トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/04/11 16:02
物理SIMスロット廃止かどうかは不明

「iPhone 15 Pro」ダミーモデル公開。新型ボタンやUSB-Cポートが確認

多根清史
今年秋に発売とみられる「iPhone 15」シリーズのデザインに関しては、(おそらくサプライヤーの工場から流出した)CADファイルに基づくというCG画像がいくつか公開されてきた。そして新たに「iPhone 15 Pro」のダミーユニット、すなわち物理的なモックアップが中国版TikTok(Douyin)に登場し、噂になっている細部を確認できる。

今回の動画では、これまでの噂やレンダリングにはない新情報は特にないが、iPhone 15 Proの外観を実寸大、かつ立体的に見回せるところに価値がある。全体的にiPhone 14 Proに似ているなか、タテに長いボリュームボタンや、サイレントスイッチの代わりに感圧式の(物理的に動かない)アクションボタン、それにUSB-Cポートらしき端子が見て取れる。

音量ボタンが縦長になっているのは、おそらく上下ボタンが一体化され、指のスライドや押す力の強弱で操作する方式に変わっているからだろう。またアクションボタンはApple Watch Ultraのように様々な機能が割り当てられると予想されており、いずれも手袋を着けたままで使えたり、ソフトウェア設定により感度調整もできたりといった噂もあった。

米国版のiPhone 14全モデルで物理SIMカードスロットが消えたように、iPhone 15世代では他の地域向けモデルでも削除される可能性があるが、今回の動画ではそれは確認できない。フランスやその他の地域では消えるとの予想もあり、米国版iPhone 14と同じく「物理SIMスロットのスペースはあるが、プラスチックで埋める」形になるのかもしれない。

これまでの噂では、iPhone 15シリーズは4モデルともUSB-Cを採用しつつ、ProモデルのみUSB 3.2またはThunderbolt 3に対応し、高速のデータ転送および充電が可能となる見通しだ。その一方でMFi認証品のケーブルや充電アダプタを使わなければ両方とも制限されるとのアナリスト予測もあり、さっそく欧州議会の議員が問題視する一幕もあった。

またiPhone 14世代ではProのみだったダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)が4モデル全てに採用されつつ、常時表示や120Hz表示は引き続きPro専用と見られている。これらが標準モデルにも来るのは、2025年になるとの予想が有力だ。

Source: Douyin
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB