トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2024/12/14 21:31
dd HiFI&水月雨コラボの薄型平面駆動型イヤホンも注目

<ポタフェス>See Audioイヤホンの新チューニングを体感/“オーディオファンも納得” のDUNU、QoAハイブリッドイヤホン

編集部:松原ひな子
イヤホン・ヘッドホン専門店のe☆イヤホンが主催する、ポータブルオーディオ関連ブランドの展示試聴イベント「ポタフェス 2024冬 秋葉原」が、東京・ベルサール秋葉原にて12月14日(土)・15日(日)に開催される。

本稿では、会場B1Fにブースをかまえるミミソラオーディオ(リアルアシスト)/サウンドアース/Kinera/カナルワークスの模様をお届けする。

「ポタフェス 2024冬 秋葉原」12月14日(土)・15日(日)開催

■See Audio新製品やdd HiFI×水月雨によるコラボなど注目モデルが多数


ミミソラオーディオはSeeAudioの新製品をメインに、auneaudio/MUSE HIFI/TinHiFI/Kineraといった多数ブランドのラインナップを展開する。注目はSee Audioの新製品。同ブランドは2024年8月発売の4BAドライバー搭載イヤホン「麻婆豆腐」以降、従来よりもボーカルにフォーカスした新しいチューニングに試みている。6BAイヤホン「Strawberry π」ではさらに伴奏との完璧な調和も追求、そして12月15日に発売となる2BAドライバー搭載イヤホン「YUME4」では、上述の2モデルより手に届きやすい価格帯ながら、ブランドの新しいチューニング哲学を継ぐモデルとして純度が高くきめ細やかな音を実現するという。

「YUME4」:税込31,550円

「麻婆豆腐」:税込53,600円


「Strawberry π」:税込223,800円

10BA+4EST構成のハイブリッドドライバーを搭載するSee Audioフラグシップイヤホンの日本専用モデル「HAKUYA JP」:税込465,000円

ほか、イヤホンケーブルなどアクセサリーを中心に取り扱うdd HiFiと、水月雨(MOONDROP)が共同開発を進めているというイヤホン2モデルも参考出展。中でも「Memory(E13P)」はかなり小型に感じられるが、平面駆動型ドライバーを搭載した半開放型イヤホンで、さらに独立したDACとアンプチップを内蔵。PCM 32bit/384kHzの再生に対応する。

「Memory(E13P)」:価格は未定

同じく水月雨と共同開発の1DD+4BAイヤホン「Surface(E14D)」は、dd HiFiらしいアートのような仕上げも特長。税込40,000円以下を見込む


dd HiFiからは、アルミニウム合金製のMadSafe対応スタンドなどアクセサリーの新製品も展示された

■サウンドアースで新発売の人気製品や来年取り扱い開始の注目ブランドを体験


サウンドアースもAFUL/DUNU/Kinera Imperial/QoAなど多数ブランドの注目アイテムを展示。DUNUの「DK3001 BD」は1DD+4BA+4プラナー構成のトライブリッドイヤホンで、各ドライバーを4つのサウンドガイドとクロスオーバーによって緻密に制御することで、繋がりのよい滑らかな音質を実現。そのサウンドクオリティの高さから11月の発売以降予想を上回る人気を博しているという。またQoAのハイブリッド型イヤホン「Mimosa」は俳優の本西彩希帆さんが製品アンバサダーを務めることでも話題を集めたが、音質面でもオーディオファンから高い評価を得ているとのこと。片側にダイナミックドライバーとマイクロプラナードライバーを1基ずつ搭載し、どの帯域でもバランスのよい透明感のあるサウンドを特長としている。ぜひ会場で確かめてほしい。

DUNU「DK3001 BD」:オープン価格(実勢価格79,980円前後/税込)

QoA「Mimosa」:オープン価格(実勢価格15,280円前後/税込)

さらに、2025年から取り扱い開始予定だというUCOTECH(ユコテック)ブランドのイヤホン3モデルを参考出展。イントラコンカ(インナーイヤー)型の高級モデルを複数手掛けることで知られるイヤホンブランドで、会場ではリケーブル対応のイントラコンカ型「ES-P3」をはじめ、カナル型の「RE-3」や「RE-1 PRO」も試聴できる。

左からUCOTECH「ES-P3」「RE-3」「RE-1 PRO」


Kinera Imperialは秋のイベントから引き続き4BA+1DDのハイブリッドイヤホン「Nott」(写真左)と、1DD+6BA+4EST搭載のトライブリッドイヤホン「THORKING」(写真右)を参考出展。発売・価格ともに未定とのこと。同ブースではKinera/Kinera Celest製品も体験できる


カナルワークスはカスタムIEMの完成例とパーツ見本各種を中心に、ユニバーサルIEMもほぼ全ラインナップを揃えている

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
3 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 “世界初” バイアンプ駆動完全ワイヤレスの実力や如何に。NUARL新フラグシップイヤホン「Inovator」レビュー
6 “高コスパ” で人気のPolk Audioスピーカーは、「audioquestの高音質ケーブル」でもっと輝く。グレードアップ具合を克明レポート!
7 <ポタフェス>See Audioイヤホンの新チューニングを体感/“オーディオファンも納得” のDUNU、QoAハイブリッドイヤホン
8 <ポタフェス>Accoustune、“分離設計”のブランド初完全ワイヤレス/TAGO STUDIO、ブランド10周年記念ヘッドホン
9 クアルコム幹部が語る「Snapdragon」拡大戦略。カギはPC・スマホの「AI対応」、日本市場を重要視
10 パナソニック、全自動ディーガは推し活の“相棒”であり“救世主”。アイドル推し活中・YouTuberも絶賛
12/17 11:51 更新

WEB