PHILE WEB

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/01/13 10:13
2023年内はAR/VRヘッドセットにかかりきり?

99ドルのAirPodsと第2世代AirPods Max、24年に登場か

多根清史
昨年9月にAirPods Pro(第2世代)が発売されて以降、アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods」シリーズには大きな動きがない。しかし、第2世代のAirPods Maxと、より手頃な価格のAirPodsの出荷が2024年の後半〜2025年の前半に始まるとのアナリスト予測が報じられている。

アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、廉価版のAirPodsの価格は99ドル(記事執筆時点の為替レートで約1万3000円)を目指していると述べている。

現在、AirPodsモデルのうち最も安いのは、第2世代のAirPods(129ドル/以下、米国での価格)である。次いで第3世代AirPodsのLightning充電ケース付きが169ドル、MagSafe充電ケース版が170ドルといったところだ。

つい数日前、Haitong Intl Tech ResearchのアナリストJeff Pu氏は「AirPods Lite」が準備中だと述べたばかりだ。Pu氏はAirPodsの出荷台数が2022年の7300万台から、2023年には6300万台まで落ち込むと予想し、それを補うため廉価モデルを投入するとの趣旨を語っていた。

またAirPods Maxの後継モデルについて、Kuo氏は具体的な詳細を明かしていない。

BloombergのMark Gurman記者は今週初め、2023年内はAirPodsシリーズに「特筆すべき」アップデートはないと予想していた。現行のAirPodsラインアップのうち、最も古い(2020年12月発売)製品はAirPods Maxであることから、年内には新型は出ないとほのめかしていたようだ。裏返せば、2024年には何らかの動きがあってもおかしくはない。

第2世代AirPods Maxについては、米MacRumorsはLightning端子に替えてUSB-Cポート、ノイズキャンセリングの改善、バッテリー持ちの長時間化、新たなカラーバリエーション、「探す」アプリでの精密検索を可能にするU1チップ内蔵などを予想していたことがある。

今年アップルは初のAR/VRヘッドセット発売に注力するため、社内でハードウェアとソフトウェアのエンジニアをそちらに集中させており、他のプロジェクトに支障が出ているとの報道もあった。AirPods Max後継モデルも、そうした影響を受ける製品の1つなのかもしれない。

Source: Ming-Chi Kuo(Twitter)
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 組み立てる喜び、音が出る感動。真空管初心者にも安心、トライオードのアンプキットを作ってみた!
2 アキュフェーズ、低ノイズをより突き詰めたフォノアンプ「C-57」。フロントは左右対称デザインに
3 アップルとAnkerとUGREEN、音が良いUSB-Cケーブルはどれ? AirPods Maxの有線接続で検証
4 連載:世界のオーディオブランドを知る(5)音響科学と品質を追求し続ける「KEF」の歴史を紐解く
5 最強デスクトップオーディオ、ティアック「HA-507」徹底レビュー!“純・アナログアンプ”の実力をスピーカー&ヘッドホンで聴く
6 Amazon「ゴールデンウィーク スマイルSALE」、事前セールでイヤホン/ヘッドホン/スピーカーも安い!
7 NHKのネット配信、「必須業務化」でどう変わる? ネット受信料徴収対象になるケースとは?
8 NHK、地上放送高度化方式を標準規格化。地上波での4K放送実現に準備が整う
9 ネットワークオーディオ、ノイズ対策の基礎知識(3)「電源ノイズ対策編」
10 1.5坪の“日本一小さなオーディオセレクトショップ”「リビングミュージック」が再オープン
4/17 10:55 更新

WEB