ショップのバイヤーとプレスが見た新MOMENTUM
人気セレクトショップ「nano・universe」に聞く、ゼンハイザー「MOMENTUM On-Ear」の魅力
ーー今回、nano・universeで「MOMENTUM On-Ear」を取り扱うとのことですが、これまでもヘッドホンの販売は行っていたのでしょうか?
渡部:はい。もともと私がゼンハイザーの「IE 8」を使っていたこともあって、ヘッドホンを店舗で扱い出したのはかなり早かったのでは無いかと思います。2010年頃から始めました。アパレルの会社でヘッドホンを扱ったのは恐らく弊社が初めてではないでしょうか。
ーー最近はヘッドホンをセレクトショップで販売することが増えていますが、nano・universeがその先駆けのお店の一つということですね。
渡部:もともと、海外のセレクトショップにはオーディオコーナーがあったり、ファッションだけでなくオーディオ機器を扱うお店が多いんです。そういった事例もあるので、日本でも広がってきたのは嬉しいですね。実際の店舗だけでは無く、ネットでの売上もかなり多いんです。
ーーそういった流れの中に「MOMENTUM On-Ear」の販売開始があるわけですね。今回、MOMENTUM On-Earを見て、どうお感じになりましたか?
渡部:見た瞬間に「あ、いいな」と感じました。店の雰囲気に合っているんですよね。お店では、他の海外ヘッドホンブランドの製品も多く取り扱っていて、人気もあるのですが、このMOMENTUM On-Earのデザインはまさにドンピシャという感じでした。
こういうデザインコンシャスなヘッドホンはほかにもありますが、そういう製品は音がイマイチだったりします。音とデザインを両立させたヘッドホンはとても貴重ですね。
鈴木:デザインも無駄がなくて、とてもキレイですね。そのうえでステッチ使いとか、遊び心もあって。レトロな感じと未来的な印象の両方が感じられるユニークなデザインですが、全体的にはとてもまとまっていると思います。
あと個人的には、首に掛けたとき、イヤーカップの内側の色が違っているところも、小ワザが利いていてとても良い感じです。使っていないときでも、トートバッグなどに掛けてもオシャレだと思います。
ーーなるほど、女性ならではのご意見ですね。装着感はいかがですか?
渡部:ヘッドパッドとイヤーパッドに使われている、スウェードに似た素材「アルカンタラ」の高級感も高いですね。耐久性も高い素材と聞きましたので、長く愛用できそうです。あと、個人的に気に入ったのは金属の質感。精密さが感じられて、モノとしての魅力が伝わってきますよね。こういったところは男性の心をモロにくすぐるんじゃないかな。
鈴木:付けてみて「あ、軽ーい」と驚きました。すごくしっかりとした印象なので、良い意味で裏切られた感じですね。とにかく装着感は非常に良いです。耳に当たる部分もクッション性があって、とても気持ちいいですし。女性でも違和感のない大きさですね。長時間使っていても痛くなりにくそうな気がしました。
ーーカラーバリエーションが4色あるのもMOMENTUM On-Earの特徴です。アイボリー、ブルー、グリーン、ピンクの4色が販売中で、この秋にはブラック、レッド、ブラウンの3色が加わります。