公開日 2024/01/30 20:28
コンピュテーショナルフォトグラフィ機能を強化
OM SYSTEM、世界初「ライブ GND」搭載の新フラグシップミラーレス一眼「OM-1 Mark II」
編集部:平山洸太
OM デジタルソリューションズは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-1 Mark II」を2月23日に発売する。価格はオープンだが、同社公式ストアでは305,800円/ボディ単体、338,800円/12-45mm F4.0 PROキット、377,300円/12-40mm F2.8 PRO IIキット(いずれも税込み)で販売されている。
世界初の機能として、ハーフNDフィルター効果をコンピュテーショナルフォトグラフィ機能で再現する「ライブ GND(グラデーション ND)」を搭載した、OM SYSTEMのフラグシップモデル。IP53の防塵・防滴設計と-10度の耐低温性により、“ハードなアウトドアユースでも安心” だと説明している。
イメージセンサーには、有効画素数2037万画素の裏面照射積層型 Live MOSセンサーを採用。さらに画像処理エンジンには、「TruePic X(トゥルーピック エックス)」を搭載する。ボディ内には5軸手ぶれ補正を内蔵し、ボディー単体で世界最高となる最大8.5段の補正効果に対応する。また、対応レンズの手ぶれ補正機構とボディー内5軸手ぶれ補正機構をシンクロさせる「5軸シンクロ手ぶれ補正」でも、最大8.5段となる。
新機能のライブ GNDでは、フィルター段数(GND2/GND4/GND8)、およびフィルタータイプ(Soft/Medium/Hard)を選択することが可能。効果はEVFもしくは背面モニターを見ながらリアルタイムに確認でき、効果がかかる位置や角度の調整も可能。ほか、ND128相当まで設定できるライブ ND、約5000万画素の手持ちハイレゾショット、被写界深度をコントロールできる深度合成、といった機能に対応する。
オートフォーカスでは、ディープラーニング技術を活用した「AI被写体認識AF」に対応。従来のフォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、動物(犬・猫)に加えて、新たに人物の認識も可能に。人物が横向きや後ろ向き、目や口が隠れていてもオートフォーカスが働くよう、認識能力が向上したという。なお同社はこの機能について、顔優先/瞳優先 AFを統合・発展させたものだと説明している。
高速撮影能力では、メモリー増設により連続撮影可能枚数が向上。最大で約120コマ/秒(AF/AE固定)の連写が行え、その際はJPEGで219枚、RAWで約213枚の連続撮影が行える。シャッターボタンを全押しした瞬間からさかのぼって記録可能なプロキャプチャーにも対応しており、この機能でさかのぼれる最大枚数についても、約70枚から約99枚に増加した。
ファインダーには有機ELを採用し、倍率は0.83倍、120Hz表示、0.05秒の表示遅れを実現。宇宙等の撮影でも曇りにくいという防曇処理も施されている。そのほか、イメージセンサー面へのゴミの付着を抑えるダストリダクションシステムも備える。
世界初の機能として、ハーフNDフィルター効果をコンピュテーショナルフォトグラフィ機能で再現する「ライブ GND(グラデーション ND)」を搭載した、OM SYSTEMのフラグシップモデル。IP53の防塵・防滴設計と-10度の耐低温性により、“ハードなアウトドアユースでも安心” だと説明している。
イメージセンサーには、有効画素数2037万画素の裏面照射積層型 Live MOSセンサーを採用。さらに画像処理エンジンには、「TruePic X(トゥルーピック エックス)」を搭載する。ボディ内には5軸手ぶれ補正を内蔵し、ボディー単体で世界最高となる最大8.5段の補正効果に対応する。また、対応レンズの手ぶれ補正機構とボディー内5軸手ぶれ補正機構をシンクロさせる「5軸シンクロ手ぶれ補正」でも、最大8.5段となる。
新機能のライブ GNDでは、フィルター段数(GND2/GND4/GND8)、およびフィルタータイプ(Soft/Medium/Hard)を選択することが可能。効果はEVFもしくは背面モニターを見ながらリアルタイムに確認でき、効果がかかる位置や角度の調整も可能。ほか、ND128相当まで設定できるライブ ND、約5000万画素の手持ちハイレゾショット、被写界深度をコントロールできる深度合成、といった機能に対応する。
オートフォーカスでは、ディープラーニング技術を活用した「AI被写体認識AF」に対応。従来のフォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、動物(犬・猫)に加えて、新たに人物の認識も可能に。人物が横向きや後ろ向き、目や口が隠れていてもオートフォーカスが働くよう、認識能力が向上したという。なお同社はこの機能について、顔優先/瞳優先 AFを統合・発展させたものだと説明している。
高速撮影能力では、メモリー増設により連続撮影可能枚数が向上。最大で約120コマ/秒(AF/AE固定)の連写が行え、その際はJPEGで219枚、RAWで約213枚の連続撮影が行える。シャッターボタンを全押しした瞬間からさかのぼって記録可能なプロキャプチャーにも対応しており、この機能でさかのぼれる最大枚数についても、約70枚から約99枚に増加した。
ファインダーには有機ELを採用し、倍率は0.83倍、120Hz表示、0.05秒の表示遅れを実現。宇宙等の撮影でも曇りにくいという防曇処理も施されている。そのほか、イメージセンサー面へのゴミの付着を抑えるダストリダクションシステムも備える。