公開日 2019/01/24 17:35
手持ちで「ハイレゾショット」も可能
オリンパス、最高7.5段の手ブレ補正を搭載した4K動画撮影対応ミラーレス一眼「OM-D E-M1X」
編集部:成藤 正宣
オリンパスは、マイクロフォーサーズ規格に準拠した同社ミラーレス一眼カメラの新モデルとして、最大約7.5段の手ブレ補正により、手持ち4K動画撮影や高解像静止画撮影などに対応したプロフェッショナル向けモデル「OM-D E-M1X」を2月22日に発売する。価格はオープン。
フォトグラファーなどプロフェッショナル向けに設計され、本体側面に加え下部にもグリップを一体化。縦位置/横位置どちらのポジションでも指を深くかけられ、ホールディング性を高めている。操作ボタンは1機能1ボタンにこだわり、縦位置/横位置どちらでもファインダー撮影に集中できる操作性を追求。また、マイクロフォーサーズ規格を採用していることで、長時間ホールディングしながら超望遠撮影が可能であるなど、高い機動性を実現したという。
映像センサーはISO 6400の常用感度を実現したという有効画素2,037万のLive MOSセンサーを採用。反射防止コーティングによりフレアやゴーストを軽減し、従来以上の信号読み出し速度により動体歪みも抑制。低消費電力で最大4K/30pの動画撮影が可能とする。映像処理エンジンには「TruePic VIII」を2基搭載し、起動時間やスリープ復帰時間の短縮、2基のSDカードスロットいずれもUHS-IIに対応するなどの性能向上を図ったという。
静止画撮影の手ブレ補正はボディー単体で約7.0段、対応レンズの装着で約7.5段という数値を実現。新たに開発したジャイロセンサーが従来の5倍近い精度で手ブレを検出し、同社の測定試験ではシャッター速度4秒の手持ち撮影でも手ブレが派生しない補正効果を達成したという。動画撮影においても、動画専用の電子補正を組み合わせることで、手持ちで4K撮影が可能とする。
0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら複数回撮影を行い、5,000万画素相当の高解像度画像を合成する「ハイレゾショット」機能も引き続き搭載。従来モデルでは3脚撮影時のみ使用可能としていたが、E-M1Xでは手持ち撮影にも対応した。
また、複数の画像を合成することで擬似的に露光時間を伸ばし、NDフィルターを装着したかのようなスローシャッター効果が得られる新機能「ライブND」をはじめ、ライブコンポジット/ライブバルブ/ライブタイム撮影、深度合成、フォーカスブラケットなど、多彩な撮影機能を搭載する。
AFは121点のオールクロス像面位相差方式で、マルチセレクターによりファインダーを覗いたままAF位置の調節が可能。AF駆動範囲の指定やAF追従感度の5段階設定、顔/瞳優先AFなども設定できる。また、ディープラーニング技術を活用した「インテリジェント被写体認識AF」も搭載し、リアルタイム処理により被写体を検出、最適なフォーカスポイントを自動で追尾するという。
AF/AE固定で最高60コマ、AF/AE追従で最高18コマまでの連写撮影が可能で、静音撮影にも対応。シャッターレリーズから最大35コマ分さかのぼって記録ができる「プロキャプチャーモード」も搭載する。
本体にはヒートパイプを用いた放熱構造を内蔵。炎天下での動画撮影や連写撮影でも、温度上昇による機能制限を抑制する。バッテリーパック「BLH-1」を2個まで装填可能で、連続撮影可能枚数は最大約870枚。本体に内蔵されたUSB Type-C端子から、USB PD対応充電器による給電も可能。
EVFは約236万ドットで倍率は0.74倍、120fps表示に対応。2基の映像エンジンにより暗部の階調描画も改善した。モニターは約104万ドットの3.0型タッチパネルを搭載する。
その他、ムービー撮影時の音声処理も改善。新規ハードウェアにより外部マイクのホワイトノイズを軽減した他、ハイレゾ対応マイクを接続することで96kHz/24bit録音に対応する。
外形寸法は144.4W×146.8H×75.4Dmm。質量約997g(バッテリー/メモリーカード含む)
フォトグラファーなどプロフェッショナル向けに設計され、本体側面に加え下部にもグリップを一体化。縦位置/横位置どちらのポジションでも指を深くかけられ、ホールディング性を高めている。操作ボタンは1機能1ボタンにこだわり、縦位置/横位置どちらでもファインダー撮影に集中できる操作性を追求。また、マイクロフォーサーズ規格を採用していることで、長時間ホールディングしながら超望遠撮影が可能であるなど、高い機動性を実現したという。
映像センサーはISO 6400の常用感度を実現したという有効画素2,037万のLive MOSセンサーを採用。反射防止コーティングによりフレアやゴーストを軽減し、従来以上の信号読み出し速度により動体歪みも抑制。低消費電力で最大4K/30pの動画撮影が可能とする。映像処理エンジンには「TruePic VIII」を2基搭載し、起動時間やスリープ復帰時間の短縮、2基のSDカードスロットいずれもUHS-IIに対応するなどの性能向上を図ったという。
静止画撮影の手ブレ補正はボディー単体で約7.0段、対応レンズの装着で約7.5段という数値を実現。新たに開発したジャイロセンサーが従来の5倍近い精度で手ブレを検出し、同社の測定試験ではシャッター速度4秒の手持ち撮影でも手ブレが派生しない補正効果を達成したという。動画撮影においても、動画専用の電子補正を組み合わせることで、手持ちで4K撮影が可能とする。
0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら複数回撮影を行い、5,000万画素相当の高解像度画像を合成する「ハイレゾショット」機能も引き続き搭載。従来モデルでは3脚撮影時のみ使用可能としていたが、E-M1Xでは手持ち撮影にも対応した。
また、複数の画像を合成することで擬似的に露光時間を伸ばし、NDフィルターを装着したかのようなスローシャッター効果が得られる新機能「ライブND」をはじめ、ライブコンポジット/ライブバルブ/ライブタイム撮影、深度合成、フォーカスブラケットなど、多彩な撮影機能を搭載する。
AFは121点のオールクロス像面位相差方式で、マルチセレクターによりファインダーを覗いたままAF位置の調節が可能。AF駆動範囲の指定やAF追従感度の5段階設定、顔/瞳優先AFなども設定できる。また、ディープラーニング技術を活用した「インテリジェント被写体認識AF」も搭載し、リアルタイム処理により被写体を検出、最適なフォーカスポイントを自動で追尾するという。
AF/AE固定で最高60コマ、AF/AE追従で最高18コマまでの連写撮影が可能で、静音撮影にも対応。シャッターレリーズから最大35コマ分さかのぼって記録ができる「プロキャプチャーモード」も搭載する。
本体にはヒートパイプを用いた放熱構造を内蔵。炎天下での動画撮影や連写撮影でも、温度上昇による機能制限を抑制する。バッテリーパック「BLH-1」を2個まで装填可能で、連続撮影可能枚数は最大約870枚。本体に内蔵されたUSB Type-C端子から、USB PD対応充電器による給電も可能。
EVFは約236万ドットで倍率は0.74倍、120fps表示に対応。2基の映像エンジンにより暗部の階調描画も改善した。モニターは約104万ドットの3.0型タッチパネルを搭載する。
その他、ムービー撮影時の音声処理も改善。新規ハードウェアにより外部マイクのホワイトノイズを軽減した他、ハイレゾ対応マイクを接続することで96kHz/24bit録音に対応する。
外形寸法は144.4W×146.8H×75.4Dmm。質量約997g(バッテリー/メモリーカード含む)