トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2023/12/01 10:00
Black/Dark Blueの2色

FIIO、4.4mmバランス出力対応 Bluetoothアンプ「BTR15」。最新チップ搭載で機能面強化

編集部 : 伴 修二郎
エミライは、FIIOの4.4mmバランス出力に対応したBluetoothアンプ「BTR15」を12月8日より発売する。価格はオープンだが、税込19,800円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはBlack/Dark Blueの2色を用意する。

「BTR15」

ESS Technology社製のDAC+アンプ統合型チップ「ES9219MQ」を左右独立構成で計2基搭載することで、バランス出力時の最大出力は先代モデルの240mWから340mWへと約40%向上。統合型DACチップのDAC部とヘッドホンアンプ部に独立した電源供給を行う設計で、パワフルな駆動力と低ノイズ・低歪みを両立する。

XMOS製のUSBコントローラーチップ「XU316」を採用し、USB Type-C端子からの入力で最大PCM384kHz/32bit、DSD256(Native)再生をサポート。16コアの強力な演算能力により、MQAフルデコードにも対応する。

USB-DAC機能として、ドライバー不要のUSB Audio Class 1.0モード、フルスペックでの再生が可能な2.0モードの2つのモードを搭載する。なお、2.0モードはFIIO公式サイトからドライバーのダウンロードとインストールが必要となる。

出力端子は3.5mmシングルエンドに加えて、完全バランス構成による4.4mm端子のバランス出力を装備する。BluetoothチップにはQualcomm製「QCC5125」を装備し、バージョンは5.1、コーデックはAAC/SBC/aptx/aptx LL/aptx Adaptive/aptX HD/LDACに対応する。

完全バランス構成による4.4mmバランス出力を搭載する

FIIOが独自開発した無線・有線どちらでも正確なイコライジング設定が可能な「グローバル・パラメトリックイコライザー(PEQ)機能」を搭載。各モードとも独自のインターフェイスにより共通したPEQ設定が行える。

550mAh容量のバッテリーを内蔵し、約2時間のフル充電で約8時間の連続再生を実現。高温に強く耐久性に優れたバッテリーの採用に加え、内蔵する温度センサーが高温を検知し、充電電流の調整や充電の停止を自動で調整する。バッテリーの熱損傷を効果的に防止することで、長期間の使用でも安心して使用できるとアピールする。

側面

本体前面には、解像度96×96ピクセルの0.96インチ有機ELディスプレイを搭載する。ペアリング先、接続状態、通話状態、電源ステータス、エンコードフォーマット、音量などを表示。BTR5の0.49インチから大型化したことで視認性も向上した。本ディスプレイと本体側面に配置されたハードボタンを使用して、EQをはじめとした本体設定の変更が行える。

本体フロントパネルに0.96インチの有機ELディスプレイを備える

FIIOの専用アプリ「FIIO Music」または「FIIO Control」アプリと連携して、内蔵パラメーターが変更できる。奇数次および偶数次の高調波歪みを調整でき、より好みに合ったサウンドをつくり出せる。

外形寸法は約72.2×32×12.5mm、本体質量は37.3g。付属品として、USB Type-C to Cケーブル、USB Type-A to C変換アダプター、樹脂製バッククリップなどを同梱する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB