内田真礼さんとeイヤホン訪問！ 最新ポータブルオーディオは「奥が深い」

ケーブルレスがとにかく便利なBluetoothイヤホン

Bluetoothイヤホンを最近使い始めたとのことですので、便利さについてはご存知の通りかと思います。加えて、スポーツ向けだったりいろいろな個性を持ったモデルが登場してきていますので、ここでは流行りの一品をご紹介しますね。


ぜひお願いします！


PlantronicsというアメリカのブランドのBluetoothイヤホン「BackBeat GO3」です。ちょっと持ってみていただけますか？


あっ、ケーブルが柔らかいですね！ すごくちっちゃくできました。


そうなんです、ケーブルがしなやかで、小さなポーチで持ち歩けるというのが特徴になります。ところでBluetoothイヤホンって、ある程度は充電が持つんですが、外出先なんかで切れてしまうのがこわいですよね。


そうなんですよ。本当に、Bluetoothイヤホンの悲しみってそこですよね。


そして、この 「BackBeat GO 3」にはポーチつきのバージョンがあるんですが・・・。


まさか・・・？


バッテリーつきなんです。


ええっ！


これ以上無いリアクション、ありがとうございます。


ポーチ自体がバッテリーパックになっていて、なかに入っているケーブルをつなぐと1回分のフル充電ができるようになっているんです。お仕事の間とか聴かない時につないでポーチにしまっておけば、再開した時には。


充電されていると。すごいです！（拍手）


それに、雨の日にも音楽を聴きたいじゃないですか。でも濡れるのが心配になりますよね。このイヤホンは撥水ナノコーティングというものが採用されているので、水滴・汗・湿気に強い設計になっています。濡れて壊れる心配がないので、外で使うのにも安心です。


着けてみると、軽いのも良いですね。


長時間持つバッテリーを搭載していると、どうしてもその分重くなりがちなんですが、充電機能を別に持たせることでそこをカバーしていますね。


小さなバックだと、財布とちょっとした小物を入れたらいっぱいになっちゃうから、Bluetoothイヤホンでも首まわりにバンドがあるタイプだとスペースがなくなっちゃうんですよね。


実は56年くらいの長い歴史があるブランドなので、いろんな部分が洗練されているんです。あの月面着陸のアポロ計画にも採用されたり、航空業界で使用されているヘッドセットを作っています。ハンズフリー通話に使えるマイク性能が優れていて、相手側に伝わる声の質が良いという特徴もありますね。


では実際に、聴いてみてもらいたいと思います。ちなみに内田さんは普段、どういった音楽を聴いていますか？


『サニーデイ・サービス』の去年出たアルバムが良くて、それからめちゃくちゃ好きになって聴いています！ あとは『toe（トー）』みたいなインスト系とか、『RCサクセション』とか・・・。


渋い。


女性ボーカルだと、自分の曲を聴いていることが多いかなと思います。・・・めっちゃ良い音でした！ これは低音がバシッときて、声もクリアで、好きですね。「I'm a boy」（サニーデイ・サービス）は、サビのところで楽器が入ってくるんですけど、その入り方が自然でした。キレイに耳に入ってきて、それぞれの楽器が「弾いてる」って感じられるみたいに。


内田さんが感じられた通り、楽器の音の輪郭をハッキリさせる解像感の高さが、このイヤホンの特徴となります。


低音もドゥンドゥンってうるさいのではなく、ベースラインがしっかり聴こえるのが好みなんですけど、まさにそういった感じ。音が増えるとモヤッと聴こえるときがありますけど、そういったこともないですね。


低音がモコモコしたり、こもったように聴こえがちなBluetoothイヤホンは多いので、音のバランスが良いのは優秀な証なんですよ。このイヤホンでは、「HQカスタムSBCコーデック」という必殺技のような名称の独自の伝送技術を使っているのも音に良い影響を与えています。


そうなんですね！ それに、すごく耳にフィットして、外の音が聴こえないです。


遮音性を高める設計になっているのが効果的に働いていますね。ということで、Bluetoothイヤホンは、便利だし音も良くなっていることが分かっていただけたと思います。あえて言うなら、リズムゲームをプレイするのにはちょっと向いていないくらい。こればかりは 「パーフェクト」のタイミングで押したはずが「グレート」になるくらいには体感でズレます。


そういえば私もスマホゲームはしますけど、Bluetoothイヤホンでリズムゲームはまだ試してなかったです。


もちろん、シナリオ主体のゲームやパズルゲームだったり、動画を見たりする分にはぜんぜん許容範囲ですけどね。もしリズムゲームに比重を置いていたり、充電をとことんまで忘れるという人には、ケーブルありのイヤホンにメリットがあると思います。

Plantronics「BackBeat GO 3」【SPEC】●ドライバー：カスタムメイドφ6mmダイナミックドライバー ●Bluetooth規格：3.0 ●対応コーデック：HQカスタムSBC ●再生周波数帯域：20Hz〜20kHz ●連続音楽再生時間：最大約6.5時間、充電ケースは1回のフル充電に対応 ●価格：12,500円（税抜）／本体のみ、16,500円（税抜）／充電ケースつき 商品の詳細はこちら