公開日 2021/12/17 06:30
【PR】中身も外観もこだわり抜いた完全オリジナル
ついに登場、final「ZE3000」レビュー!その音は完全ワイヤレスであることを忘れさせる
野村ケンジ
finalからブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「ZE3000」が登場した。finalといえば、有線モデルのイヤホン/ヘッドホンをメインに展開しており、これまでは一部コラボなどを除き、完全ワイヤレスイヤホンに関してはagブランドのプロデュースにとどまっていた。
そんなfinalがこのたび、“final製品として納得できる音質を実現することができた” と、満を持して発表したZE3000。最初にその存在が披露されてからすでに3ヶ月、発売を待ちわびた人は、大いに期待を膨らませてきたことだろう。
早速、ついに発売を迎えたZE3000の特徴とサウンドについて、詳しく紹介していきたい。
■全てが完全 “オリジナル” !finalのこだわりが詰まった完全ワイヤレス
まず、ZE3000最大の特徴といえるのが、全てにおいて “つるし” でないことだ。読者の皆さんもご承知のことと思うが、完全ワイヤレスイヤホンをはじめとする最新オーディオ製品は進化のスピードがとても速い。1年ですぐにとはいわないまでも、2年3年経てばもう古くさく感じてしまうこともあるだろう。
また、デジタルパートなどにインテリジェントなシステムを採用していることから、製造台数も有線イヤホンとはひと桁違っていたりもする。そのため、全てオリジナルの製品を作ろうとするとコストばかりが嵩み、金額的に見合わない製品となってしまうことがある。
特に手頃な価格の製品は、機能と音質、そして価格のバランスを考え、OEM/ODMメーカーが用意したいくつかのサンプルの中から、ベストな組み合わせをチョイスして製品化するといったことも多い。要は、セミオーダーに近い感覚で製品を作っているケースが多くなってきているのだ。
実際finalも、agブランドではドライバーユニットなど音質の要となるパーツは自社開発しているが、イヤホン本体やケースなどは汎用品をベースとすることでコストを抑えている(それでもケースなどにオリジナルデザインを採用している点は、finalらしいこだわりといえよう)。
対してZE3000は “全て” がオリジナルだ。イヤホン本体は有線モデル「A3000/4000」を彷彿とさせるデザインを採用しており、耳のポケットとイヤーピース、耳珠の3点で支えることによって、安定した、かつ疲労の少ない装着感を実現している。単にフェースプレートのみがオリジナルというわけではなく、手間のかかった作り込みが行われているのだ。
専用ケースも独自デザインを採用している。こちらは、多数のデザインサンプルを作り、見栄えだけでなく実際に手で握って収まりのよさを確認するなど、持ち運びのしやすさなどにも配慮されている。
実際にイヤホンを耳に装着してみると、かなりの安定感、安心感を得られる。ノズル部分はどちらかというと短めなほうで、イヤーピースは普段よりもワンサイズ大きい方が望ましいかもしれないが、先述のように、こだわりの3点支持デザインのおかげで、強く首を振ってもずれたり揺れたりすることがまったくない。とても良好なフィット感だ。
専用ケースも、幅があるように見えるが、高さと厚みが抑えられたことで、持ちやすくポケットからも取り出しやすい。ちなみに、イヤホン本体、専用ケースともに表面には昔の一眼レフカメラのようなシボ塗装が施されている。何度も塗り重ねて作り上げたというだけあって、触感がよく、見た目も高級感がある。同時に、指紋等がつきにくいなどのメリットもある。
■専用ドライバー「f-Core for Wireless」で高音質化を徹底追求
何より注目すべきポイントは、やはりドライバーユニットだろう。ZE3000には、新規に作り上げられたという専用の「f-Core for Wireless」ドライバーを搭載している。
そんなfinalがこのたび、“final製品として納得できる音質を実現することができた” と、満を持して発表したZE3000。最初にその存在が披露されてからすでに3ヶ月、発売を待ちわびた人は、大いに期待を膨らませてきたことだろう。
早速、ついに発売を迎えたZE3000の特徴とサウンドについて、詳しく紹介していきたい。
■全てが完全 “オリジナル” !finalのこだわりが詰まった完全ワイヤレス
まず、ZE3000最大の特徴といえるのが、全てにおいて “つるし” でないことだ。読者の皆さんもご承知のことと思うが、完全ワイヤレスイヤホンをはじめとする最新オーディオ製品は進化のスピードがとても速い。1年ですぐにとはいわないまでも、2年3年経てばもう古くさく感じてしまうこともあるだろう。
また、デジタルパートなどにインテリジェントなシステムを採用していることから、製造台数も有線イヤホンとはひと桁違っていたりもする。そのため、全てオリジナルの製品を作ろうとするとコストばかりが嵩み、金額的に見合わない製品となってしまうことがある。
特に手頃な価格の製品は、機能と音質、そして価格のバランスを考え、OEM/ODMメーカーが用意したいくつかのサンプルの中から、ベストな組み合わせをチョイスして製品化するといったことも多い。要は、セミオーダーに近い感覚で製品を作っているケースが多くなってきているのだ。
実際finalも、agブランドではドライバーユニットなど音質の要となるパーツは自社開発しているが、イヤホン本体やケースなどは汎用品をベースとすることでコストを抑えている(それでもケースなどにオリジナルデザインを採用している点は、finalらしいこだわりといえよう)。
対してZE3000は “全て” がオリジナルだ。イヤホン本体は有線モデル「A3000/4000」を彷彿とさせるデザインを採用しており、耳のポケットとイヤーピース、耳珠の3点で支えることによって、安定した、かつ疲労の少ない装着感を実現している。単にフェースプレートのみがオリジナルというわけではなく、手間のかかった作り込みが行われているのだ。
専用ケースも独自デザインを採用している。こちらは、多数のデザインサンプルを作り、見栄えだけでなく実際に手で握って収まりのよさを確認するなど、持ち運びのしやすさなどにも配慮されている。
実際にイヤホンを耳に装着してみると、かなりの安定感、安心感を得られる。ノズル部分はどちらかというと短めなほうで、イヤーピースは普段よりもワンサイズ大きい方が望ましいかもしれないが、先述のように、こだわりの3点支持デザインのおかげで、強く首を振ってもずれたり揺れたりすることがまったくない。とても良好なフィット感だ。
専用ケースも、幅があるように見えるが、高さと厚みが抑えられたことで、持ちやすくポケットからも取り出しやすい。ちなみに、イヤホン本体、専用ケースともに表面には昔の一眼レフカメラのようなシボ塗装が施されている。何度も塗り重ねて作り上げたというだけあって、触感がよく、見た目も高級感がある。同時に、指紋等がつきにくいなどのメリットもある。
■専用ドライバー「f-Core for Wireless」で高音質化を徹底追求
何より注目すべきポイントは、やはりドライバーユニットだろう。ZE3000には、新規に作り上げられたという専用の「f-Core for Wireless」ドライバーを搭載している。
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