トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2019/01/17 12:00
800g前後の軽量ボディと堅牢さを追求

dynabook、30周年記念ノートPC「Gシリーズ」。IGZOパネル採用、軽量性/堅牢性を追求

編集部:成藤 正宣
Dynabook株式会社(2019年1月1日、東芝クライアントソリューションより社名変更)は、ノートPC「dynabookシリーズ」の30周年を記念した「dynabook G」を始め、2019年春店頭向けモデル11機種を1月24日より順次発売する。

13.3型 モバイルノートPC
dynabook G8:予想実売価格20万円前後
dynabook G7:予想実売価格18万円前後
dynabook G6:予想実売価格16万円前後
dynabook G5:予想実売価格14万円前後

「dynabook G8」

12.5型 2in1コンバーチブルPC
dynabook V8:予想実売価格21万円前後
dynabook V7:予想実売価格19万円前後
dynabook V6:予想実売価格16万円前後

「dynabook V8」

13.3型 2in1デタッチャブルPC
dynabook D7:予想実売価格19万円前後


「dynabook D7」
13.3型 光学ドライブ内蔵モバイルノートPC
dynabook R3:予想実売価格13万円前後

「dynabook R3」

15.6型 ベーシックノートPC
dynabook X5:予想実売価格15万円前後
dynabook X4:予想実売価格14万円前後

「dynabook X5」


同社は30年の節目を迎えるにあたり、軽い/薄い/堅牢/長時間のバッテリースタミナといった初代製品からの特徴を、「いつでも、どこでも、誰でも。」と再定義。「dynabook G」はこれを具現化するデバイスとして追求しており、モデル名の“G”は、「本物」「純粋」などの意味を持つ“Genuine”から名付けたという。

dynabookシリーズが30年を迎えるにあたり、シリーズの特徴を改めて追求したという

4モデルはそれぞれCPUやバッテリーサイズなどの内部構成、筐体の表面仕上げが異なるが、いずれも外形寸法も共通して約308.8×17.9H×211.6Dmm、質量800g前後を実現。エントリーモデルG5で約779g、上位モデルのG8/G7でも約859gとなる。

上記の質量やコンパクト化を実現するため、筐体設計を再検討。Wi-Fiアンテナをディスプレイベゼル部からヒンジ部へ移動、基板をスタッガードビアから10層貫通型に変更、新開発のオンボードDDR4メモリの採用など、0.1mm単位で体積を調節したという。

設計の再検討により、大型バッテリーの上位モデルでも800g台の質量に抑えた

内覧会で展示された、内部構造が分かるスケルトンモデル

これにより、従来モデル「R63」との比較では、幅7.2mm、奥行き15.4mmの小型化にも成功。筐体素材には軽量なマグネシウム-アルミ合金を採用し、外装はプレス、内装は鋳造によって製造する。

キーボードも打ち心地を両立しながら軽量化を行っている

同時に十分な堅牢性/耐久性も追求しており、シミュレーションにより力のかかり方やエアフローを最適化。基板のコネクターには、衝撃による脱落を防止するロック機構を設けている。耐久性は同社の独自試験のほか、外部検証機関による試験や米国防省が定めるMILスペック準拠の試験も実施。MILスペック準拠試験では、他社で一般的に行われいるよりも多い10項目の試験を実施しているとし、耐久性の高さを強調している。

13.3型のワイドフルHDディスプレイには、シャープのIGZOパネルを採用。筐体設計の変更に伴い、ディスプレイベゼル幅の削減も行っている。

フルHDパネルはシャープのIGZOディスプレイを採用した

。内蔵スピーカーはオンキヨーと共同開発を行った薄型ユニットを搭載。強度を保ちつつ軽量/薄型化を行っている他、300Hz〜2kHzの声の帯域に焦点を合わせたチューニングを行っている。また、DTSの音響ソフトウェア「DTS Audio Processing」も搭載することで、ユーザー環境や再生コンテンツに合わせた調整も可能としている。

スピーカーユニットは、人の声の帯域に焦点を合わせたというオンキヨー製小型ユニットを採用

DTSの音響ソフトも搭載する

最上位モデルG8の構成は、CPUにインテルCore i7-8550U、ROM 8GB、SSD 512GB。4セルタイプの大型バッテリーを内蔵し、最大約19時間の連続駆動が可能。顔認証機能も搭載する。

G7の構成はCore i7-8550U/ROM 8GB/SSD 256GBで、G8と同じく約19時間分のバッテリーと顔認証を内蔵する。

G6の構成はCore i5-8250U/ROM 4GB/SSD 256GBで、バッテリーは2セルタイプの約9.5時間分を内蔵。筐体のカラーバリエーションにオニキスブルー/パールホワイトの2色を取り揃える。

エントリーモデルのG5は CPU Core i3-8130U/ROM 4GB/SSD 128GB、バッテリーは2セルタイプ約9.5時間分を内蔵する。

その他スペックは、搭載OSがWindows 10 Home 64bit(RS5)、入出力端子がHDMI出力×1/microSDスロット×1/USB3.0×2/USB Type-C×1。充電は専用ACアダプターまたはUSB Type-CにUSB-PD対応充電器を接続して行える。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac、BluetoothはVer4.2に準拠する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB