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表紙デザイン:大前英史デザイン室 フォト:馬場道浩
「季刊・analog」は3、6、9、12月の15日発売です。 |
『季刊・analog vol.55号』刊行にあたって
音楽とレコードを楽しむ方へ、アナログのいまを知る最新レポートから、本邦初公開の情報まで、本誌でしか手に入らない情報をオールカラー記事でお届けする『季刊analog』誌。
今号の巻頭特別インタビューは、53号の井上陽水さん、54号の岩崎宏美さんに続き、竹中直人さんです。映画やドラマと併行して取り組む音楽活動では、4月に6年ぶりとなる新譜を発売。その誕生秘話などを独占インタビューしています。
特集は「スピーカーとアナログ」をテーマに、開発者の想いと音作りの背景を探っています。また、好評の「日本のアナログ」は連続企画化し、本誌ならではの視点でアナログに込められた物語をお届けします。好評「アナログを磨こう」では、レコードクリーニングマシン11モデルが大集結、一度使うと手放せない憧れのマシンの効果を一斉テストレポートしています。このほかにも最新の機器や新譜、アクセサリーなど耳寄りのアナログ情報が一杯。味わい深いアナログの感動をさらに深く、楽しめる記事を満載でお届けします。
analog55号の目次はこちらから
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特別インタビュー 竹中直人
新しいアルバム完成までのいきさつと
役者としての独自の考え方を語る
還暦を昨年迎えたいまなお、ドラマ2本と映画1本に出演するなど、俳優として映画、ドラマ、舞台と、数多くのシーンでますます意欲的に活躍を続ける竹中直人さん。大好きな音楽活動も続けるなか、玉置浩二さんとのコラボレーションで新譜アルバム『ママとカントリービール』が完成し、4月19日にCDとして発売されることとなりました。役者としてどのような考えで演じているのか、そして新作完成までの人との縁など、ここでしか聞けないお話しをじっくりうかがいました。
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日本ジャズ界の大物に迫る!人気企画
ピットインインタビュー第42回
板橋文夫さん
「ジャズにはまった理由と
その後のミュージシャンとしての展開」 (前編)
1965年に創業して以来、数多くのミュージシャンを輩出し、長期にわたり名演奏が日夜繰り広げられている名門ライブハウス『PIT INN』。50周年を迎えた同店の、その歴史と数多くのミュージシャンとの関わりを知る連載企画です。数多くの著名なミュージシャンが、(株)ピットインミュージック代表取締役の佐藤良武さんとの対談形式で登場しています。今回は、ダイナミックな奏法で多彩なフィールドで活躍を続けるピアニスト、板橋文夫さんの前編。ジャズにどっぷりとはまったきっかけから、プロになってからの数多くの展開、そして今後の演奏活動についての抱負などを語っていただきました。
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レコード悦楽人登場!
大野伸夫さん 横地利之さん 飛松保寿さん
特集 「スピーカー」と「アナログ」
〜音に託された開発者の想い〜
いま、世界的な盛り上がりを見せるアナログレコード。デジタル時代のいまだからこそ、改めてアナログならではの世界観に注目が集まる一方で、見逃すことができないのがスピーカーの世界。どんなにデジタル技術が進歩しても、最終的な音はスピーカーから出てくる「アナログ」の音です。また、その再現能力が再び見直されるアナログレコードの世界と同じように、スピーカーも進化を続けています。ここでは、そのスピーカーを生み出すエンジニアへのインタビューから、アナログレコードのポテンシャルを最大限に引き出すスピーカーにフォーカスを当てます。
- TECHNICS 福原未明氏
- AIR TIGHT THE BONSAI 三浦 篤氏
- GT SOUND 音のためを追求したダブルウーファーの再現力 石原 俊
- JBLの70周年記念スピーカー 4312SEでレコードを堪能 土方久明
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連続企画日本の「アナログ」
〜日本が誇る最先端の技術とサウンド 〜
世界的に盛り上がりを見せているレコード再生。世界中のオーディオファイルは優れた機器を求めています。そんな彼らの憧れとなっているのが、日本のアナログ機器です。CD時代以降に最先端のアナログ機器達が続々と登場し、世界が羨む技術とサウンドが身近に存在しています。品位の高い仕上げ、確かな技術力、そして音。いま、日本のアナログシーンにまつわる注目すべきテーマである継続・継承そして飛躍を、本誌のテーマとする「人、そしてこだわりのモノ」から探ります。
開発者達の想いとこだわり
オグラ宝石精機工業(株)/小倉教太郎 氏
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厳選!至福の銘品・音の五つ星物語
至福のひと時を約束する銘品たち★★★★★
ここでご紹介するのは、アナログ関連機器を中心としたいま話題の製品のなかから、不変の魅力をたたえたもの、あるいは魅力的なストーリーがあるもの、さらにはマイルストーン的な製品という条件で、厳選したモデル達です。アナログと音楽との大切な時間をともに過ごす仲間として最適な「音の五つ星」。“こだわりをより深く”をテーマに、それぞれの深い物語をお届けします。今回は、斬新な先端技術を込めた注目のカートリッジや、アナログ再生の理想を徹底追求した画期的モデル、そして美しい外観に伝統を進化させたこだわりを込めたモデルなど、それぞれの深い物語をご紹介しています。
- DS Audio DS002 小林 貢
- ZYX Ultimate DYNAMIC 石原 俊
- ELAC Miracord 90 Anniversary 井上千岳
- KLAUDIO ARM-MP12 角田郁雄
- PIEGA Coax711/511/311 小林 貢
- EAT E-Glo S 角田郁雄
- Mark Levinson No523 石原 俊
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特別レポート/注目製品
特別レポートのコーナーは、本誌がいま注目する話題のアイテム達の魅力をじっくりとレポートする企画です。読者アンケートでも注目度の高い製品や、取り上げて欲しいという要望の多かったテーマなど、こだわりのアナログファンの方々に向けてその深い魅力を毎号お届けしています。
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「TOPWING/新たなアナログの日の出、現代の技術で到達した21世紀型カートリッジ」土方久明
「IKEDA/新たな開発者がユーザー宅へ直接伝えられた新生イケダの魅力」
「日本の新しいハイエンドブランド、CS Portが誕生」
「TechDAS/Air Forceシリーズの技術を生かしたアナログアクセサリーが登場」小原由夫
「REGA/RP6導入&フルチューンを企む」小原由夫
「LINN/AKURATE LP12大解剖 Part2 基本メカニズム編」山之内 正
「THORENS/最高峰TD550の魅力」小原由夫
「LUXMAN/アナログサウンドをES-1200でさらに高品位に聴こう」角田郁雄
「AUDIO NOTE/プリメインOvertureでアナログを味わう」石原 俊
「ESOTERIC/プリメインアンプ F-07の魅力を探る」石原 俊
「ACCUPHASE/クリーン電源がアナログ機器にもたらす効果を検証」井上千岳
「TRANSPARENT/最高峰パワーアイソレーター誕生! その効果を集中レポート」鈴木 裕
「ACCUPHASEから新フラッグシップ機A-250が登場」
「ACCUSTIC ARTS/トップモデルのアンプでアナログを聴く」井上千岳
「ZONOTONE/Granster新スピーカーケーブルでアナログを聴く」林 正儀
「ANDANTE LARGO/サイレントマウントの最新モデル&ユーザー紹介」 鈴木 裕 林 正儀
「ifI Audio/現代だからこそ“手に入るスモール・アナログシステムの世界」鈴木 裕
「MoFi Electronicsのアナログプレーヤーが登場」小原由夫
「Well Temperd のエントリープレーヤーSimplex Mk Uを聴く」角田郁雄
「AFI/ドイツのディスクフラッター、Flat.が初上陸」小林 貢
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連載 アナログを磨こう!
〜話題のクリーニングマシン11モデル一斉比較〜 田中伊佐資
盤や針先などのケアや収納、さらにはより魅力的な音でレコード再生を楽しむための調整アイテムまで、具体的な製品やテクニックをご紹介していく好評の連続企画「アナログを磨こう!」。今回のテーマは、レコードファンにとって憧れの的といえる「レコードクリーニングマシン」。このところ国内外から新製品が登場し、しかも価格的にも入手しやすいモデルが揃ってきています。「超音波式」と「吸引式」の大きくふたつに分けられるマシン11モデルが大集結。その洗浄能力から音質的な効果まで、実際に試してレポートをお届けしています。
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「フォノ・バランス伝送」の価値
〜レコードから「究極の静寂」を手に入れる角田郁雄
カートリッジのバランス伝送の美点と感激
好評連載⑬「菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い」
人間の感動に根づいたピュアオーディオの楽しさと本質、そして奥深さを熱く語る、菅野沖彦氏からのメッセージです。オーディオの多様化が進むいまこそ、耳を傾けたい貴重な内容を満載しています。今回は、「音楽とかたちの関係、“モノ”ととしての存在感の重要性」、そして「音楽との対峙にはしかるべき再生機器が不可欠である」などのテーマでお届けしています。
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オーディオショップ「SOUND CREATE Lounge」オープン(東京・銀座)
analog倶楽部
全国のアナログショップを紹介
山梨県甲府市「グローバルオーディオ」
連載
「“Play”and“for Play”〜ミュージシャンの影を追って」小原由夫
第二回:時代を超えて示される「至上の愛」への敬意
幾度となくリイシューされ、数多くのリスペクトを生んだ「問題作」である、ジョン・コルトレーンの『至上の愛』。その別セッションは、オリジナル録音日から38年後に陽の目を見ることとなり、その全貌はさらに13年の月日を要しました。今回、コルトレーンが『至上の愛』で築いた世界と、多くのアーティスト達から敬愛を受け、カバーされた作品の数々を考察していきます。
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―美しき音の彫刻 ⑤― 角田郁雄
ビビッドオーディオのスピーカーで、マイルス・ミュージックを聴こう。
もうひとつのビンテージオーディオ
「英国オリジナルオートグラフ」田中伊佐資
キヨト・コレクション
「パナソニックのスペース・エイジ・デザイン・ラジオ」キヨト マモル
オープンデッキに夢中
「NAGRA EとA807のカスタマイズ機を聴く」小林 貢
「いまこそ甦る SPの真髄⑧」郡 修彦
連載 美の匠
第7回 江戸小紋 染め職人 廣瀬雄一
究極の機能美とマニュアル感覚
『いまこそクラシックカメラを楽しもう』ハッセルブラッド編①根本泰人
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他誌では読めないマニアックな視点と懇切丁寧な内容、実際のカメラの写真を掲載して大好評の「クラッシックカメラ企画」。50回目の今回は、スウェーデンの中判カメラメーカー「ハッセルブラッド」。プロ用カメラとして信頼を得てきた、憧れの高級カメラの数々をご紹介します。
岡田稔仁のきょうはワイン日和 第2回
「白ワイン」の基礎と「樽熟シャルドネとカルボナーラ」
ワインはアナログ感覚の奥深さを持つ大人の趣味です。ワインと飲食業界に造詣の深いソムリエ、岡田稔仁氏による、ワインを楽しむための基礎知識、ワインと食事との相性をご紹介していきます。
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ウイスキー、くつろぎの時 51土屋 守
アナログレコードを100%楽しむための情報&コラム
方形の宇宙・アナログレコードの魔力江夏俊太郎・松井 巧・武田清一
「話題のニューディスクレビュー」
生島 昇・石原 俊・小林 貢・鈴木 裕・炭山アキラ・田中伊佐資・林 正儀・角田郁雄・土方久明・前泊正人・山之内 正・和久井光司
イタリア・プレスのGOLD NOTEレーベル、第二弾を発売小林 貢
“レコード”を生業とする者たち和久井光司
〜第19回 武蔵小山 ペット・サウンズ・レコード 森 勉 氏
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寺島靖国のオーディオ散歩 第4回
「でんき堂スクェア湘南を訪ねる」寺島靖国
「プロデューサーのこだわり街道」和元彦
レコードの奥義を極める 第39回菊田俊雄・篠田寛一
クリエイター集団、FILTER KYODAIが「アナログ」を出したワケ
追悼・辛島文雄さん
「アナログ関連機器 新製品試聴レビュー」
「アナログ新製品アクセサリー」
アナログ関連 モニター大募集
ほか、情報満載!
本体価格1,472円 定価1,590円(税込)/ A4変形判、頁数:約242ページ |