トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/06/21 13:16
まずは米国以外の市場で

Spotify HiFi、2023年後半にスタートか。最上位プラン「Supremium」準備中との情報

多根清史
Spotifyはロスレスストリーミングサービス「Spotify HiFi」を2年以上前に発表したが、いまだにリリースされていない。

そんななか米Bloombergが、社内でコード名「Supremium」と呼ばれる最高額の定額プランを準備中であり、そこでHiFi機能を提供する可能性が高いと報じている。今年後半に、まず米国以外の市場でスタートする予定とのことだ。

これまでSpotify HiFiの価格設定は、様々な憶測を呼び起こしてきた。競合するApple MusicやAmazon Music HDが標準プランにロスレスストリーミングを追加した後だけに、料金に注目が集まるのも当然のことだろう。

Bloombergは、実際にAmazonとアップルが追加料金なしのロスレス提供を発表した後、SpotifyがHiFiのリリースを先送りにしたと報じている。今年3月の取材でも、共同社長のGustav Söderström氏が「業界は多くの事情から変化した」として、両社の動きを意識していると示唆していた。

今回の報道につき、Spotifyの広報担当者は「弊社は製品提供を改善し、ユーザーに価値を提供するために、常に取り組みとアイディア出しを続けている。だが、可能性ある新機能にまつわる憶測にはコメントを控え、現時点で伝えられる新たな情報は何もない」と述べている。

だが、一概にノーコメントというわけではない。「コストの観点からも、弊社にとって有効な方法で行いたい」とも付け加えており、HiFiをリリースする方針は変わらず料金設定を探っていると事実上認めた格好だ。

Bloombergは、米国でのSpotify Premium基本料金が月額9.99ドルを維持している一方で、アップルとAmazonは標準プランを10.99ドルに引き上げたと指摘している。昨年秋、SpotifyのCEOはライバルと同様に値上げを検討していると述べていたが、標準プランの料金は据え置きつつ、高額プランを新設することもあり得るのかもしれない。

Source: Bloomberg
via: The Verge

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB