トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2018/07/23 07:30
【特別企画】手厚い補償で購入後も安心

1万円切り完全ワイヤレスイヤホンで音も機能も、安心も! M-SOUNDS「MS-TW2」レビュー

高橋 敦

前のページ 1 2 3 次のページ

昨年の7月、M-SOUNDSから発売された「MS-TW1」は、「必要十分の性能」と「1万円未満の価格」を併せ持つ完全ワイヤレスイヤホンとして瞬く間に人気を博した。

完全ワイヤレスイヤホンとしてのシンプルでベーシックな使い勝手を徹底的に追い求めた結果、発売から1年が経つ現在もなお、1万円未満のクラスでその価値を維持している。

そのM-SOUNDSから新たに投入されるのが「MS-TW2」だ。MS-TW1と同じく実売1万円弱での発売が想定されるモデルだが、単純にMS-TW1を置き換えるのではなく、より強化した上位モデルという位置づけだ。

M-SOUNDS「MS-TW2」¥OPEN(予想実売価格9,980円前後)

Bluetoothの伝送コーデックにAACが追加されるなど、音質強化も行われている。しかし最も大きなポイントは、基本的なコンセプトは変えず、完全ワイヤレスイヤホンとしての使い勝手の部分を高めたことだ。さらには購入した後に、手厚い補償サービスが準備されていることも見逃せない。具体的には、購入後1年間の保証期間内であれば、イヤホン(片耳)や充電ケースを紛失・水没・破損した際に左右イヤホンと充電ケースを各2,500円(税・送料込)で購入できる「あんしん補償サービス」が用意されているのだ。これは嬉しいポイントだ。

■連続再生時間の延長と軽量化を両立!

それでは製品を見ていこう。まずバッテリー周り。イヤホン本体にせよケースにせよ、頻繁に充電が必要だと面倒なので、本体の連続再生時間はより長く、ケースでの充電回数もより多いのが理想だ。

MS-TW1は「本体2〜2.5時間+ケースで約3回分の充電」だったところ、MS-TW2では「本体2.5〜3時間+ケースで約5回分の充電」と、実使用で明確なスペックアップを実現している。本体の連続再生時間が伸びている上、ケースでの充電回数も増えているわけだから、トータルの再生時間を考えるとその差は大きい。

低めの数値で見積もっても、MS-TW1は「2時間+2時間×3回=8時間」、MS-TW2では「2.5時間+2.5時間×5回=15時間」というわけだ。これなら1週間に1度ケースを充電すれば十分使える!というユーザーも増えることだろう。

さらに、イヤホンをケースで15分充電すると約1時間の使用が可能なクイック充電機能も新たに搭載。これもなかなか便利だ。

そしてバッテリー強化と相反しがちな携帯性についても、MS-TW2はさらに向上させている。

重さやフィット感など、使い勝手が向上!

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新

WEB