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公開日 2023/02/02 06:30
ゲーミング特集2022

【限定クーポンつき】超低遅延ゲーミングヘッドホンEDIFIER「G4S」、その巧みな音作りに惚れた

草野晃輔
EDIFIERは、1996年に北京で誕生したオーディオブランドだ。自社設計・製造にこだわって25年以上にわたり技術力や商品力を磨き、世界中で高い評価を得てきた。そんなEDIFIERが展開するゲーミングブランド「Hecate」(ヘケート)の最新ゲーミングヘッドセットが「G4S」である。

EDIFIER「HECATE G4S」(直販価格:9,990円/税込)


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本記事でご紹介するゲーミングヘッドセット「G4S」について、Amazon.co.jpで使える期間限定クーポンをご提供します。購入時に以下のクーポンコードを入力することで、通常価格9,990円のところ、7,492円で購入できます。

・クーポンコード:EDIFIERG4S
・割引率:25%
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G4Sの最大の魅力が、「デュアルモード接続」をシリーズで初めて搭載し、低遅延・低消費電力を謳うBluetooth 5.2と、付属のトランスミッターを用いた2.4GHzワイヤレス接続の両方に対応したこと。


トランスミッターとともに変換アダプターも同梱されており、USB-CとUSB-Aに両対応する
トランスミッターは、コンパクトなUSB-C接続のドングル本体とUSB-A端子への変換アダプターがセットとなっており、どちらの端子にも対応する。PCはもちろんスマホやタブレット端末、PlayStation 4やPlayStation 5、Nintendo Switchといったゲーム機など、幅広い機器で使えるのは嬉しい。


PCやスマートフォン、PlayStationにNintendo Switchなど、様々なデバイスとワイヤレス接続が行える
しかも、このトランスミッターはゲーム用に開発されたもので、15ミリ秒と驚異の低遅延なうえ、一般的な2.4GHzのワイヤレス伝送より30%も省電力だという。そのため、連続利用時間は最長で46時間(ハウジング側面のライトオフ時)と、驚くほどのロングライフを実現している。まさに、ゲーミングヘッドセットに求められる「低遅延」と「接続できる機器の多彩さ」を高レベルで両立しているのだ。

ドライバーには40mm径の強磁力タイプを搭載。また、空間的な音の志向性を高める「H+サウンド」により、ゲーム内の足音や物音を聞きやすくなっているのもポイントだ。さらに「ゲーム」と「音楽」の2種類のモードを切り替えられる。着脱式のブームマイクも付属しており、ボイスチャットやウェブ会議でもクリアな音声を届けられる。

体感できる遅延はゼロ。有線ヘッドホンと同じ感覚でプレイできる




装着イメージ。軽量設計で柔らかなつけ心地を実現
本機を装着すると、軽量かつフィット感が高いことに気づく。重さが270gと軽いうえ、ヘッドバンドに大きく柔らかいクッションがあり、これで頭頂部から耳の上にかけて広範囲に重さを分散させる。側圧は筆者の体感ではやや弱め。厚みのあるイヤーパッドがやさしく側頭部を包み込むこともあり、これなら長時間の装着もまったく苦にならない。

トランスミッターをPCに接続し、アクションRPGの『モンスターハンターライズ サンブレイク』をプレイする。高解像度でタイトというよりは、密度感はそこそこに空間表現に長けている印象。音像はエッジよりも芯の部分が明瞭で、存在感を立たせている。ゆえに、定位が明瞭でわかりやすい。

今まで、戦闘時にモンスターが真横や斜め後方にいると距離感が掴みにくく、いったん目視して距離を把握していた。それが、G4Sだと音情報から距離感を把握できるようになり、方向転換して攻撃して大丈夫か、いったんダッシュで逃げるかを瞬時に決められる。数手先回りして動いているイメージだ。音の遅延も、驚くことに体感ゼロ。大げさに感じられるかも知れないが、遅延が少ないのではなく、まったくないのだ。

オープンワールドRPG『スカイリム』でも同様に、音から得られる情報が増えている。筆者のプレイスタイルでは、隠密モードで静かに素早く動くケースが多い。定位感が掴みやすく音の遅延もないため、背後から人物に迫る際の距離感やタイミングを外さなくなった。没入感が数段増し、ゲームが上手くなったように思えた。


トランスミッターはコンパクトで、スマートフォンを手に持ってプレイする際にも邪魔にならない
続いてスマホで音ゲーを試してみよう。トランスミッターをAndroidスマホに接続し、USB設定を「OTG」にすれば設定は完了。スマホの音声をヘッドホンで楽しめるようになる。『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』をプレイしたが、やはり、まるで遅延を感じないことに衝撃を受けた。画面とタップのタイミングが、有線ヘッドホンと同じように完全に一致しており、ストレスをまったく感じなかった。

映像や音楽コンテンツをどれくらい楽しめるかも気になるところ。スマホからNetflixのドラマ『今際の国のアリス』を観たが、低域の表現力がとにかく巧み。音がずっしりと重みを持っており、作品の閉塞的で重苦しい空気感を味わえる。本作品は、微細な音から激しい銃撃音まで、音のダイナミックレンジが広い。急激に音が大きくなる場面でも、しっかりと音の成分が制御されており、耳への刺激が強すぎないのは好印象だった。

音楽コンテンツはAmazon MusicからAdoの「新時代」を聴く。イントロの独唱では、艶のある歌声が、広い空間に伸びていく。Aメロで楽器の音が分厚くなると、低域が迫力を増す。といっても、過度に強調されているわけではない。音源のよい部分を引き立てて、雰囲気あるサウンドを楽しめるのだ。そのため、ロックやポップスのほかにも、掛け合いが楽しいモダンジャズやクラシック音楽と相性がよかった。

G4Sはゲーミングヘッドセットに求められる、「低遅延」と「接続できる機器の多彩さ」を満たしつつ、コンマ数秒の争いに欠かせない定位感や細かい音の再現力を備えている。加えて、オーディオ機器としても楽しめる表現力も持ち合わせており、老舗ブランドEDIFIERによる、音作りの巧みさが光っている。ゲームはもちろん、映像や音楽といったコンテンツも楽しみたい方にG4Sは最良の選択肢となるだろう。

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