾向、その再現性の高さを保ちながら柔らかさも感じさせる、Wシリーズのグレードを上げたもの」だとしている。入力はUSB-Cで、出力は3.5mmおよび4.4mmバランスを搭載。操作はマルチファンクションボタンで行い、ディスプレイで状況が確認できる。
プリモはオープンエア型ヘッドホン「CD-3」を展示。1980年〜90年代の人気同名ヘッドホンを復刻させたモデルで、ドライバーユニットから自社開発し、「1980年代のサウンドのよさを引き出すチューニング」を施している。ブースではMMCX端子のリケーブル対応モデルを参考出展しており、「イベントでの反響を見て発売をどうするか検討するつもりでしたが、今日発売を決めました」と明かされた。
ソニーブースでは、発売を間近に控える同社初の開放型モニターヘッドホン「MDR-V1」がイベント初登場。ブースを大きく広げて試聴できるようにしていたが、それでも足りないほどに注目を集めていた。ブースには密閉型モニターヘッドホン「MDR-M1ST」や「MDR-CD900ST」も用意され、聴き比べも楽しめるようになっており、頷くようにしてサウンドを聴き込む様子も見られた。
カナルワークスは、5月12日発売の新モデル、カスタムIEM「CW-L78」「CW-L78PSTS」、セミカスタムIEM「CW-S78」、そして5月下旬発売予定のユニバーサルIEM「CW-U78」「CW-U78BT2」を中心にブースを展開。低域×2基、中域×2基、高域×4基のBAドライバーを搭載した3ウェイ/8ドライバー構成で、ユニバーサルモデルにはBluetooth接続対応ケーブルを付属したモデルも用意する。
アルファデシベルはスケルトンシェルの「FRAME」や耳の穴にすっぽり入り込むほど小型の「Miro mini」、BA×2/DD×1/EST×4のハイブリッド型「BLEST」など、同社カスタムIEMを展示。「高校生の初バイト代で購入できる」価格帯から展開する製品は、補聴器を扱う同社がユニットメーカーと連携することで価格を抑えて提供できているとのこと。ネイリストが手掛けたハウジングなど独自のラインナップで、幅広い人が手に取りやすいモデルを展開していた。
ゲートは同社が取り扱うBQEYZやNF AUDIO、3eeといったブランドの製品群を一斉展示。今回のイベントでは新製品は登場しなかったが、有線タイプのイヤホンが好調とのことで、次の展開にも期待できそうだ。
Analog Squared Paperのブースでは、最終開発中だという据え置き型の真空管ヘッドホンアンプが展示されていた。ポータブルアンプ「TU-05」の据え置き版といった位置づけのシングルエンド真空管アンプで、RCAおよび4.4mm入力、6.3mm/4.4mm/XLR出力を装備。5月中旬ごろに受注を開始、価格は30万円前後を予定しているとのこと。
ヘッドホンカバーを手掛けるmimimamoブースでは、製品展示とともに、恒例の「ヘッドホン対応表ご協力キャンペーン」を実施。対応表に記載されていないヘッドホンを持参して対応の確認、撮影をすると、機種ごとに先着1名で「mimimamo」カバーをプレゼントするというもの。長く続けられているキャンペーンだけあり、対応表のモデル数は既にかなり充実しているが、それでも「イベントごとに増えている、多いときは30台ほど増えた」とのこと。古いモデルは段々とハードルが高くなっているが、最新モデルが逆に狙い目になるそうだ。
ONZO/フジヤエービックは様々なポータブルオーディオ機器をレンタルする「お試しレンタル」サービスを展開しており、両社ブースではクーポンプレゼントキャンペーンをアピールしていた。これは通常、レンタルした製品を購入するとレンタル代と同額相当の購入時割引クーポンがもらえるが、それに加えて3,000円分のクーポンをプレゼントするというもの。期間は5月31日までとなっているので、気になる方はお試しレンタルのページを確認してほしい。
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