トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2024/01/25 16:04
グリルはアールデコ調パターンに

Meze Audio、チューニングとデザインをより洗練した平面磁界ヘッドホン「Empyrean II」

編集部:成藤 正宣
完実電気は、同社取り扱いブランドMeze Audioから、開放型平面磁界ヘッドホン「Empyrean II」を本日1月25日より発売する。価格はオープンだが、市場では440,000円前後での実売が予想される。

「Empyrean II」

従来モデル「Empyrean」の音質/装着感をブラッシュアップした第2世代モデル。従来モデルから引き続きウクライナRinaro社製の平面磁界ドライバー「MZ3」を搭載しつつ、改めてチューニングを行い、解像度や音の細部の表現力を大幅に向上。クリアで正確、それでいて聴き疲れしないサウンドキャラクターを追求したという。

「Empyrean」の音質やデザインをさらにブラッシュアップした第2世代モデル

MZ3は独自の「等磁力ハイブリッド配列(Isodynamic Hybrid Array)」構造を採用しており、軽量なポリマー振動板上にスイッチバックコイル/スパイラルコイルという2種類のコイルを組み合わせて配置。スイッチバックコイルが低音を、スパイラルコイルが中高域をそれぞれ効率よく再生することで、8Hz - 110kHzという広い再生周波数帯域を実現。また拡散と反射によって起こる遅延を減少させ、イメージングや定位感も向上するという。ドライバーユニット自体も軽量化がはかられ、長時間の装着性に配慮している。

イヤーパッドとして、レザーとアルカンターラを組み合わせた新設計の「Duoイヤーパッド」、耳の前後で高さを変えて角度を付けた「Angledアルカンターライヤーパッド」の2種類を付属し、着脱交換が可能。Duoイヤーパッドはあらゆる音楽ジャンルをバランスよく、Angledイヤーパッドはよりクリアで軽快なサウンドが楽しめるとしている。

レザーとアルカンターラを組み合わせた「Duoイヤーパッド」

アルミニウム製のフレームはCNC切削技術で精密に加工され、表面はマットブラック仕上げ。グリルはアールデコのパターンからインスピレーションを得て、従来モデルよりも彫刻的でエレガンスなデザインに仕上げたとのこと。ヘッドバンドは頭部との接触面を広げて圧力を分散するサスペンションヘッドバンドとなっている。

グリルのデザインは、アールデコのパターンからインスピレーションを得たという

ヘッドバンドは頭部にかかる圧力を分散する設計

ケーブルは銀メッキPCUHD導体の6.3mmプラグケーブルが付属し、ヘッドホン本体とはmini XLR 4pinコネクターにて着脱可能。キャリングケースも同梱する。

インピーダンスは32Ω。最大音圧は130dB、通常感度は105dB SPL@1kHz。本体質量は約385g(イヤーパッドなし)。

キャリングケースも同梱

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 有機ELテレビ vs Mini LED液晶テレビ「どっちを選ぶ?」論争、ついに決着!? 4Kレグザ「頂上対決」動画後編が公開中
2 女子プロゴルフ「日本女子オープンゴルフ選手権」 、9/26から4日間の放送予定
3 Anker、モバイルバッテリー2製品に発火のおそれ。自主回収を実施
4 サウンドクリエイト、国産真空管アンプブランド「トライオード」の取り扱いを開始
5 開発者に訊いた!「骨伝導」×「気導音」を実現したラディウスの“ながら聴き”完全ワイヤレス「Beethoven」を徹底レビュー
6 Shokz、骨伝導Bluetoothイヤホン「OpenRun」にUSB-C充電モデル。既存のマグネット充電モデルも販売継続
7 <深セン国際オーディオショウ>水月雨(moondrop)が人気有線イヤホンの新機種「Kadenz」を発表。コンパクトCDプレーヤーもお披露目
8 オーディオ機器ってやっぱり大きい方がいいの? サイズの影響を解説
9 ゲオ、40万円台の100インチ・スマートテレビ発売。チューナー内蔵/非搭載の2シリーズ計8機種
10 『ゴジラ4Kデジタルリマスター版』国内凱旋。ジャパンプレミアが11/3に開催決定
9/26 9:14 更新

WEB