ニュース
HOME > ニュース > モバイル/PCニュース
公開日 2022/09/26 11:39
ハイエンド機並のカメラ性能をスタンダード機で実現
シャープ、カメラ性能大幅強化したスマホ「AQUOS sense7」。動画再生能力強化の「Plus」も
編集部:小野佳希
シャープは、センサーの大型化や新画像エンジンでカメラ性能を向上させた5G対応スマートフォン「AQUOS sense7」と、それに加えて最大5倍のフレーム補間対応など動画性能向上も図った「AQUOS sense7 Plus」を発表。2022年秋以降に発売する。
「AQUOS sense7」はドコモとKDDI(au/UQ Mobile)でも取り扱い、ドコモでは「SH-53C」の型番、KDDIでは「SHG10」の型番で11月上旬以降に発売する。また、「AQUOS sense7 Plus」はソフトバンクで取り扱い、2022年秋以降に発売する。
スタンダードクラスのスマホとして展開している「AQUOS senseシリーズ」の新モデル。両モデル共通で、従来機「AQUOS sense6」比で約66%大型化したイメージセンサーと、新開発の画質エンジン「ProPix4」を搭載することで、カメラ性能の大幅向上を図った。
イメージセンサーはフラグシップモデルに迫る1/1.55インチで、集光量が大幅に向上した。そして、フラグシップモデル「AQUOS R7」のカメラの高画質化技術を応用した新画質エンジン「ProPix4」を搭載。人の目や肌などの分析に基づいた画像処理を行うことで、自然な表情はそのままにさらに美しく映し出すとアピールしている。
また、全画素を使用する像面位相差AFにより、AF速度が従来機比約2倍に高速化。すばやく高精度でピントが合うようにもした。
カメラはアウトカメラに約5,030万画素/F値1.9の標準カメラと約800画素/F値2.4の広角カメラを搭載し、どちらも電子式手ぶれ補正に対応。インカメラに約800画素/F値2.4のカメラを搭載している。
ディスプレイは「AQUOS sense7」が6.1インチ/フルHD+(2,432×1,080)で、「AQUOS sense7 Plus」が6.4インチ/フルHD+(2,430×1,080)。両機とも、10億色の色表現と1,300nitのピーク輝度を実現した独自のIGZO OLEDを採用している。
また、表示内容や操作に応じて駆動速度を自動で制御。これによって省エネ性能の高さも確保したとしている。
さらに、AQUOSスマホとして初めてマスク対応顔認証を搭載。他人受入率0.002%未満、10万人に2人未満という精度を実現している。なお、指紋認証にも対応している。
そのほか共通の性能としては、OSにAndroid 12を、CPUにSnapdragon 695 5G mobile platform 2.2GHz+1.8GHz オクタコアを搭載し、RAMが6GB、ROMが128GB。IPX5・IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能、MIL規格準拠の耐衝撃性能も備えるほか、おサイフケータイとNFCにも対応している。
バンドは5Gがn3/n28/n41/n77/n78/n79の6バンド、4Gは1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/38/41/42の13バンドに対応。国内で使われる主要バンドに対応するためエリアを気にせず使えるとアピールしている。
バッテリー容量は「AQUOS sense7」が4,570mAhで、「AQUOS sense7 Plus」が5,050mAh。両モデルともBluetoothのバージョンは5.1。イヤホン端子も備えている。
「AQUOS sense7 Plus」は、前述したカメラ性能などに加えて、AQUOSスマホとして初めて動画専用のプロセッサーによるフレーム補間技術を採用。24fpsの動画の場合、5倍となる120fpsへのフレーム補間が行える。最大240Hz駆動に対応するIGZO OLEDディスプレイとの組み合わせにより、映画やドラマ、スポーツなどのコンテンツにおいて、カメラの撮影範囲が大きく動く場面もなめらかでクリアに表示するとしている。
なお、フレーム補間技術は著作権保護コンテンツに対しても適用可能。各種動画配信サービスなどでのコンテンツに適用して視聴することができる。
また、独自のバーチャルHDR技術も搭載。一般的な動画では表現しきれない明るい部分の映像情報を復元することで、さらに現実に近づいた鮮やかな映像を楽しめるという。
音質向上も図り、内蔵スピーカーを強化。大口径・大振幅のステレオスピーカーの搭載に加え、左右の音が干渉しないよう、スピーカーを本体内部の機構から独立させたBOX構造を採用した。
これにより従来機比で低音域の平均音圧が約2倍、再生可能な帯域幅が約1.4倍に。「スマートフォンAQUOS史上最高のパワフルで高品位なサウンドを実現した」とアピールしている。
シャープ 通信事業本部 パーソナル通信事業部 事業部長の小林繁氏は、「ハイエンドスマホはスマホの可能性を広げて限界を壊していくものになった。一方で、多くの方にとって、使いたいアプリが快適に動けば、価格や性能のバランスや安心感のほうが重要になってきている。そんなお客様にこそAQUOS sense7をお届けしたい」とコメント。
「年齢や性別、趣味やスマホの知識などあらゆる垣根を超えて多くの方に愛される国民機を目指して開発した」と、スタンダードクラスに位置付け展開するAQUOS senseシリーズに新モデルを投入する意図を説明する。
また、商品企画部 課長の清水寛幸氏は、9割以上の人がスマホで写真撮影をする時代になっているとし、「スマートフォンがみんなのファーストカメラになっている」と表現。「ハイエンドスマホだけでなくスタンダードクラスのスマホにもカメラ性能が求められるようになっている」と、今回の新モデルでカメラ性能に注力した背景を語った。
「AQUOS sense7」はドコモとKDDI(au/UQ Mobile)でも取り扱い、ドコモでは「SH-53C」の型番、KDDIでは「SHG10」の型番で11月上旬以降に発売する。また、「AQUOS sense7 Plus」はソフトバンクで取り扱い、2022年秋以降に発売する。
■ハイエンドモデル並のカメラ性能を備えたスタンダードモデル
スタンダードクラスのスマホとして展開している「AQUOS senseシリーズ」の新モデル。両モデル共通で、従来機「AQUOS sense6」比で約66%大型化したイメージセンサーと、新開発の画質エンジン「ProPix4」を搭載することで、カメラ性能の大幅向上を図った。
イメージセンサーはフラグシップモデルに迫る1/1.55インチで、集光量が大幅に向上した。そして、フラグシップモデル「AQUOS R7」のカメラの高画質化技術を応用した新画質エンジン「ProPix4」を搭載。人の目や肌などの分析に基づいた画像処理を行うことで、自然な表情はそのままにさらに美しく映し出すとアピールしている。
また、全画素を使用する像面位相差AFにより、AF速度が従来機比約2倍に高速化。すばやく高精度でピントが合うようにもした。
カメラはアウトカメラに約5,030万画素/F値1.9の標準カメラと約800画素/F値2.4の広角カメラを搭載し、どちらも電子式手ぶれ補正に対応。インカメラに約800画素/F値2.4のカメラを搭載している。
■IGZO OLEDディスプレイ搭載/AQUOS初のマスク対応顔認証
ディスプレイは「AQUOS sense7」が6.1インチ/フルHD+(2,432×1,080)で、「AQUOS sense7 Plus」が6.4インチ/フルHD+(2,430×1,080)。両機とも、10億色の色表現と1,300nitのピーク輝度を実現した独自のIGZO OLEDを採用している。
また、表示内容や操作に応じて駆動速度を自動で制御。これによって省エネ性能の高さも確保したとしている。
さらに、AQUOSスマホとして初めてマスク対応顔認証を搭載。他人受入率0.002%未満、10万人に2人未満という精度を実現している。なお、指紋認証にも対応している。
そのほか共通の性能としては、OSにAndroid 12を、CPUにSnapdragon 695 5G mobile platform 2.2GHz+1.8GHz オクタコアを搭載し、RAMが6GB、ROMが128GB。IPX5・IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能、MIL規格準拠の耐衝撃性能も備えるほか、おサイフケータイとNFCにも対応している。
バンドは5Gがn3/n28/n41/n77/n78/n79の6バンド、4Gは1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/38/41/42の13バンドに対応。国内で使われる主要バンドに対応するためエリアを気にせず使えるとアピールしている。
バッテリー容量は「AQUOS sense7」が4,570mAhで、「AQUOS sense7 Plus」が5,050mAh。両モデルともBluetoothのバージョンは5.1。イヤホン端子も備えている。
■動画再生の画質と音質にも注力した「AQUOS sense7 Plus」
「AQUOS sense7 Plus」は、前述したカメラ性能などに加えて、AQUOSスマホとして初めて動画専用のプロセッサーによるフレーム補間技術を採用。24fpsの動画の場合、5倍となる120fpsへのフレーム補間が行える。最大240Hz駆動に対応するIGZO OLEDディスプレイとの組み合わせにより、映画やドラマ、スポーツなどのコンテンツにおいて、カメラの撮影範囲が大きく動く場面もなめらかでクリアに表示するとしている。
なお、フレーム補間技術は著作権保護コンテンツに対しても適用可能。各種動画配信サービスなどでのコンテンツに適用して視聴することができる。
また、独自のバーチャルHDR技術も搭載。一般的な動画では表現しきれない明るい部分の映像情報を復元することで、さらに現実に近づいた鮮やかな映像を楽しめるという。
音質向上も図り、内蔵スピーカーを強化。大口径・大振幅のステレオスピーカーの搭載に加え、左右の音が干渉しないよう、スピーカーを本体内部の機構から独立させたBOX構造を採用した。
これにより従来機比で低音域の平均音圧が約2倍、再生可能な帯域幅が約1.4倍に。「スマートフォンAQUOS史上最高のパワフルで高品位なサウンドを実現した」とアピールしている。
■「様々な人に愛される国民機を目指した」
シャープ 通信事業本部 パーソナル通信事業部 事業部長の小林繁氏は、「ハイエンドスマホはスマホの可能性を広げて限界を壊していくものになった。一方で、多くの方にとって、使いたいアプリが快適に動けば、価格や性能のバランスや安心感のほうが重要になってきている。そんなお客様にこそAQUOS sense7をお届けしたい」とコメント。
「年齢や性別、趣味やスマホの知識などあらゆる垣根を超えて多くの方に愛される国民機を目指して開発した」と、スタンダードクラスに位置付け展開するAQUOS senseシリーズに新モデルを投入する意図を説明する。
また、商品企画部 課長の清水寛幸氏は、9割以上の人がスマホで写真撮影をする時代になっているとし、「スマートフォンがみんなのファーストカメラになっている」と表現。「ハイエンドスマホだけでなくスタンダードクラスのスマホにもカメラ性能が求められるようになっている」と、今回の新モデルでカメラ性能に注力した背景を語った。