ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2024/02/10 19:36
最新のポータブルUSB-DACやMEMSドライバー採用モデルも展示
<ヘッドフォン祭>FIIO、旗艦DAP「M23」と復刻カセットプレーヤー「CP13」/Noble Audioは最上位「ONYX」世界初公開
編集部:長濱行太朗
イヤホン・ヘッドホンやDAPなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「冬のヘッドフォン祭 mini 2024」が、2月10日にステーションコンファレンス東京で開催された。本稿では、エミライが取り扱うブランド、FIIO、Noble Audio、Ferrum Audioなどブースレポートをお届けする。
FIIOは、多数の参考展示モデルが話題を呼んでいた。まず、同社のDAPの注目モデルとして人気が高い「M11 Plusシリーズ」の最新世代モデルとして「M23」を世界初公開した。DACにはAKM製「AK4499EX+AK4191EQ」、THX特許技術アンプ「AAA-78」を搭載するモデルであり、さらにホームユースも捉えた「DESKTOP MODE」を新たに実装しており、最大1W出力も実現している。
新たなカテゴリーとして、アナログカセットプレーヤー「CP13」も展示。同社の“復刻シリーズ”の第一弾モデルとしており、レトロさだけでなく新たなデザインコンセプトも備えたモデルだという。直径30.4mm×厚さ4mmのカスタムメイド・大型純銅製フライホイールをはじめ、バランス回路設計のヘッド構造、安定したテープ走行を実現する4.2V電源の高電話都駆動モーターなどを採用している。
その他のポータブルアイテムとして、DACにシーラスロジック社製「CS43131」を採用したことでPCM・384kHz/32bitに対応した「KAシリーズ」の最新USB-DAC「KA11」、ESS社製のハイエンドDAC「ES9069」をデュアル構成で採用しデスクトップモードも備えたスティック型ヘッドホンアンプ「KA17」などが並んでいた。
ホームユースモデルとしてファンの注目を集めていたのが、同社のオーディオストリーマー「Rシリーズ」の最新モデルである「R9」だ。従来モデルの「R7」の機能性やコンセプトは踏襲しつつも、さらなる音質向上を図った最上位モデルとなる。ESS社のフラグシップDAC「ES9038PRO」、同社とTHXが共同開発したヘッドホンアンプ回路「THX AAA-788+」、アルミ合金+鏡面仕上げの筐体にダイナミックRGBライトバーをあしらったデザインなど、見どころ満載のモデルだ。
Noble Audioからは、同社が長年のイヤホン開発で培ってきたノウハウが凝縮された新たなフラグシップモデルとして、「ONYX」が世界初公開された。ダイナミック型/BA型/静電型/骨伝導といった、異なる4種のドライバーを投入し、それを緻密なクロスオーバー設計によって5ウェイの形式で収めた。
低域用に特注仕様の10mmダイナミックドライバー、中高域用に4基のBAドライバー、高域用にSonion社製の静電型ドライバーを2基、そして超高域をサポートする骨伝導型ドライバーを、ひとつの筐体に盛り込んでいるという。周波数特性は20〜70,000Hzで、感度は108dB、インピーダンスは14Ωをカバー。
また、MEMSドライバー「Cowell」と8.3mm径ダイナミックレンジドライバーを搭載した、新コンセプトのハイブリッド型インナーイヤー型イヤホン「XM-1」も展示。専用アンプ「Aptos」が導入されているため、専用USB-DAC内蔵イヤホンケーブルを組み合わせて使用するという革新的なシステムを備えたモデルとしている。来場者のなかには、FIIOのDAPであるM23と組み合わせて試聴しているユーザーも見受けられた。
他にも、先日に専用アプリとソフトウェアアップデートが公開された完全ワイヤレスイヤホン「FALCON MAX」や「FoKus Prestige」など、ワイヤレスモデルも展開しており、幅広いユーザーがブースにて試聴を行っていた。
FIIOが最新DAP「M23」、カセットプレーヤー「CP13」を発表
FIIOは、多数の参考展示モデルが話題を呼んでいた。まず、同社のDAPの注目モデルとして人気が高い「M11 Plusシリーズ」の最新世代モデルとして「M23」を世界初公開した。DACにはAKM製「AK4499EX+AK4191EQ」、THX特許技術アンプ「AAA-78」を搭載するモデルであり、さらにホームユースも捉えた「DESKTOP MODE」を新たに実装しており、最大1W出力も実現している。
新たなカテゴリーとして、アナログカセットプレーヤー「CP13」も展示。同社の“復刻シリーズ”の第一弾モデルとしており、レトロさだけでなく新たなデザインコンセプトも備えたモデルだという。直径30.4mm×厚さ4mmのカスタムメイド・大型純銅製フライホイールをはじめ、バランス回路設計のヘッド構造、安定したテープ走行を実現する4.2V電源の高電話都駆動モーターなどを採用している。
その他のポータブルアイテムとして、DACにシーラスロジック社製「CS43131」を採用したことでPCM・384kHz/32bitに対応した「KAシリーズ」の最新USB-DAC「KA11」、ESS社製のハイエンドDAC「ES9069」をデュアル構成で採用しデスクトップモードも備えたスティック型ヘッドホンアンプ「KA17」などが並んでいた。
ホームユースモデルとしてファンの注目を集めていたのが、同社のオーディオストリーマー「Rシリーズ」の最新モデルである「R9」だ。従来モデルの「R7」の機能性やコンセプトは踏襲しつつも、さらなる音質向上を図った最上位モデルとなる。ESS社のフラグシップDAC「ES9038PRO」、同社とTHXが共同開発したヘッドホンアンプ回路「THX AAA-788+」、アルミ合金+鏡面仕上げの筐体にダイナミックRGBライトバーをあしらったデザインなど、見どころ満載のモデルだ。
異なる4種のドライバーを盛り込んだフラグシップ「ONYX」
Noble Audioからは、同社が長年のイヤホン開発で培ってきたノウハウが凝縮された新たなフラグシップモデルとして、「ONYX」が世界初公開された。ダイナミック型/BA型/静電型/骨伝導といった、異なる4種のドライバーを投入し、それを緻密なクロスオーバー設計によって5ウェイの形式で収めた。
低域用に特注仕様の10mmダイナミックドライバー、中高域用に4基のBAドライバー、高域用にSonion社製の静電型ドライバーを2基、そして超高域をサポートする骨伝導型ドライバーを、ひとつの筐体に盛り込んでいるという。周波数特性は20〜70,000Hzで、感度は108dB、インピーダンスは14Ωをカバー。
また、MEMSドライバー「Cowell」と8.3mm径ダイナミックレンジドライバーを搭載した、新コンセプトのハイブリッド型インナーイヤー型イヤホン「XM-1」も展示。専用アンプ「Aptos」が導入されているため、専用USB-DAC内蔵イヤホンケーブルを組み合わせて使用するという革新的なシステムを備えたモデルとしている。来場者のなかには、FIIOのDAPであるM23と組み合わせて試聴しているユーザーも見受けられた。
他にも、先日に専用アプリとソフトウェアアップデートが公開された完全ワイヤレスイヤホン「FALCON MAX」や「FoKus Prestige」など、ワイヤレスモデルも展開しており、幅広いユーザーがブースにて試聴を行っていた。