4月22日に大規模リニューアル
【インタビュー】新生VOD「dTV」は “観たいに出会える” で勝負する
今後は4K作品の提供も視野にいれているのだという。
村本氏:4K映像配信がフックになるユーザー層も大きいと考えています。ただし転送速度や回線の問題もあるので、環境が整った時点での提供になると思います。コンテンツホルダーから4Kマスターが潤沢に提供され、配信規格も整うであろう2016年くらいが開始のひとつの目安と考えています。
dTVが目指すのは「これまで面倒と感じられていた視聴スタイルを、ストレスなく自然に視聴できるかたちにしていく」ということだ。よく誤解されることだが、dTVの「d」はドコモの「d」ではなく「ドキドキ」の頭文字の「d」を表しているのだという。月額料金500円(税抜)という価格で、良質なコンテンツをストレスなく視聴できる環境を提供することに、dTVの戦略の狙い所がある。
既に国内トップシェアであるdビデオは「dTV」へのリニューアルを経て、会員数1,000万人の達成を目指す。さらなる市場拡大に向け、大規模な告知も行われるという。AVファンとしてはdTVターミナルによるテレビ視聴の完成度も気になるところなので、こちらについても後日レビューをお届けしよう。