公開日 2021/10/12 06:30
【PR】組み合わせ次第で、音楽の可能性がさらに広がる
“トリプルアンプ“で楽しさ無限!Astell&Kernの新DAP「A&ultima SP2000T」をイヤホン5機種で聴き比べ
高橋 敦
Astell&KernのDAPフラッグシップライン「A&ultima」シリーズに、新モデル「A&ultima SP2000T」が登場した。
A&ultima SP2000Tは、ハイエンドのクオリティを備えた上で、独自の「トリプルアンプシステム」による幅広いサウンドカスタマイズを提案している。これを使いこなしてこそ、本当の価値がわかる、奥深いアイテムだ。だがそれ故に、軽く試した程度では真価を見極めづらく、手強い相手と言えるかもしれない。
そこで今回は、トリプルアンプシステムによる、OP-AMP(オペアンプ)/TUBE-AMP(チューブアンプ)/HYBRID-AMP(ハイブリッドアンプ)の各モード別に、シングルエンド駆動とバランス駆動、さらにイヤホン数モデルを組み合わせてテストした。A&ultima SP2000Tの真価と可能性を、様々な角度から探っていく。
■3つのアンプモードを、楽曲再生中もスムーズに切り替え可能。日々使い倒して楽しめる一台
はじめに、A&ultima SP2000Tが一体どんなモデルなのか?詳しく紹介しよう。
まず最初に触れたいのは、新たに搭載された独自技術「トリプルアンプシステム」だ。OP-AMP(オペアンプ)/TUBE-AMP(チューブアンプ)/HYBRID-AMP(ハイブリッドアンプ)と3つのモードを切り替えることで、それぞれ異なる音調を楽しむことができる。
OP-AMPモードでは、一般的なオペアンプ増幅のアンプ回路を使用する。「クリアでダイナミックなサウンド」との説明からも、同社が磨き抜いてきた技術とサウンドを継承するモードと受け取ってよいだろう。
TUBE-AMPモードは当然、真空管増幅のアンプ回路。現代的な再設計により、サイズや発熱、消費電力や耐久性などの弱点を克服した新世代真空管「Nutube」を用いて、「独特の温かみのある音楽的なサウンド」を生み出すという。
HYBRID-AMPモードは、その二つを組み合わせて動作させ、「レトロな雰囲気とハイレゾリューション出力の新鮮な組み合わせのサウンド」を得るというもの。しかもその組み合わせ比率を、5パターンから選択できる。
これらの各モードをいつでも任意に切り替え可能としたのが、「トリプルアンプシステム」である。この “いつでも” とは、 “楽曲再生中でも” だ。
再生中にコントロールセンターのボタンからモード切り替えることが可能。しかも切り替えの際に音切れなどを感じることもない、高精度な仕上がりになっている。おかげで各モードの聴き比べも捗るし、曲ごとなど頻繁に切り替える使い方も十分に実用的だ。
また、真空管の搭載にあたって、各所の構造等に工夫が施されているのもポイント。真空管の両面をシリコンカバーで固定する形でモジュール化して、基板と物理的に分離。アンプ部分は磁力で筐体内に浮かし、衝撃や振動による真空管ノイズを抑制している。
オーディオブロックを防護するシールド缶は、導電性の高い超高純度銀メッキシールド缶に変更することで、各種ノイズに対してのシールド性能をアップさせた。これは真空管に限らず、全体的な向上につながっている。
様々な工夫が凝らされているおかげで、真空管搭載だからといって極端に神経質に扱う必要もなさそう。日々使いこんで、さまざまなサウンドを楽しむことができる。
A&ultima SP2000Tは、ハイエンドのクオリティを備えた上で、独自の「トリプルアンプシステム」による幅広いサウンドカスタマイズを提案している。これを使いこなしてこそ、本当の価値がわかる、奥深いアイテムだ。だがそれ故に、軽く試した程度では真価を見極めづらく、手強い相手と言えるかもしれない。
そこで今回は、トリプルアンプシステムによる、OP-AMP(オペアンプ)/TUBE-AMP(チューブアンプ)/HYBRID-AMP(ハイブリッドアンプ)の各モード別に、シングルエンド駆動とバランス駆動、さらにイヤホン数モデルを組み合わせてテストした。A&ultima SP2000Tの真価と可能性を、様々な角度から探っていく。
■3つのアンプモードを、楽曲再生中もスムーズに切り替え可能。日々使い倒して楽しめる一台
はじめに、A&ultima SP2000Tが一体どんなモデルなのか?詳しく紹介しよう。
まず最初に触れたいのは、新たに搭載された独自技術「トリプルアンプシステム」だ。OP-AMP(オペアンプ)/TUBE-AMP(チューブアンプ)/HYBRID-AMP(ハイブリッドアンプ)と3つのモードを切り替えることで、それぞれ異なる音調を楽しむことができる。
OP-AMPモードでは、一般的なオペアンプ増幅のアンプ回路を使用する。「クリアでダイナミックなサウンド」との説明からも、同社が磨き抜いてきた技術とサウンドを継承するモードと受け取ってよいだろう。
TUBE-AMPモードは当然、真空管増幅のアンプ回路。現代的な再設計により、サイズや発熱、消費電力や耐久性などの弱点を克服した新世代真空管「Nutube」を用いて、「独特の温かみのある音楽的なサウンド」を生み出すという。
HYBRID-AMPモードは、その二つを組み合わせて動作させ、「レトロな雰囲気とハイレゾリューション出力の新鮮な組み合わせのサウンド」を得るというもの。しかもその組み合わせ比率を、5パターンから選択できる。
これらの各モードをいつでも任意に切り替え可能としたのが、「トリプルアンプシステム」である。この “いつでも” とは、 “楽曲再生中でも” だ。
再生中にコントロールセンターのボタンからモード切り替えることが可能。しかも切り替えの際に音切れなどを感じることもない、高精度な仕上がりになっている。おかげで各モードの聴き比べも捗るし、曲ごとなど頻繁に切り替える使い方も十分に実用的だ。
また、真空管の搭載にあたって、各所の構造等に工夫が施されているのもポイント。真空管の両面をシリコンカバーで固定する形でモジュール化して、基板と物理的に分離。アンプ部分は磁力で筐体内に浮かし、衝撃や振動による真空管ノイズを抑制している。
オーディオブロックを防護するシールド缶は、導電性の高い超高純度銀メッキシールド缶に変更することで、各種ノイズに対してのシールド性能をアップさせた。これは真空管に限らず、全体的な向上につながっている。
様々な工夫が凝らされているおかげで、真空管搭載だからといって極端に神経質に扱う必要もなさそう。日々使いこんで、さまざまなサウンドを楽しむことができる。