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公開日 2023/09/01 17:35
特徴の異なるサウンドデザイン
Kiwi Ears、4種のドライバーを搭載したハイブリッドIEM「Quintet」など全3モデル
編集部 : 伴 修二郎
ナイコムは、「Kiwi Ears」(キウイ・イヤーズ)のIEM「Quintet」「Quartet」「Dolce」の3モデルを9月8日(金)より発売する。価格(税込)はQuintetが32,780円、Quartetが18,700円、Dolceが3,630円。
「Quintet」は、10mm ダイヤモンドライクカーボン(DLC)ダイナミックドライバー×1基、カスタム バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー×2基、平面磁気(MPT)ドライバー×1基、圧電(PZT)ドライバー×1基の計4種片側5基のドライバーを搭載するハイブリッドイヤホン。「プロ用スタジオ・モニターに匹敵する極めて高解像度のサウンドを実現する」とアピールする。
サブウーファーの大型10mm DLCドライバーは、DLCの高い応答性と引張強度が特徴で、「衝撃的な低音と速い減衰速度を生み出す」と説明する。Knowles製のBAドライバーは、自然で解像度の高い中域を実現する。
MPTドライバーは、ほとんどのIEMに使用される一般的なBAやEST(静電型)トゥイーターとは異なる鮮明で詳細な高音を実現。そして、PZTドライバーは、超高音の微細なディテールと空気感を実現するという。
各ドライバー・タイプを組み合わせる調整の難しさから、開発には約1年を要し、各ドライバーの特質を正確に反映したバランスの取れた音色を実現したとのこと。ケーブルには無酸素銀メッキ銅ケーブルを標準装備。取り外し可能な2ピンコネクタを備える。ケーブル長は約1.2m、入力端子は3.5mmステレオミニ。周波数特性は20Hz - 40kHz、インピーダンスは32Ω、感度は108dB。本体質量は両側約10g(ケーブル含まず)。
「Quartet」は、10mm径のチタンダイヤフラムダイナミックドライバー2基、カスタムバランストアーマチュアドライバー2基を搭載するハイブリッド構成のイヤホン。ダイナミックドライバーはそれぞれがデュアル磁気回路によって独立して駆動。革新的なドライバー・デザインのサブウーファーは、「従来のウーファー設計よりもタイトで速く、深い非常によく伸びたサブバスのキックを再現する」と説明する。
質感のあるパワフルな低音を提供しつつも、中音や高音に濁りや鈍りを与えないことに重点をおいてサウンドバランスを調整。低音域を担当するダイナミック・ドライバーを350Hzのパッシブ・ローパス・ネットワークでクロスオーバーさせ、豊かで厚みのある低音を再現する一方で、350〜1kHzの中域は完全にフラットなサウンドになるようチューニングされている。
カスタム中高域バランスド・アーマチュア・ドライバー、カスタム超高域トゥイーター・バランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載。両ドライバーはより多くのエアフローを提供するために、チューニングされた通気システムにより、新しいダイナミックドライバーのバランスに合わせて調整されている。
従来製品と同様、中音域と高音域の自社目標曲率に合わせてパッシブ・チューニングされ、中音域はボーカルや楽器に鮮明でクリーンなトーンを提供、高音域は演奏用途に十分な輝きとディテールを備えながら「棘のある鋭さや疲労感の少ない自然なサウンドに仕上がった」としている。
内部で特定の周波数帯の出力を上下させる物理的な介入を施すスイッチ機構で、好みの音質に変化させることができる。ケーブルは無酸素銀メッキ銅ケーブルを標準装備。取り外し可能な2ピンコネクタを備える。ケーブル長は約1.2m、入力端子は3.5mmステレオミニ。周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは32Ω、感度は110dB。本体質量は両側約8g(ケーブル含まず)。
「Dolce」は、新たな振動板素材を採用した10mm LDPダイヤフラム・ダイナミックドライバーを搭載したイヤホン。この振動板は、低密度ポリエチレン(LDPE)フィルムを液晶ポリマー(LCP)と同様の方法で架橋結晶化(crosslinked crystallization)させることで開発。引張強度と弾力性が向上し、全周波数帯域にわたり全高調波歪みが低く、最適化された解像度とトーンバランスを実現するとアピールする。
モデル名のDolceは「甘い」や「甘く」という意味のイタリア語の音楽用語が由来。楽しくて甘いサウンドに仕上がるようなチューニングを施し、粒立ちのよい明瞭な音質、バランスのとれた自然な音色を備え、わずかな暖かみを持つ中音域や人間の耳の共鳴に完璧にマッチする自然な高音域を実現するという。
新開発のLDPダイアフラムは、従来のダイナミック・ドライバーと比較して高音域の粗さや不足感を排除した自然な表現を誇り、ステージ、スタジオ、毎日の通勤など様々なシーンに最適としている。
3Dプリントの樹脂シェルを採用。ハウジング素材は超耐久性の医療グレード樹脂で構成し、シェルは正確な内部音響室寸法で3Dプリントされ、どのユニットも同じサウンドを実現し、耳に安全で快適なフィット感を提供するとしている。
ケーブルには高純度なOCC銅で構成したものを採用し、歪のない透明サウンドを実現。着脱可能な2Pin 0.78コネクタを備える。入力端子は3.5mmステレオミニ。ケーブル長は約1.25m。周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは16Ω±10%、感度は102±3dB。本体質量は両側で約9g(ケーブル含まず)。
「Quintet」は、10mm ダイヤモンドライクカーボン(DLC)ダイナミックドライバー×1基、カスタム バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー×2基、平面磁気(MPT)ドライバー×1基、圧電(PZT)ドライバー×1基の計4種片側5基のドライバーを搭載するハイブリッドイヤホン。「プロ用スタジオ・モニターに匹敵する極めて高解像度のサウンドを実現する」とアピールする。
サブウーファーの大型10mm DLCドライバーは、DLCの高い応答性と引張強度が特徴で、「衝撃的な低音と速い減衰速度を生み出す」と説明する。Knowles製のBAドライバーは、自然で解像度の高い中域を実現する。
MPTドライバーは、ほとんどのIEMに使用される一般的なBAやEST(静電型)トゥイーターとは異なる鮮明で詳細な高音を実現。そして、PZTドライバーは、超高音の微細なディテールと空気感を実現するという。
各ドライバー・タイプを組み合わせる調整の難しさから、開発には約1年を要し、各ドライバーの特質を正確に反映したバランスの取れた音色を実現したとのこと。ケーブルには無酸素銀メッキ銅ケーブルを標準装備。取り外し可能な2ピンコネクタを備える。ケーブル長は約1.2m、入力端子は3.5mmステレオミニ。周波数特性は20Hz - 40kHz、インピーダンスは32Ω、感度は108dB。本体質量は両側約10g(ケーブル含まず)。
「Quartet」は、10mm径のチタンダイヤフラムダイナミックドライバー2基、カスタムバランストアーマチュアドライバー2基を搭載するハイブリッド構成のイヤホン。ダイナミックドライバーはそれぞれがデュアル磁気回路によって独立して駆動。革新的なドライバー・デザインのサブウーファーは、「従来のウーファー設計よりもタイトで速く、深い非常によく伸びたサブバスのキックを再現する」と説明する。
質感のあるパワフルな低音を提供しつつも、中音や高音に濁りや鈍りを与えないことに重点をおいてサウンドバランスを調整。低音域を担当するダイナミック・ドライバーを350Hzのパッシブ・ローパス・ネットワークでクロスオーバーさせ、豊かで厚みのある低音を再現する一方で、350〜1kHzの中域は完全にフラットなサウンドになるようチューニングされている。
カスタム中高域バランスド・アーマチュア・ドライバー、カスタム超高域トゥイーター・バランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載。両ドライバーはより多くのエアフローを提供するために、チューニングされた通気システムにより、新しいダイナミックドライバーのバランスに合わせて調整されている。
従来製品と同様、中音域と高音域の自社目標曲率に合わせてパッシブ・チューニングされ、中音域はボーカルや楽器に鮮明でクリーンなトーンを提供、高音域は演奏用途に十分な輝きとディテールを備えながら「棘のある鋭さや疲労感の少ない自然なサウンドに仕上がった」としている。
内部で特定の周波数帯の出力を上下させる物理的な介入を施すスイッチ機構で、好みの音質に変化させることができる。ケーブルは無酸素銀メッキ銅ケーブルを標準装備。取り外し可能な2ピンコネクタを備える。ケーブル長は約1.2m、入力端子は3.5mmステレオミニ。周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは32Ω、感度は110dB。本体質量は両側約8g(ケーブル含まず)。
「Dolce」は、新たな振動板素材を採用した10mm LDPダイヤフラム・ダイナミックドライバーを搭載したイヤホン。この振動板は、低密度ポリエチレン(LDPE)フィルムを液晶ポリマー(LCP)と同様の方法で架橋結晶化(crosslinked crystallization)させることで開発。引張強度と弾力性が向上し、全周波数帯域にわたり全高調波歪みが低く、最適化された解像度とトーンバランスを実現するとアピールする。
モデル名のDolceは「甘い」や「甘く」という意味のイタリア語の音楽用語が由来。楽しくて甘いサウンドに仕上がるようなチューニングを施し、粒立ちのよい明瞭な音質、バランスのとれた自然な音色を備え、わずかな暖かみを持つ中音域や人間の耳の共鳴に完璧にマッチする自然な高音域を実現するという。
新開発のLDPダイアフラムは、従来のダイナミック・ドライバーと比較して高音域の粗さや不足感を排除した自然な表現を誇り、ステージ、スタジオ、毎日の通勤など様々なシーンに最適としている。
3Dプリントの樹脂シェルを採用。ハウジング素材は超耐久性の医療グレード樹脂で構成し、シェルは正確な内部音響室寸法で3Dプリントされ、どのユニットも同じサウンドを実現し、耳に安全で快適なフィット感を提供するとしている。
ケーブルには高純度なOCC銅で構成したものを採用し、歪のない透明サウンドを実現。着脱可能な2Pin 0.78コネクタを備える。入力端子は3.5mmステレオミニ。ケーブル長は約1.25m。周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは16Ω±10%、感度は102±3dB。本体質量は両側で約9g(ケーブル含まず)。
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