アーキサイトは、自社ブランドARCHISS（アーキス）から、Mini LEDバックライト搭載の34インチ曲面モニター「AS-MC34MWQ165A」を本日10月12日より発売する。価格はオープンだが、Amazonでは税込94,800円で販売されている。

アスペクト比21:9の1500Rに湾曲した画面と、3,440×1,440（UWQHD）の高解像度を備えるVAパネルを搭載したクリエイター向けモニター。フルHDの約2.4倍となる表示・作業領域は、ビデオ編集、音楽編集、WEBデザインなど「同じ画面に様々なコンテンツやアプリケーションを同時に立ち上げて作業するユーザーに最適」とアピールする。

最新技術のMini LEDバックライトを採用し、2,304ゾーンのローカルディミング制御により、映像のコントラスト比を大幅に高める。また、コントラスト比に優れたVAパネルとMini LEDのローカルディミング制御の組み合わせが「黒をより黒く表現する」とのこと。

HDR10に対応。HDRモードオン時の輝度ピーク値は1,000nitに達し、高いダイナミックコントラストによるメリハリのある映像を演出する。ローカルディミングで輝度を制御した際に生じるハロー現象の範囲を抑制・簡易調整する「Halo Control機能」をOSDメニューに備えている。

DisplayPort接続時は、最大165Hzのリフレッシュレートに対応し、高速な動きのゲームプレイにも最適と説明する。HDMI接続時でも最大100Hzのリフレッシュレートに対応する。Adaptive-Syncをサポートし、対応するグラフィックボードと組み合わせて使用することで、コンテンツのフレームレートの一致、モニターのリフレッシュレートを同期・調整して、映像のちらつきやカクつきを最小限に抑制する。応答速度は1ms（GTG）。

OSDメニューから「Picture in Picture（PIP）」モードと「Picture by Picture（PBP）」モードの選択が可能。モニターに繋いだ2つのデバイスからの入力ソースを、同時に同じ画面に表示することができる。KVMスイッチ機能を搭載し、映像ケーブルとUSBケーブルの切り替え連動で、マウスやキーボードとモニターを2台のパソコンで切り替えて使用することもできる。

純正スタンドの台座中央部（電気マーク）では最大15Wのワイヤレス充電が可能で、スマートフォンなどワイヤレス充電対応機器の充電ができる。PS5との接続では1440p映像出力に対応、2.1ch（5W×2＋10W×1）スピーカーを内蔵し、スタンド裏面にはヘッドホンハンガーとケーブルガイドを備えている。

入力端子はHDMI×2、DisplayPort×1、USB-C×1、USBポートはUSB-C（USB3.2 Gen1）×1、USB3.0-B（USB3.2 Gen1）×1、USB-A×2を装備する。ステレオミニジャックφ3.5mm（3極）、φ3.5mm（4極 CTIA）も備える。外形寸法/質量（スタンド付き）は、806.1W××303.9H×562.5Dmm/8.4kg。