公開日 2020/03/09 06:00
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3.5万円でハイエンド級のサウンド。qdcのユニバーサルIEM「Uranus」は新たなエントリー名機だ
草野 晃輔
数十万円の超ハイエンド機から数千円のエントリー機まで、数多くのイヤホンを聴いてきたが、中でも強く印象に残っているモデルがいくつかある。その一つが、qdcから2017年11月に発売された「NEPTUNE」である。今も人気モデルのNEPTUNEは、シングルBA機ながら豊かな低域と聴き疲れのない艶やかな高域を両立。ワクワクしながら聴いていたのが記憶に新しい。
このたび、そのNEPTUNEに兄弟モデルが登場した。それが今回紹介するユニバーサルIEM「Uranus」だ。新たなワクワク感を味わえるUranusの魅力を紹介しよう。
■上位機「Fusion」で培ったノウハウを活かして開発
Uranusは予想実売価格が税込34,980円前後のユニバーサルIEMで、qdcのラインナップではエントリークラスにあたる。筆者は先述したNEPTUNEの良い印象もあり、本機が発表されてから聴くチャンスをうかがっていた。そんなタイミングで編集部から試聴の話が舞い込み、二つ返事でOKした。程なくして編集部からデモ機が到着。ワクワクしながら箱を空けていよいよUranusと対面する。
手にしてまず感激したのが、その仕上がりの美しさだ。同社が「音楽が与えてくれる想像力と美をイメージし、星が輝く宇宙をデザインしました」と語るように、フェイスプレートは銀河や宇宙の星々がデザインされている。
滑らかな曲線で構成された樹脂性のハウジングは、内部が透けて見えるクリアタイプ。カラーは左がブルー、右はパープルと異なっており、これも宇宙を連想させるアクセントとなっている。
ドライバーは、カスタマイズされた中高域用のBA型1基と低域を担うダイナミック型1基のハイブリッド構成で、内部を見れば2つのドライバーが収められているのが分かる。さらにじっくり眺めると、ダイナミック型ドライバーがパーツで密閉され、そこから音導管が伸びていることに気づく。これこそ、本機のサウンドの要だ。
このたび、そのNEPTUNEに兄弟モデルが登場した。それが今回紹介するユニバーサルIEM「Uranus」だ。新たなワクワク感を味わえるUranusの魅力を紹介しよう。
■上位機「Fusion」で培ったノウハウを活かして開発
Uranusは予想実売価格が税込34,980円前後のユニバーサルIEMで、qdcのラインナップではエントリークラスにあたる。筆者は先述したNEPTUNEの良い印象もあり、本機が発表されてから聴くチャンスをうかがっていた。そんなタイミングで編集部から試聴の話が舞い込み、二つ返事でOKした。程なくして編集部からデモ機が到着。ワクワクしながら箱を空けていよいよUranusと対面する。
手にしてまず感激したのが、その仕上がりの美しさだ。同社が「音楽が与えてくれる想像力と美をイメージし、星が輝く宇宙をデザインしました」と語るように、フェイスプレートは銀河や宇宙の星々がデザインされている。
滑らかな曲線で構成された樹脂性のハウジングは、内部が透けて見えるクリアタイプ。カラーは左がブルー、右はパープルと異なっており、これも宇宙を連想させるアクセントとなっている。
ドライバーは、カスタマイズされた中高域用のBA型1基と低域を担うダイナミック型1基のハイブリッド構成で、内部を見れば2つのドライバーが収められているのが分かる。さらにじっくり眺めると、ダイナミック型ドライバーがパーツで密閉され、そこから音導管が伸びていることに気づく。これこそ、本機のサウンドの要だ。
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