ショップのバイヤーとプレスが見た新MOMENTUM
人気セレクトショップ「nano・universe」に聞く、ゼンハイザー「MOMENTUM On-Ear」の魅力
渡部:セレクトショップとしては、カラバリが用意されているのは非常にありがたいですね。
鈴木:どのお色も素敵ですけれど、何にでも合わせやすいのはアイボリーかな、と思います。スッキリした印象ですよね。
渡部:アイボリーもいいのですが、個人的にはブルーも好きですね。
鈴木:パキッとした原色を使っていないのはヨーロッパブランドならではなのかな、と思います。たとえばピンクですと、もうちょっと派手なピンクになると、使える幅もかなり限られてくるんです。グリーンなんかもオリーブグリーンや黄緑のようにも見えたり、複雑な色で。オシャレ好きな人は色でも迷いそうですね。
ーー音質についてはいかがでしょうか?
渡部:音の専門家ではないので、うまく伝わるかどうか分かりませんが、ディテールの描き分けも良かったですね。聴き慣れた音源でも、MOMENTUM On-Earで鳴らすと、これまで聴こえなかった音が聴こえてくるんですね。「あ、この音知らなかった」ということが多くありました。あとはドラムのスネアのヌケが良いことにもビックリしました。
鈴木:とにかく音の広がり、臨場感がありますよね。私はロックやエレクトロを良く聴くのですが、好きな曲に音が左から右に移動する箇所があるんですけど、それが本当に流れるように音がぐるっと回るので、ちょっとびっくりしました。あと、個人的には低音が響くヘッドホンが好きなのですが、低音もしっかり出ていますね。
渡部:いろんな曲を聴いたのですが、原音に忠実というんでしょうか、そういう印象を受けました。曲を選ばないというか。とてもニュートラルで、いろんなジャンルに対応できそうです。
ーー最後に、MOMENTUM On-Earをどういうシーンで使いたいか教えて頂けますか?
鈴木:ルックスがすごく良いので、家の中というよりは、外に気軽に持って出かけたくなります。
渡部:このサイズですと、かなり持ち運びがしやすいですよね。たとえば海外出張の際、機内で使うヘッドホンとしてMOMENTUM On-Earを使うのもいいと思います。どこへでも持って出かけられて、見た目がよく、かつ音も素晴らしい。とても魅力的なヘッドホンだと思います。
「MOMENTUM On-Ear」は、これまでアイボリー/ブルー/グリーン/ピンクの4色で展開していたが、この秋から新たにブラック/レッド/ブラウンの3色を追加し、計7色で展開される。カラーバリエーションが増え、ますます魅力的になるMOMENTUM On-Earに注目だ。